阪急宝塚本線・川西能勢口駅を下車、西口ロータリー目の前の商業ビルで、2022年7月から診療を開始した「ことぶき皮ふ科クリニック」。院長の壽順久（ことぶき・よりひさ）先生は一見こわもてにも見えるが、話し始めるとすぐに人好きのする表情になり、特に小児診療の話題になると相好を崩すほど子ども好きな人柄だ。そんな壽院長だが、自身の研究活動や業績、診療方針について話す時には、真剣な表情になる。最新の医学を学び続けることは医師として当然と言う壽院長。これまでの研究と国内外での研鑽をもとに医療的フットケアを導入し、糖尿病による足病変に対しても治療を行う。大阪大学医学部や大学院で続けてきた研究と臨床経験、開業で知った発見や驚きについて、じっくり語ってもらった。

（取材日2022年7月20日）