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美しい歯列と正常な口腔機能の獲得をめざす
6歳からの顎顔面矯正

れいファミリー歯科・矯正歯科

(大阪市城東区/新森古市駅)

最終更新日:2024/09/13

れいファミリー歯科・矯正歯科 美しい歯列と正常な口腔機能の獲得をめざす 6歳からの顎顔面矯正 れいファミリー歯科・矯正歯科 美しい歯列と正常な口腔機能の獲得をめざす 6歳からの顎顔面矯正
  • 自由診療

顎と歯のバランスの悪さから歯列が乱れ、矯正治療に取り組む親子が増えている。中でも顎の成長に着目して行う顎顔面矯正は、顎の成長期である6〜10歳頃に取り組む治療方法だ。城東区にある「れいファミリー歯科・矯正歯科」の疋田貴志院長も、顎顔面矯正に積極的に取り組む歯科医師の一人。大学時代からこの治療法について深く学んできた疋田院長は「歯列をただ並べるだけでなく顎のバランスを整えることを図ることで、正しい口腔機能の獲得もめざせる。美しいだけでなく健やかに成長するために、顎の成長期を逃さず治療を受けてほしい」と力を込める。しかし、固定式の装置を使用する治療だけに、治療前には疑問や不安を抱く保護者も多いそうだ。そこで今回は、顎顔面矯正について詳しく解説してもらった。

(取材日2024年8月8日)

審美面だけでなく口腔機能獲得にも大きなメリットが望める治療法。成長の時期を逃さず治療のスタートを

Q子どもの歯並びが悪いと、どのような影響がありますか?
A
れいファミリー歯科・矯正歯科 虫歯や歯周病予防だけでなく、咀嚼や発音、呼吸改善にもつながる

▲虫歯や歯周病予防だけでなく、咀嚼や発音、呼吸改善にもつながる

まず、歯磨きが難しいため虫歯や歯周病のリスクが高まります。それが乳歯の時期なら、永久歯にも影響が出るかもしれません。また、審美面でコンプレックスを感じることも多いでしょう。しかし、実はそれ以上に深刻なのが健康面へのリスクです。子どもたちは成長に合わせてさまざまな口腔機能を獲得していきます。しかし歯列や噛み合わせ、顎の骨格に異常が起きると機能の獲得がうまくいかず、咀嚼や嚥下、発音、呼吸に影響が出ることも。例えば鼻呼吸ができずいつも口をポカンと開けるようになり、口臭やいびきにつながることも。子どもの健やかな成長を願うなら、歯並びだけでなく骨格、特に上顎骨・中顔面の発育にも注目することが大切です。

Q顎顔面矯正とは、どのような治療ですか?
A
れいファミリー歯科・矯正歯科 子どもの成長期に合わせた顎顔面矯正に注力している

▲子どもの成長期に合わせた顎顔面矯正に注力している

顎顔面矯正は歯並びだけでなく、顎の発育にアプローチする矯正方法です。現代の子どもは顎の発育が未熟で歯とのバランスが悪く、その結果歯列が乱れることが増えています。顎の成長が目覚ましい6〜10歳頃の子どもの上顎の内側に固定式の装置を装着し、装置の真ん中についた小さなねじを1日に1回回すことで力を加え、理想的な大きさになるまで顎が成長するようサポートしていきます。人間は上顎が先に発育するため、上顎が十分に成長すればそれに合わせて下顎も大きくなることが見込めます。その結果、上下の顎が理想的な大きさ・バランスになることが見込め、歯並びや噛み合わせさらには顔つきも自然に整っていくことが期待できるのです。

Q矯正を受けるべきか、どんな点から判断すればいいのでしょうか?
A
れいファミリー歯科・矯正歯科 患者と一緒に画像を確認しながらわかりやすく説明

▲患者と一緒に画像を確認しながらわかりやすく説明

出っ歯や受け口、開口など不正咬合の場合はできるだけ早く受診し、重症度に合わせて早めに対策を始めましょう。歯並びが気になり出すのは、乳歯が抜け永久歯に生え替わる頃かと思います。この時期に歯が窮屈そうに見えたり顎が小さい場合こちらも早めに相談したほうが良いでしょう。また、鼻呼吸ができずいつも口がポカンと開いている、口臭がある、姿勢・寝相が悪い、集中力がない、いびきをかく、風邪をひきやすく扁桃腺が腫れやすい、唇が荒れたり切れたりしやすいなどの症状がある場合は、上顎の発育不全が隠れている可能性があります。現時点で歯並びに特別悩んでいなくても、このようなことがある場合は一度ご相談いただきたいと思います。

Q顎顔面矯正のメリットとデメリットを教えてください。
A
れいファミリー歯科・矯正歯科 6~10歳ごろまでに矯正を始めると良いそうだ

▲6~10歳ごろまでに矯正を始めると良いそうだ

メリットは歯並びだけでなく健康な身体づくりにつながることです。子どもの歯列不正の原因の多くは上顎骨の発育不全です。原因は口呼吸になり舌の位置が悪くなること。子どもの時期に歯並びのベースとなる上顎骨にアプローチし、鼻呼吸を促すことで深い睡眠や、ウイルスを吸い込みにくくなり風邪等の感染症になりにくくなることにつながります。酸素を取り込めるようになれば集中力も高まり、学業や部活などにも集中しやすくなります。デメリットは治療できる時期が限られること。最大限の効果を得るには、6〜10歳頃までに治療をスタートしなくてはいけません。また装置装着中は慣れるまで食事や会話がしにくいと感じることがあると思います。

Q顎顔面矯正を行う際に先生が心がけていることは何でしょうか?
A
れいファミリー歯科・矯正歯科 患者が前向きに取り組めるようサポートに努める疋田院長

▲患者が前向きに取り組めるようサポートに努める疋田院長

顎顔面矯正は長期にわたる治療ですので、すぐに結果が出る治療ではありません。個人差はありますが、治療を進める中で一時的に歯と歯の間に隙間ができたり、小鼻が広がったように感じられたりする可能性もありますので、治療前には治療中に想定されることを十分にお話しするように心がけています。また矯正治療は本人の協力あってのもの。カウンセリングの際には保護者の方だけでなく、できる限りお子さんにも参加してもらって一緒に説明を聞いてもらえるように声をかけています。自分が受ける治療について知ることが、治療を成功させるための第一歩。ポジティブな言葉をかけて、親子で前向きに治療に取り組んでもらえたらと思います。

ドクターからのメッセージ

疋田 貴志院長

顎顔面矯正は、子どもたちのより良い発達をサポートする矯正方法です。自然で美しい歯並びはもちろん、しっかりとした口腔機能の獲得をめざすことができます。これは審美面だけでなく、健康面で期待できるメリットも非常に大きいもの。初めてこの矯正法で使用する装置を見た時は「ちょっと怖い」と感じるかもしれませんが、6〜10歳頃の子どもたちであれば2〜3日で痛みや違和感に慣れるはず。保護者の皆さんが心配するよりも、ずっとスムーズに治療が進んでいくのではないかと思いますよ。歯並びの悩みはもちろんですが、口呼吸・いびき・口臭・風邪をひきやすい場合にもご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎顔面矯正/33万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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