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谷 幸憲 院長、谷 園実 副院長の独自取材記事

RINデンタルクリニック

(札幌市手稲区/手稲駅)

最終更新日:2024/08/08

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック main

札幌市手稲区にある「RINデンタルクリニック」。清潔感のある院内にはマイクロスコープやCT、レーザー機器など先進の機器が導入されている。院長の谷幸憲先生は北海道医療大学歯学部を卒業後、勤務医として働きながら歯周外科や根管治療の研鑽を重ねてきた歯科医師だ。谷園実副院長は一般歯科だけでなく、マウスピース型装置を用いた矯正や小児歯科にも積極的に取り組んでいる。当院では「歯が治ってからがスタート」という考えのもと、歯から全身を考えるトータルケアを提供。局所的な治療ではなく、根本的な原因を探ることを重視し丁寧なヒアリングと説明を徹底している。歯科医院に怖いイメージのある人でもここなら通えると思えるクリニックをめざしているという幸憲院長と園実副院長に、開院の経緯から今後の展望まで話を聞いた。

(取材日2024年6月14日)

歯が治ってからがスタート

お二人が歯科医師になったきっかけや開業の経緯についてお聞かせください。

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック1

【幸憲院長】医療従事者だった父の背中を見て育ったので、医療の仕事に憧れていました。高校で父や先生から歯科大学を勧められてこの道を選びました。大学卒業後は、江別・札幌・旭川の歯科医院で精密治療に研鑽を重ねてきました。旭川時代に開業を意識し始めた頃お声がけいただき、この地域で続いてきた歯科医院を引き継ぐかたちで開業しました。前の先生が診ていた患者さんも責任を持って診察しています。
【園実副院長】私は幼い頃から医療系の道に進もうと考えていたところ、高校でお世話になった先生から歯科医師を勧められたことがきっかけで、歯科医院に自分でアポイントを取って見学に行ってみたんです。そこで具体的な将来像がイメージできたので、歯科医師をめざしました。大学卒業後は歯科口腔外科で研修を行いその後は一般歯科に勤め、口腔外科やマウスピース型装置を用いた矯正に携わりました。

クリニックのモットーをお聞かせください。

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック2

【幸憲院長】歯科治療というと歯を削って、詰めたら終わりだというイメージもあるかもしれないのですが、私たちは「歯が治ってからがスタート」だと考えています。局所的に治療しても、その症状を引き起こした原因がわからなければ根本的な解決にはつながらず、また同じ症状が出てきてしまう可能性もあります。そのためにも治療は長期的に安定するように徹底しています。またその治療を繰り返さないよう、予防のために来ていただくことも大切だと考えています。
【園実副院長】歯医者さんが苦手、怖いという想いを持ってしまっている人に寄り添いたいと思っています。また、歯の治療後、どのように習慣を変えていけるかが大事だと考えています。私たちがめざすのは治療というよりも、歯の視点から見た心身のトータルサポートです。

開院にあたって新しい機器を導入されたとのことですね。

【幸憲院長】当院では全般的にこだわりをもって取り組みたいという考えから、マイクロスコープやセファログラム搭載のCT、レーザー機器など先進の機器を導入し、幅広い患者層に対応しています。セファログラム搭載のCTでは3次元で撮影することで通常のエックス線ではわからない奥行きがわかるので奥歯の複雑な根の治療などに活用しています。セファログラムは矯正歯科用のエックス線で骨の位置とのバランスや基準となる数値と比較して評価するという機器です。エルビウムヤグレーザーという機器では痛みに配慮した治療をはじめ、歯周病の原因となる汚れや歯石などの除去にも活用しています。
【園実副院長】口腔内3Dスキャナーも導入しています。3Dで画像化できるのでさまざまな角度から口腔内の状態を確認できるのに加え、苦しい思いをせず型採りができます。いずれも一般歯科のクリニックでは導入しているところは少ないと思います。

怖くない・痛くない・優しいクリニックをめざして

診療の中で心がけていることは何でしょうか?

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック3

【幸憲院長】当院では患者さんとのコミュニケーションを大事にしています。悪くなった所だけを治療するのではなく、根本的な原因を見つけるためには患者さんの声を聞くのが最も重要になってきます。考えられる原因を見つけたら生活スタイルに合った治療や習慣を提案し、その中で患者さんの希望に合うものを選んでいただきます。診療中は細かく声かけをし、「今から削ります」「風をかけます」など動作一つ一つをお伝えしています。そのことで安心して治療を受けてもらえるように心がけています。
【園実副院長】小児の患者さんには、最初の受診時にいきなり治療するのではなく、歯科医院という場所に慣れてもらうことを重視し、明るく楽しく接しながら、歯の大切さを伝えています。歯科医院が怖い場所ではなく、歯をきれいにして心地良くしてもらえる場所だと思ってもらいたいです。

大人でも歯科医院に怖いイメージのある人は多いですよね。

【幸憲院長】大人でも歯科医院が怖いという方はいらっしゃいますが、そういった方にこそ当院に来てほしいです。例えば歯を削る「キーン」という音が苦手な人であれば、キーンと言わない機械を使うことを提案します。麻酔が効かなくて痛い思いをした経験のある人もいると思いますが、当院では麻酔についてもなるべく痛みがないように配慮しています。麻酔の薬剤が冷たいと痛く感じてしまうので人肌に温めるなど、細かく注意しています。そして、一つ一つの動作の前に声をかけることで見えなくても何をしているか伝わるようにしています。このような工夫から恐怖心をなくすことで、継続して通っていただきやすいと考えています。

院長が得意とする診療は何でしょうか?

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック4

【幸憲院長】私は根の治療を得意としています。歯の根の治療ではマイクロスコープという顕微鏡を活用しています。根の治療ではどうしても肉眼では見えない部分が出てきますがマイクロスコープでは細かい部分まで診ることができます。また治療中は細菌が入らないようにラバーダムというゴムを歯にかぶせることで唾液の混入を防ぐようにしています。いくらきれいにしても唾液にはたくさんの細菌が入っていますから、徹底的に防ぐことが重要です。また勤務医時代には歯周外科を学んできたことから、歯周病の外科的な手術にも対応が可能です。

歯から全身を考える

マウスピース型装置を用いた矯正にも対応されていますね。

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック5

【園実副院長】矯正治療は見た目の改善というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、歯並びをきれいにすることは虫歯や歯周病の予防につながります。歯並びが整えば歯磨きがしやすくなったり、噛む力を分散させることができるでしょうし、見た目の美しさに伴って健康な歯を維持するモチベーションにつながると考えています。当院では丁寧なカウンセリングの上で、精密な検査・診断、抜歯が必要な場合も自院で完結できることが強みです。

子どもの口育についても積極的に取り入れておられるとか。

【園実副院長】私たちも育児の中で仕上げ磨きや食べ物の管理など親の役割が大きいことも実感しています。そのため子どもはもちろん、保護者の方にも寄り添った診療を心がけています。虫歯の原因は歯磨きの他に普段の食事の習慣なども大きく関わることを伝えたいです。近年では「口育」という言葉があり、咀嚼や嚥下など口腔機能の発達を促す教育が注目されています。食事中に水分を多く与え過ぎてしまうと咀嚼しないで丸呑みしてしまうようになる恐れがあるといわれています。子どもの唾液量は大人の2〜3倍あるので、食事中の水分はそこまで気にしなくても良いのです。こういった正しい情報を患者さんとの会話の中で伝えていきたいです。

今後の展望と読者へのメッセージをお聞かせください。

谷幸憲院長、谷園実副院長 RINデンタルクリニック6

【幸憲院長】歯を治す目的の一つはしっかり食事ができて栄養を取れるようにすることですから、歯を治療したその先の健康を考えることが大切だと考えております。年齢を重ねていっても楽しく食事をし、健康寿命を長くするお手伝いをしていきたいですね。歯科が苦手な方でも、ぜひ当院にお越しください。一人ひとりの気持ちや希望に寄り添い、長く安定する治療をご提案します。
【園実副院長】患者さんそれぞれお悩みを持って来院されると思うので、あらゆるニーズに応えられるよう、歯科治療を網羅的に提供していきたいと思います。患者さんが本当は何に困っているのか、本音に耳を傾けていければと思うので、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正:60万円~

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