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新木 志門 院長の独自取材記事

船橋あらき歯科・矯正歯科

(船橋市/船橋駅)

最終更新日:2025/09/10

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科 main

JR中央・総武線船橋駅北口のペデストリアンデッキに直結している「船橋あらき歯科・矯正歯科」。同院は新木志門院長が船橋界隈に暮らす人々を一生にわたって診ていきたいとの想いで2022年6月に開業した。エントランスを入ると自然光が降り注ぐ気持ちの良い空間が広がっている。新木院長は患者の話に耳を傾ける「傾聴」を重視し、一人ひとりの患者に真摯に向き合っている。その誠実な姿勢の背景には、開業前に勤務していた滋賀県のとある歯科医院の院長の影響が大きいという。「歯科医師である以前に、人としてどうあるべきかを学んだような気がします」と新木院長。歯科医療への想いや診療の特徴などについて話を聞いた。

(取材日2022年6月30日)

傾聴を大切にして、患者一人ひとりに真摯に向き合う

駅からデッキ直結でとても通いやすいですね。

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科1

開業するにあたって、患者さんが受診しやすい通いやすいという点にこだわりました。ここは船橋駅のすぐそばで、土・日曜日も19時まで診療しています。月曜日から金曜日の仕事帰りや、土日しか時間の取れない方でも受診しやすいと思います。院内はバリアフリーにして、内装もどんな方でも受け入れられやすいデザインにしています。白と優しい色合いを基調にリラックスできる雰囲気です。診療室は半個室ですので周りのことをあまり気にせず治療を受けていただけると思います。感染症予防の対策も講じています。患者さんには手指消毒や体温測定、治療前のうがいなどを行ってもらい、治療器具は世界水準であるクラスBの滅菌器による滅菌を行っています。

開業してまだ間もないですが、患者さんはどのような方が来られているのでしょうか。

お子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の方に来ていただいています。これまでの印象では歯科意識の高い方が多いですね。定期的に検診に通っていたという方や、もう少し歯をきれいに整えたいという方など、ご自身の歯の健康に関心を寄せている方が多いようです。 歯の健康を維持したい、口の中をきれいにしたいと考えている30代から60代くらいの女性の方々にまず来ていただいて、そこからご家族やお友達など患者さんの輪が広がっていけばと願っています。

こちらの診療方針についてお聞かせください。

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科2

まず大切にしているのが傾聴です。患者さんの悩みは人それぞれです。痛みを取りたいのか、見た目をきれいにしたいのか、しっかり噛みたいのかなど、患者さんが言いたいこと・伝えたいこと・望んでいることにきちんと耳を傾けています。患者さんに、「ここに来て良かった」「相談して良かった」と思ってもらうためには、患者さんの気持ちに寄り添いながらお話をよく聞くことが大切だと思います。その上でそれぞれの悩みに応じた適切な治療について丁寧に説明しています。良い治療を行うためには、診査・診断力が極めて重要です。その症状を引き起こしている根本的な原因を特定できるかどうか。当院ではこれまで多くの症例を診てきた経験と知識を最大限に生かしながら、適切な診断に努めています。

手間暇省かず、一つ一つをきっちり丁寧に行う

患者さんへの説明ではどんな点を工夫しているのでしょう。

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科3

患者さんにはできるだけかみ砕いてお話ししています。なぜそのような状態になっているのか、なぜこの治療が必要か、難しい言葉は使わず、わかりやすい言葉に置き換えて、でも伝えるべきことはしっかり伝わるよう努めています。患者さんには、「それならよくわかった」と実感してほしいんですよね。これまで歯科医師の説明を受けても、何となくわかったような気になっていたことも少なくないでしょう。治療は段階的に進みますから、その都度、今、どういう状況であるかも丁寧にお話ししています。また、単に歯のトラブルを治療するだけでなく、患者さんの心身の変化にも目を配りながら診療をしています。

例えばどんなことでしょうか。

口の中が健康であれば、おいしい物を食べられます。大きな口を開けて笑うこともできるでしょう。いわば口は、心身ともに健康の入り口ともいえるのです。3ヵ月に1回の頻度で定期的に検診を受ける診療科は、歯科だけではないでしょうか。定期的に患者さんの歯を診ますから、ご自身で気づいていないことも発見しやすいです。歯のトラブルが起こる原因に細菌感染と免疫力の低下があります。免疫力が下がる時はどんな時かというと、疲れていたり何らかの病気にかかっている時です。もし歯に何かトラブルが出れば、免疫力が低下している危険信号でもあるのです。そんな時は「最近、疲れていませんか」とか「この頃、体調はどう?」というようにお声がけします。他にも食いしばりで歯の痛みが出ている場合、ストレスが原因とも考えられます。このように口腔内を診ながら、心身の健康についても診ることが歯科医院の役割でもあると考えています。

治療面での特徴や力を入れていることについて教えてください。

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科4

どんな治療においても一つ一つの工程を決して手を抜かずに、丁寧にきっちりと行っています。他の歯科医師が見たら、こんなことまでやっているの、と驚くことも多いかもしれません。本当に細かいこと、ちょっとしたことなので、ここで一つ一つお話しするのは難しいのですけれどね。1つの例を挙げれば、根管治療の時にラバーダムを使うことでしょうか。ラバーダムは根管治療の際、患部の歯以外の部分を覆うゴムシートで、患部への唾液の流入を防ぐための役目があります。これはあくまでも一例ですが、手間がかかっても、どんなことでも省かずきちんと行うこと。それが質の高い治療につながっていくと思っています。当院では根管治療の他、歯科や歯科口腔外科、歯周に関する外科的治療など、幅広く対応しています。中でも得意なのが審美面に配慮した治療です。豊富な知識に基づいて診査診断し、的確なゴールへの道筋を考えることを大切にしています。

恩師から学んだ歯科医師である前に人としてあるべき姿

ところで、先生が歯科医師をめざしたきっかけはどんなことだったのですか?

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科5

両親が歯科医院を開業していて、私自身は当初、医師をめざしていました。ちょうど大学受験の頃、父が頸椎を損傷する大ケガをしたのです。父を診た医師からは一生、車いす生活かもしれないと言われたそうです。それで父の歯科医院や自分の将来はどうなるのかと不安に思い、経済的なことも含めて受験先を考え直したのです。そんな中、父の歯科医師仲間の5人の先生方が、父の歯科医院の診療を手伝ってくださったのです。皆さん忙しい中、患者さんが待っているだろうから、と言っておられました。そんな姿を見て、なんて素敵な方たちなのだろうと感動しました。こんなに素敵な仲間がいる歯科医療の世界で働きたいと思ったのです。

良いお話ですね。他に何か心に残った出来事はありますか。

歯科治療のことではないのですが、開業前に勤めていた滋賀県の歯科医院の恩師からは、大切なことを学びました。ある日、先生とタクシーで出かけた際、降りる時に先生が運転手さんにさりげなく「気をつけて帰ってくださいね」と一言添えたのです。自分は運転手さんにそうした言葉をかけたことがなかったので、とても驚いたんです。そんな先生の姿から歯科医師である前に、人としてどうあるべきか気づかされました。どんな人に対しても相手のことを思いやって真摯に丁寧に対応することが大切であると。人に対して丁寧に接することができない人は、仕事にもその素振りが現れるのではないでしょうか。自分自身が考える現在の診療姿勢のバックボーンには、今、お話ししたようなことがあるのかなと思っています。

では最後に、今後の抱負をお願いいたします。

新木志門院長 船橋あらき歯科・矯正歯科6

10年、20年たった後も「ここを受診して良かった」「ここに相談に来て良かった」と思ってもらえるよう、これからも努力していこうと思います。一人ひとりの患者さん、一つ一つの治療に真摯に向き合いながら、一生にわたって診ていこうと思っています。当院が患者さんの口腔内だけでなく心身の健康をサポートできる場、心身の健康維持という点で多くの患者さんとつながれる場となれたら、と願っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分矯正/11万円~、歯列矯正/71万5000円~121万円、マウスピース型装置を用いた矯正/66万円~110万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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