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武田 宗矩 院長の独自取材記事

にしはらクリニックビル歯科・口腔外科

(西東京市/田無駅)

最終更新日:2025/04/10

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科 main

西東京市西原町の石幢六角地蔵尊近くの医療ビル2階に「にしはらクリニックビル歯科・口腔外科」はある。大学病院の口腔外科に長年勤めた武田宗矩院長が、すべての患者に対応できる歯科クリニックをつくりたいと2022年5月に開業。歯科の全診療分野に対応し、通常であれば大学病院に紹介するような患者の治療にもあたる。また、診療時には丁寧に説明し、患者が納得してから治療を進めることを心がけているそう。「幼い頃は歯医者が大嫌いでした」と明るく笑う武田院長は、キッズスペースから診療室に通じる特別な扉をつけ、子どもがワクワクして診療室に入れる演出も行う。院内が和やかな雰囲気になるよう努め、常に患者の気持ちに寄り添う診療を意識しているという武田院長に話を聞いた。

(取材日2022年7月14日)

子どもが「行きたい!」と思える楽しい院内環境を

歯科医院作りにおいてこだわったポイントを教えてください。

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科1

診療を受けるお子さんは緊張されていることが多いので、当院ではキッズスペースと診療室の間に子どもが通れるほどの小さな扉をつけ、キッズスペースから直接診療室に入れる演出をしています。「この扉の先に何があるんだろう?」「これからどんな面白いことが起こるんだろう?」とお子さんはわくわくしながら、冒険気分で診療に向かうことができるでしょう。実は私も子どもの頃、歯医者が大嫌いだったんです。泣いて、わめいて、椅子に座らない暴れっぷりで。今歯科医師なのは自分でも不思議です。治療に対するお子さんの怖さやつらさはよく理解できますので、それを診療に生かしていきたいですね。また、キッズスペースには映像が観られるモニターがついておりますので、診療を待つお子さんだけでなく、患者さんに同伴されたお子さんも退屈せずに過ごせます。また、感染症への対策にも力を入れていますのでご安心いただければと思います。

患者層について教えてください。

こちらのビルの内科や整形外科に通われている患者さんだけでなく、住宅地の中にあることもあり、最近ではお子さんや、お子さん連れの患者さんが増えてきました。お子さんが大きくなってくると、親知らずの悩みも出てきます。また、親知らずには抜いたほうが良いものと、抜かなくても良いものがあります。当院には精密に状況を把握していくことが可能な歯科用CTもありますし、大学病院の歯科口腔外科に長年いたこともあり抜歯も得意としています。抜歯する・しないの判断を含め、お話されるだけでも良いので、お気軽にいらしてください。当院は、お子さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなど、家族ぐるみでご相談いただける歯科医院をめざしています。

歯科用CT、セファログラムを備えているんですね。

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科2

歯科用CTは外科処置を精密に対応するために導入しました。歯の状態を三次元的にしっかり把握できるので、親知らずの抜歯時などの診査・診断に非常に役立ちます。セファログラムは矯正治療で使います。一般の歯科医院にある装置が頭の周りをぐるっと回って撮影する大きなエックス線は、微妙に前後・上下にずれたり、頭の角度が変わったりすることで、画像の状態が変わります。一方セファログラムは規格写真といって、同じ条件下で撮影していく装置です。矯正治療を行う際は、矯正前・矯正中で、同じ角度・同じ位置で撮影したものを並べて比較していく必要があります。当院で画像検査・分析が可能ですので、患者さんは他院に撮影に行く必要がないこともメリットの一つになると思います。

患者の痛みと不安を取り除くことを第一に考える

抜歯に恐怖心を持つ患者さんにはどのように対応されていますか?

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科3

歯科医院へは緊張して来られる方が多いので、やわらかい院内の雰囲気になるように努めています。また、事前に必ず「こういう処置をします」「こういう状態になります」とご説明をし、ご納得いただいてから処置をするよう心がけています。当院では笑気ガスの設備を設置していますので、痛みに対し恐怖心をお持ちの方はリラックスして治療を受けてもらうことが可能です。笑気ガスは酸素と笑気を混合させたもので、鼻から吸うと、例えるなら少しふわっとしたような感覚になります。そうすることで、その後の麻酔や処置をする際の苦痛の軽減につなげていくものです。意識はあるのでお声がけしながら処置を進めることが可能です。途中でもし痛みを感じた時は麻酔を追加するなど配慮をしながら進めていきます。

親知らずの抜歯について教えてください。

内容にもよりますが、10分から20分、通常30分以内で処置自体は終わります。抜歯後は順調であれば1週間ほどで落ち着いてくるでしょう。埋まっている親知らずを抜いた場合は腫れることが多いですね。ある程度の腫れは体の中の炎症反応から来るものなので、必要な過程だと思っていただいたほうが良いでしょう。血がたまって大きく腫れるなどの症状がなければ、通常は2~3日目がピークで1週間もあれば腫れは落ち着いていくことがほとんど。腫れを止める薬というものはありません。傷口の痛みに対しては痛み止めの内服薬を使います。また、化膿止めの内服薬も処方しています。

先生ご自身は親知らずを抜く時どうでしたか?

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科4

私は大学時代に抜きましたが、興味を持って観察しながら抜いてもらったためか、つらかった記憶がないんですよ。埋まっている親知らずだったため歯茎を切開し、骨を削り、歯を割って出す、というステップの多い処置でしたが、鏡で映して説明をしてもらいながら抜きました。処置中は、今こういうことをしているのだな、と頭に思い浮かべながら、抜歯中の響いた感じや術後の腫れた感じなど、いろいろ観察をしました。この時の経験は「自分もそうでした」と自身の実体験と重ねて患者さんに説明ができることに役立っています。

めざすのは歯科の全分野を高い水準で提供していくこと

大学病院と連携されていると伺いました。

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科5

開業前は大学病院の歯科口腔外科に10年間在籍していました。大学病院にいらっしゃる方は、難しい症例がほとんどで、横向きや深い場所に埋まっている親知らずの抜歯、基礎疾患もある方の処置、腫瘍や粘膜疾患などの外科的な治療を行っていました。そのため当院では、通常なら大学病院に紹介するような難症例の親知らずの抜歯にも対応することが可能です。悪性腫瘍など当院では対応が難しい症例についても、大学病院に連絡して診察などを受けていただけますし、術後リスクの高い基礎疾患のある方の治療も、主治医の先生と連携を取りながら対応しています。もし明らかに良性の腫瘍であれば当院でも対応が可能です。さらには、当院で病理検査についても施行が可能ですので、より正確な診断と治療が実現できます。

矯正歯科は専門の先生が担当されるそうですね。

当院では質の高い治療を提供するため、矯正歯科は矯正が専門の先生にご協力いただいています。矯正歯科は子どもから大人の矯正まで対応しているため気軽にご相談に来ていただきたいです。また、訪問歯科診療については2023年3月より正式にスタートする予定で、こちらも在宅医療に精通している先生に担当していただきます。

先生が診療で心がけていらっしゃることと、今後のクリニックの展望についてお聞かせください。

武田宗矩院長 にしはらクリニックビル歯科・口腔外科6

できる限りしっかり患者さんと話をして、治療を進めることを大切にしています。他のクリニックを受診後に当院に来られた方のお話を聞くと、説明が足りなかったことや話がきちんとできなかったことでクリニックを変えることを考えた方が多いようです。当院では「こういう治療をします」、「こういうものを使います」、「こういう治療法があります」と、きちんと患者さんとコミュニケーションを取りながら幅広く提案をし、一緒に考え、一緒に決めて、治療を進めていくことを心がけています。そして、この人は診られる、この人は診られないということがないように、症状や状況によって患者さんを限定することのない広く対応できるクリニックでありたいと考えています。私自身が持っているスキルを伸ばしつつ、足りない部分は他の先生方にもお手伝いいただき、全分野において高い水準で診療を提供できるクリニックをめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/70万円~

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