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井野 奈央 院長の独自取材記事

江戸川橋レディースクリニック

(文京区/江戸川橋駅)

最終更新日:2022/07/13

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江戸川橋駅の1b出口から徒歩1分ほど。2022年4月に開業した「江戸川橋レディースクリニック」は、一般婦人科診療をはじめ、井野奈央院長が専門とする不妊治療にも力を入れている産婦人科クリニックだ。問診を重視し、優しい笑顔で患者を迎える井野院長は、10年以上高度生殖医療に携わった不妊治療の経験豊富なドクター。同院では自然に近い妊娠をめざして、タイミング指導や人工授精を行っている。本格的な不妊治療を始める前のサポートとなる「プレ妊活」にも注力。専門分野の治療に加えて、地域のホームドクターとして月経の異常や更年期の不調といった思春期から高齢者まで幅広い世代の女性の悩みに応えている。そんな井野院長に、特徴的な診療内容や開業の経緯など話を聞いた。

(取材日2022年6月6日)

気軽に受診できるアットホームな産婦人科クリニック

2022年4月に開業したそうですが、なぜ江戸川橋を選ばれたのでしょうか?

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自宅の近くだからというのが大きいです。文京区に住んで20年以上になります。最初は自宅から近いとプライベートと分けられないと思い、もっと広範囲で探していたのですが、たまたまこの場所が空いていて急浮上しました。家から近いと便利という話は先に開業した先輩たちから聞いていましたし、親しみのあるこの場所に開業できて良かったと思います。この辺りは大学があるので学生さんも多いですし、下町らしく昔から住んでいる方や、新しくできたマンションに暮らすファミリー層もいます。オフィス街の面もありますから、会社に行く前、終わってから受診される方もいらっしゃいます。幅広い方にご利用いただけることも、この場所に開業して良かったところです。

どんな患者さんが多いですか?

私は不妊治療をメインに経験を積んできましたので、当院での診療にも生かせたらと思っていましたが、想像以上に一般婦人科の症状で悩まれている方が多いと感じています。特に最近はかゆみの相談をされる方が多いですね。当院が医師もスタッフも女性ばかりということもあってか、「ずっと悩んでいたけど恥ずかしくて、どこにかかっていいのか困っていた」という方もいらっしゃって、女性医師のニーズの高さを感じています。もちろん不妊治療のためにいらっしゃる方もいますが、不正出血や月経の異常、ピルの処方、更年期のご相談などで受診される方も多いです。年齢層としましては、20、30代をメインに50代以上の方や10代の方も。すべての女性の「ホームドクター」をめざしていますので、どの年代の方にも気軽に来ていただきたいです。

院内の雰囲気もすてきですね。

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ありがとうございます。受診しやすいアットホームなクリニックにしたいと思い、内装もクリニックっぽさを抑えています。待合室は居心地良く過ごせるように、色合いなどにもこだわりました。待っている時に机で何か作業できるといいかなと思い、カウンター席にUSB電源とコンセントを設けています。特にご年配の方の中には産婦人科の受診を躊躇される方もいると思いますが、当院は医師もスタッフも女性ばかりのクリニックですので、受診しやすいのではないでしょうか。また、スタッフは産婦人科歴が長く経験豊富です。私も安心して任せていますし、スタッフに質問してもいろいろ答えてくれますので、気軽に頼っていただきたいです。

高度な不妊治療の経験を生かしたオーダーメイドの治療

不妊治療にも力を入れているそうですが、開業までにどんなご経験を積まれましたか?

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一般の婦人科診療からは少し離れて、10年以上不妊治療の分野に携わってきました。聖マリアンナ医科大学を卒業後、国立成育医療研究センター不妊診療科などで不妊治療について学び、杉山産婦人科生殖医療科には10年以上勤務しています。体外受精をはじめとした高度生殖医療を中心に行うクリニックでしたので、一般不妊治療では妊娠できなかった女性、体外受精を希望される女性の治療を行っていました。現在、体外受精に対するハードルも下がり希望する方が増えてきている中で、もう少し自然に近い形で妊娠できる方も多いのではと感じ、当院では一般不妊治療による自然妊娠をめざしています。当院での体外受精は行っていませんが、経験があることで、一般不妊治療でどこまで様子を見ていいのか、次に進んだほうがいいのか判断ができる強みがあります。

こちらではどのように不妊治療を行っていますか?

タイミング法と人工授精を行っています。まずは検査をして、問題があればすぐに治療に進みます。ですが、スクリーニングをしても原因のわからない方が半数以上いるんです。そういったときは実年齢と不妊の期間を鑑みて、どの方法から始めたらいいのか判断します。精子の運動率などがデータとして表れる精液検査の機械も導入し、治療の方向性を決める手がかりにしています。一人ひとり妊娠しない理由は異なりますし、ご希望もありますから、一律に決めずにオーダーメイドの治療を提供しています。そのためにも初診の時間は少し長めに取って、じっくり話をお聞きします。また、クリニックだと行っていないところが多いですが、当院では流産の処置まで対応しています。検査に関してはすべて行うとなるとお金もかかりますので、この方にはこれは不要かなというものは省いて、必要最低限の検査と治療を提供できるようにも心がけています。

その他の婦人科診療について教えてください。

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疲れやすい、火照る、汗が出るなど更年期の症状がある方に対して、お薬での治療を行っています。火照りに関してはお薬でも効果が見込めるのですが、何となく元気がない、うつっぽいといった症状は治療が難しく、漢方薬から始めることもあります。漢方薬の他、プラセンタ注射、ホルモン補充療法などもその方の症状に合わせて取り入れています。また、不妊治療の前の「プレ妊活」も、「結婚はまだだけどいずれは妊娠を考えている」という方に受けていただきたいですね。いざ妊活をする前に自分の体のことがわかっていると、できることが多いんです。当院では、採血で卵巣年齢や風疹の抗体の有無などをチェックしています。どの診療においても適切な検査・治療を心がけ、できるかぎり無駄なくミニマムに行うように努めています。

あらゆる年代の女性の悩みに寄り添えるクリニックに

先生が医師を志した理由、開業のきっかけは何だったのでしょうか?

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高校生の頃に、これからは女性も資格を持ったほうがいいと母が言うのを聞いて、資格のある職業を考えた時、一番わかりやすかったのが医師だったんです。人の役に立てて、自分とも接点があったことから、医師をめざして医学部に進みました。その中で、女性が女性であることを生かせる婦人科を選びました。実際、当院にも女性の先生を探して来たという方は多くいらっしゃいます。開業に関しては、実はずっと勤務医でもいいと思っていたのですが、勤めていたクリニックが担当医制ではなく、一人の患者さんをずっと診ることができなかったんです。もっと流れを把握しながら治療に取り組んでいきたいという気持ちから開業を考えるようになりました。それに、おばあちゃんになっても医師でいたいと思っているので、地域の方に寄り添いながら長く続けていくには、自分のクリニックがあったほうがいいと考えて開業に至りました。

開業したばかりでお忙しいとは思いますが、休日は何をしてお過ごしですか?

最近はあまり出かけたりせずに、料理をすることが多いですね。休日しか作れない料理を作ったり、お菓子を作ったりしています。片づけはすごく苦手なんですが(笑)。中学生と小学生の子どもがいるので、お菓子を一緒に作ることもあります。簡単なものですが、パウンドケーキなどを作っています。

最後に今後の展望、読者へのメッセージをお願いします。

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まずは当院のことをもっと知ってもらって、気軽に来ていただきたいと思っています。設備の面では、カメラで子宮の中を診られる子宮鏡を導入しようと考えています。より丁寧で正確な診療ができるように努めていきたいです。当院は地域の女性の「ホームドクター」のような存在として、あらゆる年代の女性の悩みにお応えいたします。どんな小さなことでも気になったり、不安になったりしたら気軽にいらしてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診料/3300円、再診料/1100円、超音波検査/2500円、通水検査/7700円、AMH/5500円、精液検査/5500円、不妊初診時採血セット/1万4300円

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