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吉田 美沙子 院長の独自取材記事

旗の台東口・ノナ皮膚科

(品川区/旗の台駅)

最終更新日:2022/09/15

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旗の台駅東口から歩いてすぐの場所にある、アクセス良好な「旗の台東口・ノナ皮膚科」。淡くシックなトーンで統一された院内には、落ち着いた雰囲気が漂い、訪れる人たちの不安をふっと和らげてくれるようだ。日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を持つ吉田美沙子院長は、都内や名古屋の大学病院・クリニックで幅広い症状と向き合ってきた皮膚科のエキスパート。診療時の会話の中で、患者の気持ちや治療への思いをくみ取り、一人ひとりに合った方法を提案している。湿疹などの皮膚疾患はもとより、美容に関する相談にも数多く応じてきた吉田院長に、同院の方針や診療内容について詳しく聞いた。

(取材日2022年8月19日)

患者の「良かった」を原動力に。幅広い診療経験を駆使

先生のご経歴を教えてください。

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2006年に名古屋市立大学医学部を卒業し、その後同大学の大学病院で研修医として勤務しました。大学病院ならではの比較的まれな、水疱症、膠原病、重症薬疹の疾患から悪性腫瘍まで広く経験し、皮膚科の基礎を学びました。研修後は、名古屋第二赤十字病院(現:日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院)に大学より派遣となりました。2次救急が盛んな病院で、重症の熱傷や、交通外傷、重度感染症、良性悪性腫瘍の患者さんが多く来られていました。血管の閉塞による病変については、血管外科と、関節部の感染症については整形外科と、というように他科と連携してより専門的な治療に携わることができ、充実した5年間でした。

レーザー機器の扱いや美容皮膚科の分野についてはどちらで経験を積まれたのでしょうか。

レーザーやアレルギー、美容についてのより専門的な知識を習得するために、非常勤医師としてクリニックで働く傍ら、研鑽を積んできました。ニキビや先天性のあざのレーザー治療については、虎の門病院皮膚科で5年間学びました。また、アレルギーについては藤田医科大学病院皮膚科で、しみやあざのレーザーについては藤田医科大学ばんたね病院でそれぞれ学びました。しわやヒアルロン酸については、それらを得意とするクリニックで習得しました。

皮膚科領域の幅広い経験をお持ちなのですね。

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皮膚科というと、湿疹ややけどなどの治療を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実際は、良性の皮下腫瘍である粉瘤や脂漏性角化症の治療、しみ・しわのケアなど美容皮膚科まで広範囲にわたります。すべての専門家になることは難しいことですが、一通り対応できるよう研鑽を積んできました。医療従事者にとっては、やはり患者さんからの「良かった」という声が一番の原動力です。私もこれまでの経験を生かして、長く皆さんのお役に立ちたいと思い、開業という形をとりました。体力の続く限り、生涯現役で頑張っていけたら良いと思っています。

開業の際は、内装にもこだわられたとか?

限られたスペースの中で、充実した無駄のない空間をつくることを心がけ、設計士さんと綿密に相談しました。診療室を3つ、処置室、レーザー室を備え、診療と施術のスペースを分けているので、診察・説明・処置を並行して行えるようにしました。また、床材や壁、カウンターなど、緊張して来られる患者さんが落ち着いて過ごせるように色彩やインテリアを選び、ロゴデザインにもこだわりました。

保険診療、自由診療を問わず患者本位の診療をめざす

改めてクリニックの特徴を教えてください。

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一般皮膚科の保険診療をメインとして、美容皮膚科も気軽に相談できるクリニックをめざしています。ご相談は一般に湿疹、あせも、じんましんが多いですが、特にニキビのご相談が多いように思います。ニキビの治療では綿密にお話を伺うことで、悪化の原因を特定し、洗顔の仕方や化粧品類の選び方のカウンセリングを行い、生活指導を行っています。白ニキビに対しては、専用の器具で一つ一つ丁寧に膿を出し、適切に抗生剤内服薬を使用します。また、慢性ニキビやニキビ痕には、ピーリングなどの自費治療もお勧めしています。慢性湿疹や痒疹、ケロイドなどは治りにくいケースも多いので、定期的に受診していただき、経過を診ながら治療をしています。美容皮膚科では、実際に自分で試してみて「これなら患者さんにもお勧めしたい」と思えるものを提供しています。お悩みを伺いながら、押しつけにならないよう、希望の内容を会話の中でくみ取るようにしています。

美容皮膚科では、どのような相談に対応されていますか?

加齢によるしみ、灰色のしみ、ほくろ、首回りのイボ、ニキビ痕、しわ等に対応しています。しみは肝斑やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などさまざまな種類を合併していることがあり、診断が難しいケースも少なくありません。肝斑が混じる場合は飲み薬を併用しながら治療を進めます。しみの処置後は、その後良い状態を保っていただくために、高機能化粧品類をうまく使用していきます。ほくろ、首周りのイボ、脂漏性角化症は、二酸化炭素レーザーを用いた麻酔下での除去処置で取ることが可能です。難治なニキビやニキビ痕に対しては、ケミカルピーリングがお勧めです。額や目尻の表情しわに対しては、ボトックス注射や、ヒアルロン酸注射などのご相談に応じています。

一般皮膚科と美容皮膚科の違いについて教えてください。

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一言でいえば、一般皮膚科の保険診療では行えないことが、自費診療で行える、あるいはより美しい効果が期待できるということではないでしょうか。一般皮膚科と美容皮膚科の境目は、だんだん変化していると思います。例えば、ニキビの毛穴のつまりを減らす目的の外用剤は、以前は一般の保険診療にはなかった分野です。かつては容姿の問題とされていたからでしょうか。その後、時代の移り変わりとともにニキビは皮膚疾患と認められ、薬の処方も保険診療となりました。薄毛やニキビ痕なども、いずれ美容ではなく一般診療として扱われる日が来るかもしれません。一般皮膚科と美容皮膚科は地つなぎではありますが、どこまでが保険診療かというのはあくまで決め事です。患者さんそれぞれにとって、より良い結果が期待できる方法を提供していくことが肝心ではないでしょうか。当院ではさまざまな選択肢をご用意して、患者さんのご希望に添えるように取り組んでいます。

患者が治療へ前向きになれるよう、納得感のある診療を

診療の際、どんなことを心がけていますか?

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相談しやすい雰囲気づくりが第一と考えています。例えば、患者さんのお話を一つ一つ丁寧に伺うようにすれば、次第に緊張がほぐれ、一番気になっていること以外の症状について相談いただけるかもしれません。お子さんに関して言えば、一度クリニック嫌いになってしまうと受診が難しくなり、治療が遅れてしまうケースもあり得ます。リラックスしていただける接遇をスタッフ全員で心がけています。もう一つ重要なのが、できる限り診断名をお伝えすることです。もし診断名が告げられないまま薬を処方されたら「なぜこの薬をもらったのだろう」と疑問に感じる方もおられると思います。診断名と治療内容に納得されれば安心につながり、治療へ前向きになれるでしょう。皮膚科疾患は皮疹から診断が一つに絞りにくいこともよくありますので、さまざまな可能性を患者さんにお伝えすることが必要だと思います。

皮膚科には、どんなときに受診すれば良いでしょうか?

湿疹は、ひどくなってからですと、治った後も茶色い色素沈着を起こし、しみになってしまう場合がありますので、早めの治療をお勧めします。また、医療技術というのは日進月歩で進化していますから、過去に何度か受診したもののなかなか治らなかった経験がある方も、進歩した医療技術によって以前より良い結果につながるように思います。皮膚疾患の治療は治癒するまでに長い時間がかかることも多いですので、長くお付き合いできるクリニックを選ぶことが大切だと思います。

最後に地域の方へメッセージをお願いします。

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誠意を持って対応いたします。一般皮膚科、美容皮膚科を問わずお気軽にご相談ください。また、ご自身で水虫を疑われている方の中には、見た目が同じような水ぶくれができる汗疱(かんぽう)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などの別の病気が潜んでいるケースもあります。市販の水虫薬を使用した後では、正しい検査ができないことが多く、まずは、ご相談いただけたら幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ケミカルピーリング/顔1回8800円、ルビーレーザー/10発1万1000円~、ボツリヌス毒素製剤注射/2万2000円~、ヒアルロン酸注射/6万6000円~、ほくろのケア/1mmまで5500円、3mmまで1万1000円、イボのケア3mmまで5500円、10mmまで1万1000円

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