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柿内 貞作 院長の独自取材記事

SAKUデンタルクリニック

(鹿児島市/甲東中学校前駅)

最終更新日:2022/06/24

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック main

加治屋まちの杜公園前に2022年6月1日開院する「SAKUデンタルクリニック」。鹿児島市中心部ながら緑に囲まれた環境にあり、クリニックの大きな窓からは公園を見渡せ、明るい印象のクリニックだ。柿内貞作院長は、口腔外科を専門として大学病院やクリニックで研鑽を積み、目標としていた35歳を目前に地元鹿児島にクリニックを開院。患者の多様なニーズに応えるべく、新たな知識・技術の習得にも余念がない。「また来たいと感じてもらえるクリニックにしたい」と語る柿内院長に、これまでの歩みやめざすクリニック像、治療方針などを聞いた。

(取材日2022年5月17日)

「笑顔がさく、人生に花がさく」をコンセプトに開院

クリニックのコンセプトをお聞かせください。

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック1

歯科治療を通して口元がきれいになると、誰でも気持ちが上がり、自信を持てるようになります。そうすると思いきり笑えるようになり、笑顔があふれる人の周囲には同じように笑顔のすてきな人が集まってきます。そしてみんなの人生が明るく開けてくると思うんです。当院は、お口の中をきれいにすることにより「笑顔がさく、人生に花がさく」をコンセプトに掲げ、クリニックの名称を「SAKUデンタルクリニック」としました。拡大鏡・マイクロスコープを用いた視野拡大下で行うこまやかな治療が特徴で、歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科の幅広い診療に対応し、来院してくださる皆さまに笑顔を咲かせ、人生に花を咲かせていただければうれしいですね。患者さん一人ひとりに合った治療、苦痛の少ない治療に努め、お口の健康づくりをサポートしていきます。

クリニックづくりで大切にしたことは?

清潔感はもちろんですが、落ち着いた雰囲気を大切に、また来たいと感じていただけるような場所にしたいと考えています。壁なども真っ白にはせずに、あえてグレーがかった落ち着いた色合いと木を基調としてぬくもりを感じられる空間に仕上げました。また治療の際には仰向けになっていただくため、圧迫感を与えないよう天井を高くしました。幼いお子さん連れでも気軽に来院いただけるよう、トイレにはおむつ替えシートを設置。キッズスペースは広めのスペースを確保しました。親御さんに安心して治療を受けていただくとともに、お子さんには歯科クリニックを楽しく過ごせる場所だと認識してもらえればと思っています。

加治屋町に開業を決めた理由を教えてください。

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック2

開院にあたっては紆余曲折ありましたが、家族や周囲で支えてくださる方々と相談し、最終的にいい場所に巡り合えたと感じています。私の実家は鹿児島中央駅の裏手にあり、ここは母校の鹿児島中央高校にも近く、子どもの頃から慣れ親しんだ地域です。加治屋まちの杜公園の目の前ということで、お子さんたちの元気な声が聞こえてくるのもいいですよね。診察室からの景色も良くて、患者さんには治療の合間のちょっとした時間もリラックスしていただけるのではないかと思います。また、幅広い年齢層、職業の方に来ていただきたいと考えているため、どこからでも通いやすいアクセスの良さもこの場所を選んだ理由の1つです。クリニックのロゴデザインや植物の装飾などディスプレーは、地元の同級生に協力してもらいました。地域とのつながりを大切に、地域の一員として根差していきたいと考えています。

口腔外科を専門に勤務医として幅広い知識・技術を習得

歯科医師をめざした動機を教えてください。

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック3

父が歯科医師で、1階がクリニック、2階が自宅という環境で育ちました。また、父の兄も歯科クリニックを営んでいます。私の兄も同じく歯科医師の道に進み、父のクリニックを継承する予定です。私自身は、もともと物作りなど手先を動かすことが好きで、将来はエンジニアになりたいと漠然と思っていました。高校3年生の秋頃に、具体的な進路を決める時点になって、考えた結果、歯科医師をめざしてみようと考えるようになったんです。ずっと父の働く姿を見ながら育った影響は強かったと思います。歯学部受験に向けで、必死に勉強し、無事に歯科医師への第一歩を踏み出すことができました。

歯科医師になった時から開院を考えていたのですか。

当初から35歳までに開院したいという目標を掲げていました。大学ではバスケットボール部に所属しており、OBに口腔外科へ進んだ方が多くいました。話を聞くうちに、抜歯だけでなく口腔がんなども診られる口腔外科に大きな魅力を感じるようになりました。開院するなら口腔外科の知識をしっかり身につけておいたほうがいいというアドバイスを受け、卒業後は大学に残り、口腔外科に入局して専門知識・技術の習得に励みました。その後は大学病院とクリニックに3年ずつ勤務して実践力を鍛えようと考え、まずは鹿児島大学病院口腔外科で外来と病棟での診療を経験。糖尿病などの疾患がある患者さんの全身管理についても学びました。その後勤務した熊本県内のクリニックでは根管治療や自費診療の補綴、インプラント治療など、丁寧な指導を受けながら知識・技術を磨き、目標の35歳を目前に開院にこぎつけました。

口腔外科出身だからこその強みを教えてください。

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック4

抜歯を得意としているため、親知らずが痛い、気になるという方については大きなリスクがなければ、難症例も当院で対応できます。大きな病院と比較して、待ち時間がなく治療できることがメリットです。また、小児に関しては上の前歯の裏側の歯肉の中に埋まっている過剰歯(正中過剰埋伏歯)の処置も可能です。状態によっては設備の整った大学病院を受診したほうが良い事例もあるため、勤務医時代の人脈を生かしつつ適切な診療に努めます。成人については、歯根部分の嚢胞摘出などにも積極的に取り組んでいきます。口腔がんやその他の粘膜疾患が疑われた場合には、連携している大学病院へ紹介できるシステムをとり、早期発見に力を注いでいきたいと考えています。

患者の負担を軽減。快適に過ごせるクリニックをめざす

治療方針に関して、特徴や工夫している点はありますか?

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック5

拡大鏡やマイクロスコープを使用し、より精度の高い診療を心がけています。裸眼では見えない小さな虫歯や根っこの汚れも見逃さず取り除くことができ、症状に合わせた精密な治療・治療を行うことが可能です。また、患者さんの負担や苦痛を和らげられるよう、技術向上とともに設備投資も行っています。高圧のジェット流で薬剤を注入する、針を使わない表面麻酔を導入しています。注射が苦手な方やお子さんの歯科治療への抵抗感を低減できると考えています。また、型採りの際の患者さんの負担軽減のため、口腔内スキャナーも導入。さらに、長時間に及ぶ治療は、ラグジュアリーシートで快適に受けていただきます。診察ユニットはすべて窓に向けて配置するなど、開放的な雰囲気の中でリラックスして治療を受けていただける環境づくりにも努めています。

患者さんと向き合う際に心がけていることをお聞かせください。

患者さんが理解・納得した上で治療に臨んでいただけるよう、検査や治療の流れの説明は、歯科衛生士がタブレットを用いて行うのですが、皆が同じレベルで正確にお話しできるよう、ロールプレイングによる訓練を行っています。また、患者さん自身の口腔内への関心や知識を高めていただくことも大切にしています。全ユニットに40型モニターを設置し、レントゲンや口腔内カメラで撮影した治療前後の写真を見せながら、わかりやすい説明に努めていきます。お子さんの場合、歯医者は歯をきれいにするところだと理解し、自らシートに座り、口を開けられるようになるまでトレーニングします。親御さんにもご協力いただき、焦らず見守りたいと思っています。今後は、歯科に特化した接遇マナー講師による院内研修も実施し、患者さんへの気配りや心遣いを大切にしていきたいです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

柿内貞作院長 SAKUデンタルクリニック6

勤務医時代にお世話になった先生の影響もあり、学び続けることの重要性を実感しています。今後も勉強会に積極的に参加し、身につけた知識・技術を患者さんの治療に生かしていきたいです。患者さんの多様なニーズに応えられるよう、根管治療やインプラント治療についてさらに学びを深めることが当面の目標。患者さんには治療はもちろん、口腔内を健康にするという感覚で来院いただければうれしいです。歯科医療を通して、自信を取り戻し、笑顔を咲かせていただくことが当院のめざすゴールです。歯科に苦手意識を持つ方々にも、また来たいと感じていただけるようなクリニックでありたいと思っています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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