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自力で治せない「眼瞼下垂症」
形成外科医に診断・治療の相談を

くすもと形成外科クリニック

(大阪市中央区/淀屋橋駅)

最終更新日:2024/11/26

くすもと形成外科クリニック 自力で治せない「眼瞼下垂症」 形成外科医に診断・治療の相談を くすもと形成外科クリニック 自力で治せない「眼瞼下垂症」 形成外科医に診断・治療の相談を
  • 保険診療

まぶたが重く下がってくる「眼瞼下垂」。加齢によるものが多いとされるが、まぶたが下がることで視野が狭まるため、日常生活への影響も大きい。また、加齢以外にもさまざまな原因疾患があり、自然治癒は望めないため、原因の見極めと手術による治療が重要だ。大阪市中央区にある「くすもと形成外科クリニック」の楠本健司院長は、40年以上にわたり形成外科の発展に尽力してきた。長年の経験を生かし、眼瞼下垂の治療にも注力。患者の眼瞼の状態に合ったきめ細かな治療計画を立て、まぶたを挙げてものを見るという人本来のまぶたの働きの改善をめざしている。そもそも眼瞼下垂とは何なのか、原因や気をつけるべき症状、楠本院長の施術におけるこだわりについて聞いた。

(取材日2024年7月23日)

加齢によるものと放置しないで。適切な診断と手術で負担を少なく、自分らしいイメージの実現をめざす

Q眼瞼下垂とはどんな症状ですか?
A
くすもと形成外科クリニック 眼瞼下垂の治療にも力を入れている同院

▲眼瞼下垂の治療にも力を入れている同院

ひとことで言うと、まぶたが下がった状態が眼瞼下垂です。原因はさまざまですが、一番多く見られるのは加齢によるものです。皮膚のたるみやまぶたの縁を引き上げる腱膜のゆるみなどによって起こる眼瞼下垂が、ほとんどを占めます。加齢によるものなので多くの方が経験することですが、黒目の中の瞳の部分にまぶたが覆いかぶさり、視野が狭くなります。これは機能的な問題であり、ケガなどにつながる危険性も高まるので、しっかりと治療することが必要です。先天性の病気で眼瞼下垂になることもありますが、1歳頃までに治療開始されることがほとんどです。

Q眼瞼下垂に気をつけるべき人や注意すべき症状はありますか?
A
くすもと形成外科クリニック 視野が狭くなることで、けがや頭痛などにつながる可能性も

▲視野が狭くなることで、けがや頭痛などにつながる可能性も

眼瞼下垂を引き起こす原因の一つに、コンタクトレンズの長期使用があります。レンズの着け外しのときに、まぶたをグッと握ることで筋肉に負担をかけてしまうんです。特に朝急いでいるときなどは注意が必要で、それを長年続けているとある日突然、片方のまぶただけ落ちてくるという症状が現れることがあります。眼瞼下垂の発症に男女差はほとんどありませんが、女性のほうが見た目を気にして来院される方が多い印象ですね。症状としては外側から皮膚が下がっていくので、見える範囲が狭くなっていたら眼瞼下垂の可能性があります。また、見えにくさから無意識に目を大きく見開くため、今までなかった頭痛や肩凝りが起こる方もいます。

Q加齢によるものだと放置している方も多いのでしょうか。
A
くすもと形成外科クリニック 加齢によるものと諦めずに、しっかりと治療することが大切

▲加齢によるものと諦めずに、しっかりと治療することが大切

そうですね、ただ眼瞼下垂は自然治癒することはないので、脂肪や筋肉の状況、皮膚の伸びなどを診断した上で手術による治療を検討することが望ましいです。多くが加齢によるものと言いましたが、他に、生まれつき目が細い場合、顔面神経麻痺によるものやミトコンドリア脳筋症、脳腫瘍など原因疾患はさまざまあるので、正しい診断が重要です。特に高齢の方の場合、白内障の手術などで視力の回復を図っても、眼瞼下垂で視野が狭まったままでは足元が見えにくく、転倒して骨折してしまうなどのリスクがあります。健康寿命の観点からも、眼瞼下垂をしっかりと治療しておくことが重要だと考えています。

Q形成外科の医師による手術のメリットを教えてください。
A
くすもと形成外科クリニック 「その人らしい姿の実現」を大切にし、手術を行っている

▲「その人らしい姿の実現」を大切にし、手術を行っている

機能的な面を考慮して、外科医ならではの技術を手術に生かせることが強みでしょう。また、形成外科は皮膚を扱う専門家です。まぶたさえ上がればいいのではなく、形態として、より良い整え方を追求できるのも、メリットだと考えます。最近は男性も積極的にご相談されることが増えてきましたが、手術の影響で突然目の印象が変わると、周囲に驚かれてしまうことがあり得ます。女性ではまた感じ方が異なる傾向にあるかと思いますが、望まれない方には印象が変わりすぎないように調整を図るなど、よりその人らしい姿を実現していくことを意識しています。

Q施術するときに大切にしていることは何ですか?
A
くすもと形成外科クリニック じっくりと患者の話に耳を傾け、希望の実現に尽力している院長

▲じっくりと患者の話に耳を傾け、希望の実現に尽力している院長

眼瞼下垂だけでなくすべての施術に通ずることとして、まずは負担の少ない治療を意識しています。メスを入れる範囲は最小限に、機能の回復に注力することが大切だと考えます。それに加え、患者さんの思いの実現も重視しています。もちろん理想を100%かなえることがめざせない場合もあるので、じっくりとご説明して理解してもらう時間も大切です。どこまで切開するのか、どこを切開するのかといった施術内容は違うので、一人ひとりに合わせた治療を常に考えながら、患者さんにも丁寧な説明で共有し、結果としてハッピーになってもらえればうれしいですね。

ドクターからのメッセージ

楠本 健司院長

年齢とともに筋肉や皮膚が衰えることは自然な現象であり、眼瞼下垂へは誰もが向かうものだと思っています。だからこそまずは相談していただければ、機能的な評価をしっかりと行います。治療が必要ない場合もありますが、どうしても気になるからと自由診療を希望される方もいます。患者さんによって思いはそれぞれ違うので、一人ひとりに合わせたご提案をさせていただきます。改善をめざせるものだと知らない方、どこへ相談すればいいのかわからない方もまだまだ多い症状なので、まずは一度ぜひご来院ください。

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