産まれる前から産まれた後まで
母子の健康を歯科から見守る
ファミリア・オーベル歯科 駒沢
(世田谷区/駒沢大学駅)
最終更新日:2023/04/18
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妊娠中の歯科治療に不安を感じる読者もいるのではないだろうか。そんな妊娠期の女性の気持ちに寄り添うのが、東急電鉄田園都市線駒沢大学駅から徒歩9分の場所にある「ファミリア・オーベル歯科 駒沢」の鈴木雄大院長だ。口腔内スキャナーを用いた検査でエックス線撮影を最小限に抑え、安全性を重視したマタニティー歯科を提供している。子育て経験のあるスタッフが多く、セルフケアの方法などわかりやすくアドバイスができるのも同院ならではだ。「赤ちゃんが生まれたら、ぜひご一緒にいらしてください」と鈴木院長。数十年たっても健康な歯でいるためには、3歳までのクリニック通いがポイントだという。産まれる前から産まれた後まで、母子の健康を歯科から見守る鈴木院長に、マタニティー歯科や乳幼児の歯科治療について話を聞いた。
(取材日2023年4月6日)
目次
マタニティー歯科から、生まれて初めての歯科検診、幼年期の小児矯正まで。母子の健康を歯科治療でサポート
- Qマタニティー歯科とはどのようなものなのですか?
-
A
妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんの健康を守るための歯科治療です。まずは虫歯や歯周病の有無を確認し、悪いところがあれば治療します。ご自宅での歯磨きなど、セルフケアの方法もしっかりとアドバイス。当院には子育て経験のあるスタッフが多いので、ポイントをわかりやすくお伝えできるかと思います。妊娠中は体調も不安定になりますから、歯の色など気になる点があれば、そちらも早めに治療しておくと良いですね。通院頻度は通常時のメンテナンスと同じく、何も問題がなければ3~4ヵ月に1度が目安です。
- Qなぜ妊娠中に通うべきなのでしょうか?
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A
虫歯や歯周病があるとそこから細菌が体内に巡り、ご本人の健康だけでなく、おなかの中の赤ちゃんにも影響するからです。またご家族の口腔内に虫歯菌が存在すると、生まれてきた赤ちゃんのお口にもうつってしまいます。このことから当院では、これから妊娠を考えている方もマタニティー歯科の対象としています。基本的に歯科で使われる薬剤やエックス線検査は妊娠中でも問題のないものとされていますから、患者さんには安心して治療を受けていただきたいと思っています。もし疑問や不安があればなんでも聞いてください。
- Q生まれた赤ちゃんはいつから通ったら良いでしょうか?
-
A
いつからでも構いませんので、ぜひ親子でご一緒にいらしてください。生まれたばかりの赤ちゃんには歯がありませんが、口の中の粘膜の状態を都度確認します。歯が生えてきたら歯のケアを始めますが、急な症状でない限り、お子さんのペースに合わせて治療を進めます。お子さんの歯科医院通いは「3歳までにスタートする」のがポイント。頑張ったお子さんにはカプセルトイのお土産もありますので、楽しみにいらしてくださいね。院内にはキッズスペースのほか、ご家族で過ごせるファミリー用診療室もご用意しています。
- Qなぜ「3歳までにスタートする」のがポイントなのですか?
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A
お子さんのお口の中に虫歯菌が定着するのは、生後6ヵ月から2歳半くらいまでといわれています。さらに乳歯の虫歯の進行は永久歯よりも早いんです。親御さんから菌がうつることもありますから、お子さんだけでなく、ご家族皆さんの口腔内を清潔な状態に保つことが大切です。そしてもう一つ大切なのが、小さいうちから「歯科医院通い」を習慣づけるということ。生まれた時から歯科医院や歯科医師に接していれば、まるで美容院に通うように、定期的に歯科検診を受けることが当たり前になります。定期ケアで口の中を常に良い状態に保ち、数十年たっても健康な歯を維持していきましょう。
- Q子どもの歯並びの指導もしてくれるそうですね。
-
A
乳歯だけの時期、永久歯も混じってきた時期など、段階に合わせて治療やアドバイスを行っています。乳歯だけの時期は、歯や骨が正しく成長するための環境づくりをします。指しゃぶりや頬づえなどの癖をなくすだけでも、その後の歯並びに良い影響を及ぼすことが期待できます。永久歯が生え始めたら、歯や骨の状態を診ながら矯正を始め、顎をきちんと広げて歯が正しい位置に生えるように成長をサポートします。小児矯正で上下の顎のバランスや歯並びを整えておけば、大人になって矯正が必要になったとしても短い期間で済みやすいです。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正/33万円~
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。