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西尾 豊 院長の独自取材記事

にしお整形外科医院

(千葉市中央区/蘇我駅)

最終更新日:2022/08/05

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JR蘇我駅が最寄りの商業施設・うのもりモール2階に、2022年5月に誕生した「にしお整形外科医院」。西尾豊院長は小さい頃から「町のお医者さん」をめざしていたと言い、地域の基幹病院や整形外科医院などで経験を積んだ後、同院を開院した。「病院によっては医師の話を詳しく聞く時間がとれないことがあるかもしれません。当院は気軽に受診でき、話しやすい・聞きやすい医院、『相談して良かった』と思える医院を心がけています」。問診、触診、MRIなどによる検査を組み合わせた適切な診断と治療で、患者の痛みや困り事を軽減し、ほかの医療機関と連携して地域の健康を守りたいと話す西尾院長に、地域医療への思いや診療の特色などを詳しく聞いた。

(取材日2022年6月4日)

患者の話を詳しく聞く「町のお医者さん」が目標

こちらを開院された経緯をお聞かせください。

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私は大学を卒業して千葉大学医学部附属病院で医師のキャリアをスタートさせました。住まいも大学病院のある中央区で、この地域にはなじみがあったんです。その後は関連病院に出てしまいましたが、自分が住んでいた場所の近くに商業施設ができることを知り、縁あってそのテナントとして「にしお整形外科医院」を開設することができました。私は「町のお医者さん」に憧れて医師になり、さまざまな病院、整形外科医院で経験を積んできたので、周囲に住宅地も多いこのエリアは自分のイメージにぴったりでした。患者さんもお子さんから高齢の方まで幅広くいらしていただいており、地域の皆さんのかかりつけ整形外科医院となるよう、気軽に相談いただける医院を心がけたいと思います。

先生の診療方針を伺えますか。

患者さんを丁寧に診ることを心がけています。そのために問診と触診を大切に、まず患者さんの話に耳を傾け、必要なら痛む箇所や全体の姿勢などを触って確認し、必要な検査を行って、適切な診断・治療へとつなげます。例えば足が痛いという患者さんの訴えも、原因は腰なのか股関節なのかで対処は違ってきます。痛むタイミングやそのときの状況など詳しく話を伺い、触診することで、原因にあたりがつくことも多いのです。もちろん、その裏づけとなる検査も大事で、例えば院内にある一般的なエックス線検査装置で骨を、1.5テスラの高い画像解像度を持つMRIで詳細な組織の様子を詳しく見ることができます。こうした画像を患者さんにお見せすると、ご自分の症状を理解していただく助けにもなります。また、骨密度の検査もでき、骨粗しょう症の予防や適切な診断に役立てています。

診療の際に大切にされていることを教えてください。

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かかりつけの整形外科医院として気軽に受診でき、「ここに相談して良かった」と患者さんに納得していただけるよう、相手が聞きやすい、話しやすい医師でありたいと思っています。多少時間はかかっても、しっかり話を聞いてくれて、検査をもとにわかりやすく話してくれる。だから来て良かったと感じていただけるとうれしいですね。私は地域の基幹病院や国立がん研究センター中央病院にもいましたが、診療内容は難しい手術などが中心。それはそれでやりがいはあるものの、患者さんに「気軽に来てください」と言えるタイプの病院ではありませんでした。最後に10年以上勤めた市原市の整形外科医院は私が希望する「町のお医者さん」に近く、そこでの経験も生かせたらと思っています。

高齢者の体の痛みから若年層のケガまで幅広く診療

どのような症状の方が多いのでしょうか?

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高齢の方は膝や腰の痛み、いわゆる関節痛と背骨の痛みが多いですね。そのほか首や肩の痛み、手足のしびれなどでのご相談や、骨粗しょう症の検査を希望されて来院されるケースなどもよくあります。お子さんのほとんどはケガで来院され、中にはスポーツ障害で悩んでいる方もいます。整形外科は首から下の全身の運動器をすべて診る診療科ですから、椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症のような脊椎の病気、五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎、さまざまな原因からくる腰痛など、病状もさまざまです。当院での治療はお薬やリハビリテーションとなり、痛みを抑えるための神経ブロック注射も行っています。必要なときは近くにある病院、千葉大学の大学病院をご紹介し、地域の医療機関全体でお住まいの皆さんの健康を支えたいと考えています。

骨粗しょう症への取り組みを教えてください。

骨量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる骨粗しょう症は、全国で1000万人以上いるといわれ、その多くは女性の患者さんです。転んだときだけでなく、バランスをとるために手をついたなど、ちょっとした衝撃で骨折することも多く、背骨や手首の骨のほか、太ももの付け根の骨を骨折する大腿骨頸部骨折など大きなケガの原因にもなります。治療はもちろんですが、私は予防も重視し、当院にある骨密度測定装置で定期的に検査を受けていただき、その兆候を早めに見つけて対処できればと考えています。さらに検査結果の丁寧なご説明で現在の骨の状態をご理解いただき、骨密度の低下を防ぐために役立つ運動や食事などもアドバイスして、骨粗しょう症による骨折などのトラブルを少しでも減らせたらいいですね。

リハビリテーションにも力を入れていると伺いました。

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リハビリテーションは、痛みや機能障害の改善に有用であり、手術後の機能回復をめざす際、またお薬を使わずに症状を改善したいというときにも役立ちます。当院のリハビリテーションは、日本整形外科学会整形外科専門医の私の指示のもと、理学療法士が患者さん一人ひとりに適したメニューを作り、無理のない範囲で体を動かして身体能力の維持・回復をめざします。ご自分でできるエクササイズやストレッチ、生活で気をつける点などもわかりやすくご紹介しています。また、血流の改善や筋肉の緊張をほぐすため、温熱や電気、光などを用いた物理療法の機器も充実させています。近年はこうした機器を置く整形外科医院は減る傾向ですが、私は「町のお医者さん」として、以前から親しまれている機器も置くようにしています。

セカンドオピニオン対応。気軽に受診できる医院に

先生はどんなきっかけで医師をめざされたのですか?

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私は小さい時から活発な子で、サッカーや水泳などスポーツも大好きでした。ケガも多く、病院にかかることはしょっちゅう。骨折も何度か経験し、入院したこともありました。治療は痛みを伴うこともあって、病院自体は決して好きな場所ではありませんでしたが(笑)。それでもケガを治してくれる医師は、子どもながらにありがたく感じていました。そして何度も治療を受けるうちに医師への信頼が高まり、やがて憧れになり、「自分もこういう町のお医者さんになろう」と思って国立の浜松医科大学で学びました。卒業後の希望はもちろん整形外科で、整形外科で知られる千葉大学の医局への入局を決めました。医局の先輩方はフレンドリーで、勉強したい人はどんどんやりなさいという雰囲気。成長できる機会をたくさん頂きました。

看板や院内に描かれたマークがかわいらしいですね。

三角巾をつけた犬のキャラクターがメインなので、患者さんからは「最初は動物病院かと思いました」とよく言われますが(笑)。このマークは自分で医院を始めるなら、何かシンボルがほしいと思って作りました。それで、せっかくなら自分の子どもと一緒に考えてみようと相談したんです。普段は忙しくて、なかなか子どもと共同作業をする機会もないものですから。私が好きな柴犬を描き、うちの子はダックスフントが好きで、その特徴である垂れ耳を描いてというふうに合作して、最後に子どもが「整形外科は骨でしょう」と骨を加えてくれました。そうやって作ったイラストをプロのデザイナーさんがアレンジしてくれたのが現在のマークです。私は気に入りましたが、うちの子としては自分が描いたものからだいぶ洗練されてしまったので、少し不満もあるようですね(笑)。

地域の方に向けてメッセージをお願いします。

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当院は思い立ったらすぐに受診でき、病気や健康、お薬などの困り事、疑問点も気軽に聞ける医院をめざしています。患者さんの中には、医師に対して怖い、とっつきにくいと感じている方もおられるでしょう。しかし、自分で言うのも何ですが、私は「話しやすい」ほうだと思いますので、安心して受診していただければと思います。初診の方はもちろん、主治医のもとで受けている治療について、別の視点から話を聞いてみたいといったセカンドオピニオンにも対応しています。

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