当日受診でも待たせないように
「すぐ診てもらえるクリニック」を
ウェルネストクリニック
(渋谷区/渋谷駅)
最終更新日:2021/10/15


- 保険診療
健康診断で引っかかってしまったり、気になることがあっても、忙しい中で受診から遠ざかってしまいやすい働き盛りの世代。自覚症状がないからといって後回しにした結果、数年後には病状が重症化しているケースは少なくない。そんな忙しく働く人が、いつでもすぐ寄れて定期的に通いやすいことにこだわったのが「ウェルネストクリニック」。各分野専門の医師が検査・診断を行うのはもちろん、オンラインでの診療や生活指導も導入。せっかくスタートした通院が途絶えることなく利用してほしいという思いがある。薬師寺忠幸院長は「一番は、患者さんにとっての利便性の高さ。時間をいかに短縮できるかが大切」だと話す。そこで、忙しく働く人が利用しやすいよう同院がどんな取り組みをしているのか、詳しく話を聞いた。
(取材日2021年9月22日)
目次
渋谷駅0分、土日診療、15分単位の24時間ウェブ予約やオンライン診療、アプリでの無料相談も可能
- Qどのような方にクリニックを利用してほしいですか?
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A
▲病気になる前に早めに対処することが大切
健康診断などで高血圧やメタボ、中性脂肪、LDLコレステロール、血糖、尿酸などの値が高く、リスクが指摘されているにもかかわらず、忙しいからと放っておいてしまっている方ですね。血管に異常があっても、ある程度進行するまではほとんど無症状です。放っておくとインスリン抵抗性が上がり、血管が詰まりはじめるなど、症状に出てから大変だと気づくんです。でも残念ながらそこから治療を始めても遅いんです。生活習慣病は、症状のないうちに進行を抑えるために治療することが一番重要なのです。火事に例えると、ぼやのうちに鎮火できないと大変な被害が出ますよね。生活習慣病も同じ。火が広がる前に早めに対処していくことが大切です。
- Qそのためにどのような工夫をされていますか?
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A
▲患者にとって利便性の高さがポイントと話す薬師寺院長
一番のポイントは患者さんにとっての利便性の高さです。渋谷駅0分、ハチ公向かいの駅前にあること、土日診療を実施しているのもそれを重視した結果です。面倒で時間がかかるとなると、受診が後回しになってしまいやすいですからね。受診に際しては、24時間受付の15分単位でのウェブ予約やクレジットカードでの後払いも導入し、可能な限りお待たせしないよう考えています。さらに定期的な受診が必要な生活習慣病の人が忙しくても治療を継続できるよう、空いた時間で受診できるオンライン診療や、SNSやメールによる受診・投薬のリマインドも行っています。季節疾患の花粉症やインフルエンザの予防接種なども時期ごとにお知らせしています。
- Qどのような症状、病気に対応されることが多いですか?
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A
▲漢方処方や心理カウンセリングも含め総合的な治療を行う
一般内科ではかかりつけ医として、風邪や発熱、頭痛、腹痛、湿疹、アレルギーなどの急性症状を含めて体調不良全般を見ていますし、特に風邪や発熱に対しては発熱の外来として隔離ブースも用意しており、PCR検査も30分程度で検査結果をお伝えできます。専門内科では高血圧・脂質異常症、糖尿病、痛風などの生活習慣病や、睡眠時無呼吸症候群に加えて、バセドウ病・橋本病などの甲状腺・内分泌疾患も対応しています。産婦人科では、月経前症候群、生理不順、不正出血、生理痛、子宮筋腫や子宮内膜症、妊婦健診や不妊治療、ピル処方などに対応。隣のメンタルクリニックとも連動し来院される患者さんの心身ともにサポートできることが強みです。
- Q気をつけたほうがいいのはどんな症状でしょうか?
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A
▲生活習慣を変えるだけで改善につながると話す薬師寺院長
おなか周りが大きくなってきた、体重が増えているといった人は、内臓脂肪が多くなり動脈硬化になりやすいです。血管が狭くなると、階段を少し上がっただけで胸が痛くなることも。血管が詰まると心筋梗塞になるおそれもあります。だんだんと太り、排尿が増え、喉が非常に渇くという人は糖尿病の可能性があります。寝ている時に息が止まっている、いびきが大きい人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があり、高血圧や動脈硬化の進行など体に悪影響を及ぼします。病気が悪化する前にご自身でも気づける症状は体重の増加。当院では肥満の外来も設け、生活習慣病の原因にもなる肥満の改善にも力を入れていますので、体重が気になる人はご相談ください。
- Qオンライン診療や生活指導を実施されていますね。
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A
▲オンライン診療を駆使し、治療が途絶えないように工夫している
薬を飲み始めても結局、症状がないので途中で止めてしまう人が多いですし、来院を1回お休みすると、なんとなく行きづらくなるんですよね。ですから、オンライン診療を駆使しながら、せっかく体のことを思って始めた治療が途絶えないような工夫をする必要があると思っています。また、生活習慣病の方には、管理栄養士や看護師によるオンラインでの生活指導が可能ですし、禁煙治療も対面とオンラインでフォローしています。心療内科では、臨床心理士による心理カウンセリングの際にも活用いただけます。検査などに関しては来院していただく必要がありますが、その他に関しては、オンライン活用の幅をどんどん広げていきたいですね。