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太田 光紀 院長の独自取材記事

太田整形外科クリニック

(調布市/仙川駅)

最終更新日:2023/12/01

太田光紀院長 太田整形外科クリニック main

京王線仙川駅から徒歩10分の場所にある「太田整形外科クリニック」。日本整形外科学会整形外科専門医である院長の太田光紀先生は、東京警察病院で経験を積んだ後、2022年に母の地元でもある仙川で開業した。整形外科とリハビリテーション科を標榜し、毎週火曜日には副院長が泌尿器科の外来診療を完全予約制で行っている。朗らかな笑みと穏やかな語り口で患者に寄り添う太田院長は、「手術が必要な患者さんがいる一方で、適切なリハビリテーションや生活習慣の改善で日常を取り戻すことが期待できる患者さんもいらっしゃいます」と語る。そんな太田院長に、開業の経緯やこれまでの経験、患者への思いについて、たっぷり聞いた。

(取材日2023年10月24日)

手術以外の治療の場を提供したいという思いで開業

開業の経緯について教えてください。

太田光紀院長 太田整形外科クリニック1

私はもともと、東京警察病院で働いていて、手術を中心に研鑽を積みました。ある時から、外来でいらっしゃる患者さんは、必ずしも手術が必要な方ばかりではないと考えるようになったんです。そこで、理学療法士による運動療法をはじめとするリハビリテーションや、姿勢などの生活習慣の改善を試みることで症状を和らげることをめざし、健康な日常生活を送るための手助けをする場所が必要だと感じたことが、開業を検討し始めたきっかけです。最近増えてはきましたが、リハビリテーションを受けられるクリニックはあまり多くありません。困った時に気軽に頼れる身近な場所で、大きな手術に至る前にアプローチできる場所をめざして、母の地元でもあるこの仙川で開業しました。また、6年ほど前からピラティスに興味を持ち勉強してきました。現在ではリハビリテーションにピラティスの考え方を取り入れています。

内装でこだわったことはありますか?

当クリニックは戸建てですので、広さを生かした空間づくりをめざしました。院内はバリアフリーで、ベビーカーや車いすはもちろん、大きな電動車いすも余裕で通ることができる設計にしています。お手洗いも、車いすの方でも安心してご利用いただける、ユニバーサルトイレです。おむつ交換台やベビーチェアも備えつけていますので、お子さん連れでも気兼ねなくお越しください。2階にあるリハビリテーション室は、130平方メートルの広々とした空間です。少しでも快適にリハビリテーションを受けてほしいという思いで、ゆとりのある空間をめざしました。窓の外には畑も見えますし、明るい中で気持ち良く過ごしていただけると思います。

主な患者層を教えてください。

太田光紀院長 太田整形外科クリニック2

仙川には幼稚園から大学までたくさんの学校がありますし、子育て世代も高齢の方も多い地域です。ですので、患者さんの層も幅広く、どの世代も満遍なくお越しいただいていますね。肩や腰の痛みはもちろん、少し気になる悩みがあるなど、患者さんの主訴もさまざまです。後は、私が以前いた病院で足の手術をしていた経験をお調べになり、相談にいらっしゃる患者さんもいますね。開業して間もないクリニックですが、クチコミで紹介されたという方や、ご家族で通ってくださる方が多い印象です。一度来院した患者さんが、身近な方に勧めたい、一緒に通いたいと思ってくださっているのかなと思うと、うれしいですね。

生活に寄り添い、患者の日常を豊かにしたい

医師をめざしたきっかけは何ですか?

太田光紀院長 太田整形外科クリニック3

父が整形外科医だったことで、自然と父の背中を追うようにして進路を決めたように思います。あとは、人の役に立てる仕事に就きたいという思いがありました。整形外科に進んだのは父の影響もありますが、幅広い疾患を診られることと患者さんの日常に寄り添える存在であることに魅力を感じたからです。腰が痛い、膝が痛いというお悩みは、日々の生活に密接なものです。診療を通して、患者さんの日常を豊かにできるのが、整形外科医の良さだと考えています。いずれは父のように地域に根差した場所で患者さんの役に立ちたいと思っていましたので、開業は自然な流れでしたね。

診療方針について教えてください。

私の診療方針は、なるべく患者さんの立場に立って、わかりやすく説明することですね。医師だから知っている言葉でも、患者さんにとってはなじみのない言葉であることがほとんどです。また、「自分が患者さんの立場だったとしたら納得できるのか?」「家族や親しい友人にお勧めできる治療なのか?」ということは、常に意識しています。これまで勤めていた病院がそういう方針だったことで、自然と今のスタイルができたと感じています。私がいた東京警察病院は、手術も外来も一人の医師が幅広く全身を診ている場所でした。骨折や人工関節、外反母趾など足の外科、脊椎の手術など、さまざまな症状やお悩み、手術に携わってきた経験があることが、現在の診療にも生かされていると感じます。

どのようなリハビリテーションを受けられるのでしょうか?

太田光紀院長 太田整形外科クリニック4

当院では、私が診察して立てた計画をもとに、理学療法士による運動療法や、けん引装置やマイクロ波、低周波治療器など、多様な医療機器を使用した物理療法を提供しています。どのようなリハビリテーションを行うのかは患者さんの症状によって異なりますが、患者さんの体に総合的にアプローチをしながら、生活の質を高めていけるようにサポートします。また当院では、ピラティスについて専門知識を持つ理学療法士が複数人在籍しており、体の基本的な使い方や呼吸に着目するピラティスを取り入れ、身体のサポートになるピラティスマシンを使用することで、手術直後の方や、スポーツをする方から高齢の方でも負担少なく、体の動かし方を身につけることができると考えます。患者さんお一人お一人の症状に合わせてプランを立て、適切なリハビリテーションを提案しますので、お気軽にご相談ください。

地域のかかりつけとして、気軽に頼れる存在でありたい

整形外科専門医として、患者さんに知っていただきたいことはありますか?

太田光紀院長 太田整形外科クリニック5

そうですね。それは、骨粗しょう症についてです。総合病院で働いている頃、毎日のように骨折で手術になる患者さんを見ていました。その方たちのカルテを見ると、以前にも骨折をしたことがあるものの骨粗しょう症の治療をされていない方が多いことに気がつきました。最初の骨折の時に、骨粗しょう症の治療をしていれば、繰り返す骨折を防げたのではと思い、以前いた病院で骨粗しょう症外来を立ち上げて診察していました。以前骨折をしたことがある、骨密度が気になる、という方はお気軽にご相談ください。また、骨密度は20歳の頃がピークで、50歳を境にどんどん下がっていくのですが、長く健康的に暮らすには、若いうちに骨をしっかり作ることも大切です。また女性の場合は出産後に骨密度が下がりやすいので、骨粗しょう症はすべての世代にとって重要な問題です。その点についても知っていただくと、長い目で見た時の健康意識が変わってくると思っています。

今後の展望について教えてください。

まだ開業して間もないクリニックですが、これからも、もっと地域に根差していきたいと考えています。当クリニックは、月曜から土曜まで開けていて、土曜日の午後も診療を受けつけています。部活動で違和感を感じた学生さんや平日は通院しづらい社会人の方にもお越しいただきやすいと思います。そうした通いやすさを足がかりとして、地域の方にとってより身近な存在になって、「困った時は太田整形外科クリニックに行こう」と思っていただけるようなクリニックになりたいですね。そのためにも、日々の診療に誠実に向き合いながら、ゆくゆくは地域の方に向けた講演会もやっていきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

太田光紀院長 太田整形外科クリニック6

当院では、首や肩、腰の痛みから骨粗しょう症などのお悩みやリハビリテーションまで、幅広く対応しています。整形外科のお悩みは、年を重ねたからだと我慢される方もいますが、小さなことでも遠慮せず、まずは相談にいらしてください。大きな手術が必要な状態に至る前に、生活習慣や日頃の姿勢の改善を試みたり、適切なリハビリテーションを行うことで症状を和らげられる、そういった治療を大切にしています。基本的な体の使い方を知ることで大きく変わることもあります。体の痛みや負担が軽くなると、QOLも上がるでしょう。整形外科専門医が丁寧に診ますし、頼りになる理学療法士もいます。長い人生の中で、少しでも毎日が楽しく、心地良く過ごせるようにサポートしますので、地域の皆さまの「かかりつけ整形外科クリニック」として、頼りにしていただければ幸いです。

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