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大村 治也 院長の独自取材記事

おおむら医院

(北九州市若松区/若松駅)

最終更新日:2024/02/06

大村治也院長 おおむら医院 main

若松線若松駅より車で5分、栄盛川バス停から徒歩すぐにある「おおむら医院」は、大村治也院長が家業の大村内科医院と近隣の大安部外科医院を継承し、2021年8月に開院したクリニックだ。従来の患者に加え、大村院長の専門である循環器疾患についても幅広く診療しているほか、日本内科学会総合内科専門医の資格を生かしさまざまな症状の受け皿として機能している。また循環器と密接につながっている生活習慣病治療にも注力しており、「早いうちから治療に介入し、心不全などの病気を防いでいくことが重要。血圧が高い、血糖値が高いなど、まずはその事実を意識してほしい」と大村院長。今回はそんな大村院長に、継承の意気込みをはじめ、これまでのキャリアやクリニックの特徴などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年4月13日)

かかりつけ医として地域住民の受け皿に

まずは、院長就任の意気込みをお聞かせいただけますか?

大村治也院長 おおむら医院1

家業の大村内科医院と、近隣の大安部外科医院を統合する形で継承し、2021年8月に「おおむら医院」として開院しました。場所はもともと大安部外科医院のあった所になりますが、両クリニックの患者さんを引き継いでいます。専門は循環器内科ではあるものの、循環器疾患に限らずさまざまな病気に対応していきたいと思っています。もちろん私一人の力では限界がありますから、近隣の先生方や専門の先生たちにも協力いただきながら、かかりつけとして地域の皆さんに関わっていければ良いですね。皆さんからいろいろな相談を頂きたいと思います。

現在はどのような主訴でいらっしゃる患者さんが多いのでしょうか?

既存の患者さんでは、高血圧や糖尿病、高脂血症など生活習慣病、呼吸器系の疾患や消化器系の疾患など幅広く来ていただいています。また継承後は私の専門が循環器のため、不整脈や心不全の患者さんも増えてきました。近隣が古くからの住宅街ということもあって、世代としては高齢者が中心になっています。大安部外科医院では理学療法も行っていたので、温熱療法や電気療法を継続。生活習慣病などの診療と併せてご利用いただいています。父が開業したのが50年ほど前なので、それこそ20年、30年と長く通っていただいている方もいらっしゃいます。父は今でもたまにクリニックに顔を出すことがあるのですが、昔からの患者さんとお話をしたり、治療について相談に乗ってもらったりしています。

先生が力を入れていきたい診療はありますか?

大村治也院長 おおむら医院2

やはり循環器疾患の診療には注力していきたいと考えています。そのため動悸がする、息切れがある、胸が痛い、動くとつらいなどの症状があれば、ぜひご相談ください。循環器疾患の中には心筋梗塞など急いで対応しなければ危険な病気もありますから、胸に違和感を感じたら一度検査をしたほうが良いでしょう。重篤な不整脈は突然死や失神するものがありますし、緊急で入院を要するケースがあります。他方で心臓のポンプ機能が落ちてしまう心不全の患者さんが増えているので、なるべく入院せず自宅で過ごせるように寄り添っていきたいと思っています。

専門分野に加え、総合内科的診療で幅広い病気に対応

改めて先生が医師をめざそうと思ったきっかけや循環器内科を選んだ理由についてお聞かせください。

大村治也院長 おおむら医院3

父が開業医でしたし、医師の仕事を間近で見ていく中で漠然と同じ職業に就きたいと思うようになりました。成長していくにつれて、医師は地域に貢献できる仕事だと感じるようになったのも一つのきっかけです。ですから医学部に入った時から父と同じ内科系に進みたいと考えていましたが、生活習慣病を含めて循環器疾患は増えていくことが想定されていたので循環器内科の道を選択しました。父が糖尿病を専門としていたので、割と近い領域だったというのも理由です。

開業まではどのようなキャリアを積まれてきたのでしょうか?

大学卒業後は久留米大学病院の第三内科に入局しました。大学院で心肥大の研究にも取り組み、その後、公立八女総合病院や朝倉医師会病院で勤務しました。その中で、さまざまな原因による心不全や不整脈、虚血性心疾患などの診療に携わりました。また腎臓や内分泌疾患、リウマチ、膠原病など他科の疾患を複合して有する患者さんも度々診療させていただきました。開業に関しては、やはりもともと父のような地域に貢献できる医師像をめざしていたので、ある程度経験を積んだタイミングで継承を決意しました。もちろん勤務医が患者さんから遠いということではありませんが、もっと患者さんの身近で診療に携わるのが目標でしたからね。

先生は日本内科学会総合内科専門医の資格もお持ちだそうですね。

大村治也院長 おおむら医院4

内科系の医師は段階として内科についてある程度経験を積んでから、それぞれの専門分野、私でいえば循環器の専門性を究めていきます。そうすると専門領域の疾患に関しては詳しくなっていくのですが、他の分野については知識が不足しがちです。開業医はさまざまな病気や相談に対応しなければなりませんから、幅広い診療ができるようにと日本内科学会総合内科専門医を取得しました。資格を取ったからといってすべての病気を治療することができるというわけではありませんが、開業にあたっては、どのような症状であってもある程度のレベルまで診療できるよう常に新しい知識を身につけておきたいと思っていましたから。

入院せずに自宅で過ごせるサポートを

生活習慣病の患者さんも多いそうですが、循環器疾患との関わりが密接だと伺いました。

大村治也院長 おおむら医院5

そうですね、生活習慣病を持っていると狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患や心不全などのリスクが高まりますし、中でも糖尿病の方は腎臓病や糖尿病網膜症などの合併症が起きやすくなりますからね。生活習慣病は数値のコントロールに目がいきがちですが、経過を見ていくことも必要です。治療に関しては薬もありますが、食事や運動などの生活習慣が特に大切。食事については塩分や糖分の量をイメージしやすいように、どの食品にはどれくらい入っているということを具体的に伝え、一緒に目標を設定しながら少しでも摂取量を減らせるように心がけています。生活習慣を完全に変えるというのは難しいかもしれませんが、少しずつ摂取量に気をつけるだけでも病気の状態は変わっていくもの。運動についてもできる範囲で頑張っていただくようにしています。

若い方の中にも高血圧や糖尿病が隠れているそうですね。

健康診断で血圧が高い、血糖値が高いと言われても、若いうちは気にしない方が割と多いんです。特に生活習慣病は初期症状がありませんから、放置してしまい重篤化する可能性も高い。それに数値が高いからといってすぐに薬を飲まなければならないというわけではありません。何よりも自分の血圧や血糖値が高いと意識することが重要です。私たちが早めに介入することで意識づけが行えますし、結果として心不全などの病気予防にもつながっていくのではないかと考えています。ですから年齢に関係なく、健康診断で異常が見つかった、体の調子が悪いという端緒を見逃さずに医療機関を受診することをお勧めします。

最後に今後の展望を含め読者の方にメッセージをお願いします。

大村治也院長 おおむら医院6

今後は高齢化も進み、歩行が困難になって通院できないという方、あるいはご家族も忙しく連れて行けないという患者さんも増えてくるでしょう。そのため少しずつではありますが、訪問診療にも対応していきたいと思っています。特に慢性的な心疾患や生活習慣病があれば、ご家族の方も心配ですからね。月並みではありますが、地域に根差したクリニックとして、入院せずに自宅で過ごせるようなサポートをしていきたいと思いますので、些細なことでも気軽にご相談ください。

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