全国のドクター14,117人の想いを取材
クリニック・病院 156,485件の情報を掲載(2026年1月30日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 流山市
  4. 流山おおたかの森駅
  5. たに眼科クリニック おおたかの森院
  6. 谷 健志 院長

谷 健志 院長の独自取材記事

たに眼科クリニック おおたかの森院

(流山市/流山おおたかの森駅)

最終更新日:2026/01/22

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院 main

流山おおたかの森駅から徒歩5分の「たに眼科クリニック おおたかの森院」。優しい笑顔が印象的な谷健志(たに・たけし)院長は、臨床工学技士として働きながら医学部を受験。眼科医となってからも短期間で数多くの白内障手術経験を積むなど、ハードな道のりを歩んできた努力家だ。それでも、おごることなく「僕は恵まれています」と謙虚に語る。大人から子どもまで、わかりやすく説明することを大切にしながら、それぞれの悩みに寄り添っている。名前のとおり、健やかな志を忘れることなく研鑽を重ねてきた、その原動力は何だったのか。生まれ育ったエリアで地域医療に貢献したいという想いなどと併せて、詳しく話を聞いた。

(取材日2025年12月16日)

やりたいことを探し続けた末に、医学部で見つけた天職

働きながら医学部を再受験されたそうですね。

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院1

はい。社会人としての一歩は、医療機器のエンジニアである臨床工学技士としてスタートしました。もともと工学部出身で、特にやりたいこともなく、なんとなく選んだ進路だったんです。そうした中、大学で講師をしていた医師が、自分の仕事を楽しそうに語る姿に衝撃を受けました。いつしか、自分も医学部に行けばやりたいことが見つかるのではないかと考えるようになりました。工学部を中退しての再受験も考えましたが、母子家庭だったので、母を安心させたくて就職することに。そこからは5年間、ひたすら仕事と勉強の日々でした。平均睡眠時間約3時間という毎日に、途中で挫折しそうになったこともありますが、そうした自分を「納得いくまで、最後までやりなさい。中途半端はいけない」と、支えてくれた母には感謝しかありません。医学部をめざしてから5回目の夏。学士編入学試験に合格し、青森県の弘前大学医学部に進学できました。

眼科を選んだ理由と、眼科医としてのキャリアについて教えてください。

人間の体のつくりを一から学べるのは面白くて仕方ありませんでした。医学部に入ってからは、毎日が楽しすぎて幸せすぎて、それまでの苦労が一気に消えましたね。手を動かすのが好きだったので、最初は外科も考えました。でも、僕は現役生と比較したら8年もブランクがあるので、先輩医師から外科よりも独り立ちに時間がかからないと聞いた眼科を選択することにしたんです。それから千葉に戻り「亀田総合病院」に就職し、入局当初から数多くの手術を担当してきました。スタートの遅れを取り戻そうと、たくさん経験させてもらい、多忙な日々でしたが、技術が確実に向上していくのを実感できて全然苦には思いませんでした。医師になってからは、むしろ恵まれすぎなくらいで、ありがたいことです。

この場所に開業したきっかけをお聞かせください。

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院2

幼稚園の頃から隣町の南柏で育ち、この辺りの山が切り開かれる前の景色もよく覚えています。地名の由来になったオオタカは見たことはありませんが、父が運転する車の前を横切るタヌキは何度も目撃していますね(笑)。そんな愛着のある場所で地域医療に貢献したかったというのももちろんありますが、母も高齢になってきて心配なので実家の近くで働きたいという思いもありました。妻は他業種の会社員でしたが、長らく勤めた会社を辞めて手伝うといってくれたのはうれしかったですね。事務全般をお願いしていて、頼りにしています。視能訓練士、看護師、医療検査補助や受付のスタッフは皆明るく、笑顔がすてきなんですよ。患者さんとの関係は「どうしましたか?」という問いかけから始まるので、笑顔は大事です。患者さんが心を開き本音を話してくれるように、皆で力を合わせていきたいと思っています。

早期に対策すべき小児の近視進行抑制に注力

小児の近視の相談が多いそうですね。

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院3

地域柄、小児の患者さんも多くなっています。その中でも最近目立つのが近視のご相談です。親御さんが近視の場合は遺伝的になりやすいですが、今は環境要因によって近視になるお子さんが増えています。外で遊ぶ機会が減っていることも、小児の近視の要因として考えられているんです。ただ、安全面の不安やアレルギーなどもあるので、屋内で遊ばせたいという親御さんのお気持ちもわかります。近視は15〜18歳頃まで進みやすいとされているので、早めに対策をとることが大切です。また、3歳時健診で見過ごされることもある弱視・斜視の発見にも注力しています。必要に応じて「名戸ヶ谷病院」「井上眼科病院」「国立生育医療研究センター」「東京慈恵会医科大学附属柏病院」を紹介しています。

小児の近視については、どのような治療法がありますか?

当院で扱っている小児の近視治療法は2つあります。一つはオルソケラトロジーです。近視を矯正するために、就寝時に装着するハードコンタクトレンズです。適応年齢の定めはなく、当院では「自分でレンズの取り扱いができる年齢」という基準を設けています。ハードコンタクトレンズなので、痛みや違和感を伴うことが多いため、10歳以上からがお勧めです。もう一つは抑制法で点眼薬によるものです。最近、国内製の薬が処方できるようになり、当院でも取り扱いを始めました。1日1回就寝前に点眼するだけなので、始めやすいと思います。5歳頃から点眼を取り入れ、10歳頃からオルソケラトロジーに移行したり併用したりすることも可能です。近視が進むと、さまざまな眼病リスクが高まりますので、ぜひ早めにご相談にいらしてください。

小児の診療で心がけていることを教えてください。

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院4

小児だからということではなく、患者さんにはわかりやすくお伝えすることを心がけています。自分が患者さんの立場なら、説明が少なかったり、質問しづらい雰囲気だったりすると不安になると思うからです。小児の患者さんに対しても、親御さんに説明しつつ、本人が理解できているか様子を見るなどしています。言葉だけではどうしても伝わりにくいので、眼球模型や画像を使って、視覚的にも伝えられるように日々考えているところです。

日帰り白内障手術で、患者の生活の質向上をめざす

成人では、どんな疾患が多いでしょうか?

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院5

30〜40代だと、眼精疲労や老眼のような症状の方が多くなっています。やはりパソコンで仕事をされる方が目立ちますね。さらに上の年代で増えるのは、白内障のご相談です。当院は日帰りでの白内障手術を行っていて、お友達やご家族から紹介されて来てくださる方も少なくありません。前職の「亀田総合病院」にて、さまざまな白内障手術を経験させていただいたので、今度はこの地域の皆さんに還元できればと思っています。白内障手術自体は、時間にして10〜20分程度です。できるだけ患者さんの負担にならないよう、先進の手術装置を備えることにもこだわりました。

日帰り白内障手術では、患者さんのライフスタイルにも気を使われていると伺いました。

そうですね、無理に手術を勧めないようにしています。検査の数値だけで手術適応を判断せず、患者さんが日常生活でどのくらい困っているかも重視します。手術が不要であれば、それに越したことはありません。手術が必要となったときには、レンズ選びが重要です。適切な見え方になるよう、ご本人やご家族から普段の生活スタイルを詳しく伺います。「せっかく手術をするなら」と、これまでの見え方から大きく変えたい気持ちもわかりますが、あまりお勧めできません。例えば近視の方であれば、近くに焦点が合うよう手術して、遠くを見るときはこれまでと同様、眼鏡で補正していく。そうしたほうが術後の生活がスムーズに運びやすいと思っています。また、手術についてはご家族も心配だと思うので、ご家族のお気持ちも大切にするように心がけています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

谷健志院長 たに眼科クリニック おおたかの森院6

開業から2年半がたち、多くの患者さんに来ていただけるようになりました。「家族から話を聞いて」と来ていただけるのは、医師冥利に尽きます。一方で、混雑により待ち時間が長くなるなど、患者さんにご迷惑をおかけしていることも事実です。慌ただしさの中でも丁寧な診療を心がけていますが、患者さんを不安にさせていないか心配になることも少なくありません。開業当初からの「気軽に立ち寄れるクリニックでありたい」という方針は変わっていませんので、ご安心いただければと思います。目の健康維持は早期受診が何よりも大切です。目が痛い、かすむ、乾くといったお悩みがあれば、いつでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/4万4000円~
低濃度アトロピン点眼液(1箱30日分)/4380円

Access