全国のドクター14,066人の想いを取材
クリニック・病院 156,415件の情報を掲載(2025年9月12日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 墨田区
  4. 錦糸町駅
  5. 錦糸町おおかわ眼科クリニック
  6. 痛みがほぼなく合併症のリスクも少ない白内障の日帰り手術

痛みがほぼなく合併症のリスクも少ない
白内障の日帰り手術

錦糸町おおかわ眼科クリニック

(墨田区/錦糸町駅)

最終更新日:2025/09/11

錦糸町おおかわ眼科クリニック 痛みがほぼなく合併症のリスクも少ない 白内障の日帰り手術 錦糸町おおかわ眼科クリニック 痛みがほぼなく合併症のリスクも少ない 白内障の日帰り手術
  • 保険診療

目においてレンズの役割を果たす水晶体が、加齢などが原因で濁った状態になってしまう白内障。その治療法としては、水晶体を人工レンズに置き換えるための日帰り手術が主流である。「錦糸町おおかわ眼科クリニック」の大川隆一院長は、眼科専門病院や大学病院の眼科で数多くの白内障・網膜硝子体手術を手がけてきた。特に白内障手術に関しては、一般的な症例だけではなく進行してしまった難症例にも対応しているが、日帰り手術であれば痛みや合併症もほぼなく、ごく短い所要時間で済むという。「大がかりな手術になると合併症のリスクが高まりますので、日帰り手術ができるタイミングを逃さないよう定期的な受診を心がけましょう」と呼びかける大川院長に、手術を受けるタイミング、日帰り手術の流れ、クリニックの特徴などについて詳しく聞いた。

(取材日2025年8月27日)

日帰り手術をするには、症状を放置せず定期的な検診を受け、適切なタイミングを図ることが大切

Q白内障とは、どのような病気ですか?
A
錦糸町おおかわ眼科クリニック 外来での診療から日帰り手術まで大川院長が対応してくれる

▲外来での診療から日帰り手術まで大川院長が対応してくれる

目の中でレンズの役割をしている水晶体が濁ることにより、徐々に視力が低下していく病気です。患者さんのほとんどが加齢性白内障で、主な症状は「物がぼやける」「かすんで見える」「目が疲れやすい」「ピントの合う距離感が変わる」「晴れた日の屋外や対向車のライトが今までよりもまぶしく感じる」などです。こうした症状は徐々に進行していくため、気づくのが遅れがちになります。また、加齢だけでなく外傷や先天的な要因によるもの、糖尿病、アトピー性皮膚炎、薬剤、放射線、その他の目の病気がきっかけとなって発症するケースもあるため、必ずしも高齢者特有の病気ではありません。

Qすぐに手術するべきでしょうか?
A
錦糸町おおかわ眼科クリニック 患者の希望に合わせた選択ができるよう丁寧な説明を心がけている

▲患者の希望に合わせた選択ができるよう丁寧な説明を心がけている

白内障の手術にはある一定の目安があります。例えば、視力の低下も手術を選択する目安の一つです。とはいえ、見え方は人それぞれに異なるので、中には「日常生活に不便がないうちは手術を受けたくない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、時期を逃すと、入院や大がかりな手術などが必要になってしまうこともあるため、早すぎず、かつ遅すぎずといったタイミングを見極めることが重要です。それには、定期的な受診で目の状態を把握しておくことが大切です。また、日帰り手術であれば体への負担も少なく済みます。

Q手術には、痛みや合併症のリスクがありますか?
A
錦糸町おおかわ眼科クリニック 検査結果の説明を受け、必要に応じて日帰り手術へ進む

▲検査結果の説明を受け、必要に応じて日帰り手術へ進む

目の手術と聞くと恐怖心を抱きがちですが、日帰り手術では点眼麻酔だけで済むことが多く、痛みはほぼありません。想像以上に楽に感じられると思います。また、手術に関しての事前説明もしっかり行いますので、安心してお任せください。手術の合併症として、細菌による眼内の炎症などが起こることがありますが、術前・術後の消毒処置を徹底して行っていれば、そこまで心配される必要はありません。しかし、白内障が進行して大がかりな手術になると合併症のリスクも高まりますので、日帰り手術ができるタイミングを逃さないよう定期的な受診を心がけましょう。

Q白内障の手術の流れを教えてください。
A
錦糸町おおかわ眼科クリニック 先進の機器をそろえ、専門の機関とも連携しながら診療する

▲先進の機器をそろえ、専門の機関とも連携しながら診療する

まず、問診票をもとに医師からヒアリングを受けます。その後、視力検査、眼底や水晶体の様子を観察する散瞳検査を行い、白内障の進行具合や他の病気の有無などを確認します。手術は局所麻酔を点眼で行った後、黒目の縁を約2mm切開して超音波乳化吸引装置を入れ、超音波の振動によって白濁した水晶体を破砕。その後、眼内レンズを挿入・固定して終了です。所要時間は片目で約10~15分です。術後はリカバリースペースで5~10分休憩し、特に異常がなければそのまま帰宅していただきます。

Qその他、こちらで行う手術の特徴を教えてください。
A
錦糸町おおかわ眼科クリニック 短時間の手術で患者の負担にも配慮

▲短時間の手術で患者の負担にも配慮

私は大学病院の眼科などでさまざまな眼病に向き合い、難症例も数多く手がけてきました。その経験を生かし、網膜硝子体手術、緑内障や糖尿病網膜症のレーザー手術なども行っています。白内障手術に関しては一般的な症例だけではなく、進行してしまった難症例にも対応しています。手術には糖尿病網膜症などが悪化するリスクもあるのですが、そうした場合に実施される硝子体手術も可能です。また、眼科の手術では手術室のクリーン度が重要になるため、陽圧換気システムで雑菌が流入しないように配慮しています。さらに、広角の眼底画像と網膜断面画像が1台で得られる検査機器など検査設備も充実させ、視能訓練士が精密な検査を行っています。

ドクターからのメッセージ

大川 隆一院長

最近は、糖尿病やアトピー性皮膚炎など、加齢以外の要因で白内障を発症する人が増えています。放置すると大がかりな手術が必要となり、逆に悪化してしまうこともあるため、眼底疾患までしっかり対応できる医療機関を選ぶようにしてください。日帰り手術に関しては、日頃から定期的に受診し、タイミングを図ると安心です。また、手術で使用する眼内レンズの種類についても、気軽にご相談ください。

Access