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古賀 友基 理事長の独自取材記事

MC天神 こが歯科・矯正歯科

(福岡市中央区/天神駅)

最終更新日:2022/12/15

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科 main

福岡市営地下鉄空港線の天神駅から徒歩5分、メディカルシティ天神6階に2022年1月17日に開業した「MC天神 こが歯科・矯正歯科」。歯科クリニックでありながらヨーロピアンダイニングバーのような内装、歯科用CTやマイクロスコープなどの設備を備え、患者の恐怖心を取り除いた安心できる診療と長期間美しく健康な口腔環境を保つサポートをめざす。「健康な口腔環境を保つためには場合によって自費診療も検討を」と話す古賀理事長が手がける同院は、筑後市の「こが歯科・矯正歯科」、福岡市中央区浄水通にある「浄水通り こが歯科・矯正歯科」に次ぎ3院目。基本である歯周病治療に加え、機能面を重視したマウスピース型装置を用いた矯正などにも携わる古賀理事長に、クリニックのめざす診療や注力する診療などについて詳しく聞いた。

(取材日2022年1月5日 情報更新日2022年12月7日)

患者のニーズに応え最良の医療を追求するクリニックへ

天神を新たな開業の地に選んだ理由はありますか?

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科1

これまでに開業してきたクリニックは郊外や住宅街にあったので、より多くの患者さんとつながっていくためにも天神・博多という都心部の開業を考えていました。福岡市は人口も増えている地域ですからね。個人的に経営はロールプレイングゲームに似ていると思っていて、技術を高めるのはレベルを上げること、設備を充実させるのは装備をそろえること、そしてクリニックを増やしていくのは冒険の拠点を増やしていくといったように。そのため私自身、楽しみながら歯科医師という仕事を続けられているのだと思います。それに医療においては人と人とのつながりが基本です。今回のクリニックの開業によって、さらにたくさんの人とつながっていけるのではないかと期待しています。

めざすクリニック像についてお聞かせください。

私が開業する際にいつも考えているのは周囲にある歯科クリニックとの差別化です。当クリニックはヨーロピアンダイニングバーの雰囲気を再現したクリニックになっています。またこれまでとは違う新しいチャレンジとしては、メディカルビルという環境を生かして医科との連携に取り組みたいと思っています。糖尿病内科の先生とは、糖尿病との関わりが深い歯周病治療からのアプローチで連携できると考えていますし、美容系のクリニックとは審美歯科の面でサポートができるはずです。

どのような患者さんに来ていただきたいですか?

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科2

天神といってもクリニックがあるのは商業エリアから少し離れた所。近くにはオフィスや住宅街もあるので、どんな患者さんに来ていただけるのか楽しみです。とはいえ中心は時間に余裕がない働き世代になるでしょうから、時間がない中でも患者さん一人ひとりのニーズに応えながら、最良の医療の提供を追求していきたいと思います。これまで力を入れてきた歯周病治療に加え、矯正の中でも通院などの負担が少ないマウスピース型装置を用いた矯正を積極的に提案していきたいと考えています。痛みや腫れといった緊急の時だけではなく、噛み合わせに問題を感じている方からメンテナンスまで長く通っていただけるようなクリニックにしたいですね。

治療の選択肢を提示し、患者と一緒に方針を決定

先生がめざす最良の医療のために、こだわっている部分を教えてください。

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科3

まずは怖い、嫌いと歯科に対して距離がある方でも安心して通っていただけるように、内装へのこだわりはもとより、患者さん目線で話を伺い、しっかりと説明した上で治療を行うことにはこだわっていきたいと思っています。当たり前かもしれませんが、まずはそういう部分に時間を割いていくことが重要。私たちが治療方針を決めるのではなく、あくまで患者さんと一緒に考えてどう治療していくかを決めていくスタンス。治療に対する姿勢や費用などを踏まえた上で、保険診療、自費診療での選択肢を提示し、同じ方向を向いて治療を進められるように心がけていきます。

診療において力を入れたいポイントはありますか?

基本は長期的に健康で美しい歯を保つということをめざしていますので、根本治療である歯周病治療は必須だと考えています。虫歯の治療においては、状況に応じて拡大鏡やマイクロスコープを使って精密に処置を行います。加えて噛み合わせも重要ですので、矯正も力を入れたいポイントです。噛み合わせが悪いと一部の歯に負担をかけてしまったり、清掃性が悪いために歯周病や虫歯のリスクも高めてしまったりするほか、顎関節症などの病気を引き起こすケースもあります。そのためにも口腔機能にまで目を向けた矯正が重要なのです。また長期的に口腔環境を維持するためにメンテナンスは欠かせません。数年受診していなかった人で、何もトラブルが起きていないというケースはまれですから、定期的な受診をお願いしたいと思います。

患者さんの安心のために設備も整えられたと伺いました。

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科4

これまでのクリニックでも、診療の精度を追求するために、新しい技術があれば積極的に取り入れてきました。例えば口腔内スキャナーを生かして、精度の高いマウスピース型装置を作ることができれば矯正の精密性も上がりますし、結果として患者さんの安心にもつながりますからね。こちらのクリニックでは顎関節まで考慮した矯正を行うために広範囲を撮影できる歯科用CTを導入しているほか、精密治療のためにマイクロスコープを設置。口腔内スキャナーや歯科用CAD/CAMシステムについても、患者さんのニーズに応じて導入していきます。

口腔環境を長期間維持するための自費診療も選択肢に

先生は治療方法を説明する際に自費診療についてもふれられるそうですね。

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科5

自費診療の良さは、歯科医師が勉強したすべてのスキルを使って治療ができることだと思っています。わかりやすいところで言えば、保険診療の入れ歯と自費診療のインプラント治療でしょうか。例えばかぶせ物をするにしても、セラミックをはじめとした自費診療の材料であれば審美性にも優れていますし、汚れがつきにくく再感染や歯周病のリスクが低くなることが見込め、結果として長期間維持することにつながります。患者さんと治療方針についてお話しする際には、自費診療についてもきちんと説明します。ある種、自費診療は先を見据えた投資だと考えていますから。

今後の展望についてもお聞かせください。

大きな話かもしれませんが、クリニックの規模を拡大して、たくさんの地域の方たちを診療したいと思います。その根底には、経済的に難しい方であったとしても、本当に希望されるのであれば自費診療の材料や技術を使って当クリニックが負担して治療できたらという理想の歯科医療像があります。私が相談をお受けした方の中には、せっかく自費診療を選んだにも関わらず残念ながら再び悪化してしまった方、あるいは自費診療にしていればもっと歯を長く保てたかもしれないと思える方がいらっしゃったのです。

最後に地域の方や読者の方にメッセージをお願いします。

古賀友基理事長 MC天神 こが歯科・矯正歯科6

もちろん優れた歯科クリニックがたくさんある中で、当クリニックに来ていただいた方には、間違いなかったと思っていただけるよう、常に技術を磨き、設備の拡充も心がけています。歯周病や虫歯の治療、矯正、インプラント治療、抜歯などの外科治療など幅広く対応できるのはひとつの特徴です。なので、さまざまな診療に取り組むからこそ全体を見据えた治療も可能だと思っています。歯科に対して恐怖心がある方には笑気麻酔下での治療なども実施しますので、安心してご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/28万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/50万円~(部分)、80万円~(全顎)
セラミック/詰め物5万5000円~、かぶせ物8万円~

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