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医療法人 関東病院

梅川 淳一 病院長

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「医療とは何だろう?」「医療が人に果たすべき役割とは?」医療者であれば、誰もが問いかけ続けるこうした問いに、一定の気づきを与えてくれるのが、横浜市磯子区にある療養型病院「関東病院」だ。2013年に現在の地に199床へ増床移転した同院は、地域の高齢化ニーズに応え、120床の療養病床を完備。質の高いリハビリを担保しながら、地域の受け皿として患者本位の医療を提供し続けている。現在病院長を務める梅川淳一医師は、そんな病院の新築移転に際し、医療の見直しから院内インテリアに至るまでつぶさに関わりを持ってきた。「患者さんも、ご家族も『関東病院にかかって良かった』と思っていただける病院であるべき」と語る梅川病院長は、脳神経外科分野での30年以上に渡るキャリアを通じて、「医療のあるべき姿」を模索してきたという。「人はいつかは必ず死ぬ生きもの。だからこそ、患者さんが望む形の最期をサポートするのも、医療の持つべき役割の一つではないかと思うのです」とも。そんな病院長に病院の特色に加え、命と死、そして医療と人生についてなど、思いの丈を聞いた。(取材日2016年11月14日)

地域の受け皿として患者本位の医療を提供

―「関東病院」はどのような病院なのでしょうか?

もともと高齢で寝たきりの患者さんがほとんどの老人病院でした。急性期病院での治療が完了し、容態が安定したところで移ってこられる患者さんが多い病院ですね。積極的な加療は難しいけれど、本人にとって好ましいケア、すなわち本当の意味での「Best Supported Care」を提供する受け皿として、2013年の新築移転後は療養病床も増床してニーズに応えています。手術などの積極的治療は行われないとなると「手の施しようがなくて見捨てられた」と感じられる患者さんもいらっしゃるようですが、決してそうではありません。われわれが患者さんのためにできることは多くあると感じています。患者さんの生きる意欲に応える医療やリハビリ、そして私たちだからこそできる心のこもったコミュニケーションなどで、患者さんの療養生活を支えていきたいと考えています。

―診療方針や院長ならではの医療方針などがあれば教えてください。

病院のエントランスにもギリシャ哲学者の言葉をラテン語で掲げてありますが、「すべては患者様のために」のひと言に尽きます。日本医療の現状に目をやると、本人の望まない延命治療が患者を苦しめている現実にも気づきます。人間は年をとり死ぬことが当たり前の生き物。しかし、高齢者が食べられなくなると、救急搬送され病院で胃ろうや中心静脈栄養を施されるのが当然なのは、どこか間違っていると感じます。医療教育は単なるスキルにとどまってはならず、すべて「患者様のためになるか」という視点が必要です。医療行為を行うことだけが医療ではなく、不要な医療行為を中止することも医療なら、医療行為を離れて患者さんとお話しすることでその不安を取り除くこともまた大事な医療なのです。「すべては患者様のために」これが現在当院が最も大切にしている理念であり、それを院内にくまなく伝えるのが、院長である私の一番大切な役割であると考えています。



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