杉本 義樹 院長の独自取材記事
なぎ歯科クリニック大島
(江東区/大島駅)
最終更新日:2026/08/06
大島駅から徒歩2分の「なぎ歯科クリニック大島」。クリニック名には、風がやみ、波が穏やかになる「なぎ」のように、「口の中の長期的な安定が続くように」という想いが込められているという。院長を務める杉本義樹先生は、これまでさまざまな診療経験を積んできたオールラウンダーであるとともに、患者のニーズを読み、先進の知識や技術の習得にも熱心な歯科医師だ。同院では虫歯治療などの一般歯科や小児歯科はもちろんのこと、マウスピース型装置を用いた矯正やインプラント治療、セラミック治療、ホワイトニングなど幅広い診療に対応している。その原動力はやはり、「長期的に穏やかな状態を維持する」という強い想いだ。患者の長期予後を考えて診療に取り組む杉本院長に、同院の特徴や診療の選択肢の多さというメリットについて、広く話を聞いた。
(取材日2026年7月3日)
幅広い診療内容は、長期的に口の中を穏やかに保つため
杉本院長のこれまでのご経歴を教えてください。

家族や親戚に医療関係者が多く、その一人である叔父が群馬県で歯科クリニックを開業していて、歯科治療が身近にあったことから、今の道をめざしました。東京科学大学での臨床研修後に、エムズ歯科クリニックで院長なども経験し、荒井昌海先生のもとで研鑽を積みました。小児歯科から自由診療まで幅広く対応している歯科クリニックだったため、私自身も、専門性を絞るよりもオールラウンダーをめざし、虫歯治療からインプラント治療などの外科的処置まで幅広く対応しました。その経験は、今の診療に生かされています。
叔父さまや荒井先生が、杉本先生のめざすべき指標になっていたのですね。
そうですね。荒井先生の元で学んだのは歯科医師としての技術だけではなく、どう患者さんに寄り添うかということも含まれていました。患者さんは何らかの困り事を抱えて歯科クリニックにいらっしゃいます。当院は完全予約制ではありません。それもやはり、困っている方の声に応えたいという気持ちからの表れです。待ち時間が生じる場合は、患者さんの負担にならないよう雑談をするなどして患者さんをリラックスさせてほしいとスタッフに伝えています。このように治療のことだけでなく、患者さんが快適に過ごしていただくためのクリニック作りや患者さんへの接し方など、学ぶことが多かったと感じています。
クリニック名の「なぎ」にはどんな思いが込められているのですか?

当院の理念は、「すべての人のお口の中を『なぎ』に、穏やかに」です。なぎとは海や湖の風が止み、波が穏やかになる状態ですから、口の中を穏やかにしたいという想いを込めています。加えて、ただ単に痛い部分を治してなぎの状態にするのではなく、口の中をトータルで診る全体的な治療によって、長期的に穏やかな状態を維持することが目標です。長く維持するための条件として、いくつかのポイントを設けています。例えば、28本の歯があるか、咬合や顎関節の調和が取れているかなどです。そのポイントが満たされていないのなら、インプラント治療やセラミック治療、歯列矯正、顎関節症の治療といった補うための方法を提案できる体制も整えています。お子さんからご高齢の方まで、患者さん一人ひとりの長期予後を考えた幅広い治療に対応していることが当院の特徴です。
健康と審美性の両立でQOL向上もかなえる
幅広い治療に対応していると聞きました。

はい。当院では治療の選択肢を広く設けていて、保険診療だけでなく自由診療にも対応しています。例えば自由診療では、患者さんの希望に合わせた素材や治療が選択できます。それによって5年、10年と治療箇所を長持ちさせることにもつながり、治療のやり直しが減ることも見込めるので、結果的に治療費を抑えることも期待できると思います。また、審美歯科にも対応していますが、見た目の変化は、患者さんの自信や、笑顔の多さ、仕事のモチベ―ションに影響すると考えています。ただ治療するだけではなく、健康の面と審美面の両方を整えることをめざせば、QOLの向上にもつながるのではないでしょうか。そのポジティブな循環を広めていくことも当院のめざすところです。
マウスピース型装置を用いた矯正とインプラント治療にも注力されていると伺いました。
マウスピース型装置を用いた矯正は当院の診療の柱としているところで、デジタルデータを用いた方法のため、人為的な誤差が生まれにくくなります。この誤差の少なさは、矯正の最終目的である噛み合わせを治療するためにも重要です。矯正によって望める審美面への影響はあくまで付加価値として、当院では噛み合わせを治療することを目的としています。リカバリーにも迅速に対応できるため、矯正期間の延長リスク軽減につながります。インプラント治療においては、高齢化が進む中で侵襲が大きく、リスクがあり、費用がかかるものは望まれていないですから、低侵襲で低リスク、費用も抑えられる治療の提供をめざしています。
治療の提案の際は、丁寧な説明を大切にしているそうですね。

さまざまな選択肢を用意していますが、治療内容を選ぶのは患者さんご自身です。そのために、私たちは口腔内の今の状況とそれに対する治療方法、治療後の定期的なメンテナンスの重要性などをお伝えし、当院に通うことによって患者さんに歯科治療に対する学びを深めていただき、デンタルIQを高めていただくことも重要だと考えています。説明にはアニメーションや図、エックス線写真、模型などを使いながら、私たちの脳内にあるイメージを患者さんにも見てもらうような感覚で伝える工夫をしています。これは小児歯科においても同様で、お子さんにもわかりやすい説明を心がけています。もちろん親御さんにも同じように治療内容はきちんとお伝えします。家族で通いやすい歯科クリニックであれたらうれしいですね。
納得して治療を選べるよう一丸となってサポート
院長が診療の際、大事にしていることは何ですか?

多角的な視点で原因を考えることです。1本の歯だけを見るのではなく、口腔内全体を一つの単位として、包括的な治療を考えることを大切にしています。口腔内の全体的な治療を考える際に用いる手法としてインプラント治療や矯正がある、と考えてもらうといいかもしれません。例えば、顎関節症が改善した後も、歯並びや噛み合わせのずれが残っている場合には、矯正を提案することがあります。矯正によって歯並びと噛み合わせの調整を図ることで、顎関節症の再発予防や根本的な原因の改善をめざせるためです。このように部分的な治療で完結することなく、口内全体を診て、ベストな診療計画を立てています。
原因は何なのか、しっかりと突き詰める必要があるということですね。
そのとおりです。患者さんとお話ししていると、「確かにそういうことがあります」と思いあたる様子を見せる方も多いですね。一見すると顎関節症と矯正は結びつかないかもしれませんが、このようにしっかりと対話していくと、これまで何となく感じていた不調の原因がわかることもあります。矯正では矯正専門の歯科医師に月に1回来ていただいて、お子さんの矯正を含め、矯正の無料相談にも対応しています。また、当院には矯正に限らずですが、トリートメントコーディネーターという、治療に関するすべてのことをわかりやすく説明する専任スタッフが在籍しています。原因を突き詰めて立てた治療計画を患者さんにしっかり理解してもらった上で、治療に入っていきますから安心して任せていただきたいです。
今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

ただ治療するのではなく、5年、10年と長く良い経過をたどれるようにすることが私の目標です。ですから、そのための必要な情報はしっかりとお伝えします。ご結婚やお引越しで大島を離れることになっても、その知識は皆さんの生涯の役に立つのは間違いありませんから。現在行っている治療に疑問点がある、自分の悩みの原因を知りたい、どういう治療をすれば繰り返す虫歯のサイクルを断ち切れるのかなど、質問や相談がある方はぜひいらしていただきたいです。インプラント治療や矯正などの自由診療においても、精度を追求した治療を提供していると自負していますので、選択肢を広げたい方も当院にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/58万円~、小児矯正/35万円~、インプラント治療/5万5000円~、セラミック治療/5万5000円~、ホワイトニング/5500円/1歯~

