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森 久修 院長の独自取材記事

成瀬デンタルオフィス

(町田市/成瀬駅)

最終更新日:2020/04/01

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成瀬駅から歩いてすぐという至便な立地にある「成瀬デンタルオフィス」は、開業から長きにわたって、さまざまな口腔内の悩みに応え続けてきた。患者の多くは近隣住民で、穏やかな口調と温かなまなざしをたたえて目の前の相手と向き合う森久修院長の誠実な姿勢に惹かれて通院する患者も少なくないという。一般的な歯科治療とともに注力して取り組んでいる睡眠時無呼吸症候群の治療では、自身の経験も交えながら治療に取り組む患者をサポート。患者と信頼関係を構築するため、コミュニケーションを重視した診療を実践しているという森院長に、診療に対する思いを深く語ってもらった。
(再取材日2019年3月26日/更新日2020年1月29日)

歯科医師人生の節目を迎え、新たな取り組みもスタート

今年で開業20年目だそうですね。

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そうなんです。僕が歯科医師として歩み始めたのは平成の時代を迎えた1989年で、今年でちょうど30年です。節目の年だと思いますし、そのタイミングで新たな時代を迎えられるのは何だか感慨深いですね。これも良い区切りと思い、今年から勉強会に足を運び始めました。新たな学びを得るのはとても新鮮で刺激的で、歯科医師として新しいスタートが切れたように思います。クリニックとしても、新たに歯科用CTを導入しました。被ばく量が少なく、検査結果がすぐわかるので便利ですね。ただ、機械系統にトラブルが生じた場合にもある程度の検査に応じられるようにしたいと思い、古くから使っているフィルム式のエックス線診断装置も残してあります。

歯科医師を志した理由について教えてください。

父が歯科医師の開業医をしていた影響でしょう。いつも診療する姿を見て育ちましたから、僕も自然にめざすようになっていました。院内には技工室もあったので、子どもの頃からずっと出入りして、遊び道具のようにいじらせてもらったりもしました。おかげで大学の実習ではいつも成績が良かったですね(笑)。大学卒業と同時に、アメリカに留学し臨床研修医として勉強してきました。歯科医師の国家試験を受けてすぐに渡米しましたから、合格発表はあちらで聞いたんです。今のように、メール1本で簡単にやり取りできるような時代ではありませんでしたから、結果を聞くまではドキドキしましたね。アメリカは、やはり治療の技術一つとっても日本とはまったく違います。いろいろな面で学びの多い1年間でした。ただ一番身についたのは、度胸だったと思います(笑)。

診療時はどのようなことを心がけていますか?

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どんなときも自分の親や家族に接するように患者さんと向き合い、その方にとってより良い治療は何かを追求しています。ただ、「より良い治療」をめざすためだからと、こちらの意見ばかり押しつけてしまうのも、反対に患者さんの意のままに治療を進めてしまうのも良くないと考えています。大事なのは、僕ら歯科医師と患者さんが同じ目線に立って歩み寄ること。そのためには、お互いに信頼し合える関係にならなければいけません。たとえ院内がきれいで素晴らしい道具がそろっていても、患者さんが歯科医師を信頼できなければだめだと思うんです。僕自身、信頼関係が築けるように一回一回の診療を大切にして、時には患者さんに「治療に協力してほしい」とお願いしています。あと、僕が一人で何でも抱えてしまうよりも、できないことはできないとお伝えするほうが誠実だと思うんです。必要だと感じれば口腔外科など、専門の先生を紹介させていただいています。

自身の経験を生かした睡眠時無呼吸症候群の治療

患者層や、応じている診療について教えてください。

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近隣の方がほとんどですね。この地で開業したのは、一人ひとりの診療にじっくり時間をかけたいと思ってのこと。落ち着きと清潔感のある空間づくりにこだわりました。診療では一般歯科や審美歯科、インプラント治療など幅広く応じていますが、ご家族で一緒に受診されている場合などを除いて、お子さんの診療はお断りしています。小児歯科は専門ではありませんし、やはり自信と責任を持って治療に臨みたいですからね。最近増えていると感じるのが、歯の破折に関する相談です。40~50代の方がメインで、食いしばりや歯ぎしりなどから神経がある歯でさえも割れてしまうようです。割れ方によっては抜歯せざるを得ないケースもありますから、健康な歯に過剰な力がかからないよう就寝時や仕事中にマウスピースを使用してもらうなどして、破折の予防を促しています。

特に力を入れている分野などございますか?

睡眠時無呼吸症候群のマウスピースを用いた治療ですね。実は僕自身も2014年頃から治療を受けているんですよ。以前には首を絞められるといった怖い夢を見て、息苦しくて夜中に目が覚めたりしていました。舌で空気の通り道がふさがれてしまうと息苦しさを感じるだけでなく、体内に酸素が行き届かなくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険があります。10年ほど前から治療に使用するマウスピースを歯科医院で作ることができるようになりました。しかし健康保険適用内での治療では僕自身が満足いく結果を得られず、模索し、現在の治療に行きつきました。今では悪夢も見なくなりましたし、起床時に疲れを感じなくなったように思います。僕と同じような症状で悩んでいる方には、ぜひお勧めしたいですね。

具体的にどんなことを行うのですか?

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専用のマウスピースを作製して、就寝時に着用してもらいます。睡眠時無呼吸症候群は残念ながら症状が完治することがないため、患者さんの現状をいかにして改善していくかが治療の軸となります。マウスピースはいわば呼吸のための補助装置で、微調整を重ねながら、空気の通り道をつくっていきます。可動域が広く細かい調整が可能な自費のマウスピースもありますので、その方に合った治療の提案に努めています。ただ、マウスピースを作製するのは歯科医院ですが、その前に医科での診断が不可欠です。当院では僕を診てくれている先生を招いて患者さんの診察をしていただいています。睡眠時無呼吸症候群を放置すると命にかかわる可能性もありますから、家族にいびきがうるさいと指摘された経験のある人はぜひ検査を受けてみましょう。当院で検査機器も貸し出していますし、治療が必要となれば当院で継続してサポートしていきますので、まずはご相談ください。

治療だけでなく予防のために歯科医院を活用してほしい

予防歯科にも積極的に取り組んでいるそうですね。

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はい。日々の診療では、歯ブラシやデンタルフロスをきちんと使用する大切さを伝えたり、音波式電動歯ブラシなど正しい使い方をすれば快適な口腔内の環境を保つのに役立つアイテムなどをお勧めしたりしています。近隣に住んでいて当院に通ってくださっている患者さんの中には、見た目の美しさを求める方もいらっしゃいますが、それよりはもっと本質的な、治療すべきところをよりきちんと治療したいと望まれる方のほうが多いと感じますね。治療方法や材料などをとてもよく勉強されていらっしゃる方もいて、歯科治療に対する意識が高くなってきているのではないでしょうか。

お忙しい日々かと思いますが、リフレッシュ法を教えてください。

スキューバダイビングですね。ちょうどつい最近にも、石垣島へ行ってきたんですよ。沖縄には年に4~5回足を運んでいますね。占いの本に書かれていた「厄年が開けたら何か新しいことを始めたほうが良い」という一文をきっかけに始めました。もともと海が好きでよく出かけていましたし、素もぐりはしていましたからスキューバにも挑戦したくなったんです。初めて潜った海の中は本当にきれいでしたね。シュノーケルをしていた時とはまったく景色が違いました。挑戦して良かったと心から思いました。僕はカメラも昔から好きで、海中の写真もよく撮っていますね。なかなか難しいですけれど(笑)。マンタには出会うことができたので、次はカジキが見たいですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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クリニックを受診する、と考えると何か困った時を思い浮かべるでしょうが、何も困り事がない時にも予防についてなどご相談いただければと思います。高齢化が進み、複数の病気を抱えている患者さんが増え、治療しないといけないけれど薬の影響で難しい、といったケースも珍しくなくなってきています。治療ができないなんてことにならないよう、早め早めに手を打つに越したことはありません。病気を守り、いち早く見つけるためにも、気軽に受診してくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

睡眠時無呼吸症候群治療(マウスピース作製)/15万円~、睡眠時無呼吸症候群検査/1万円~、インプラント/40万5000円~

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