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市丸 秀章 院長の独自取材記事

ひでまるファミリークリニック

(目黒区/目黒駅)

最終更新日:2023/10/27

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック main

2023年8月、目黒駅から権之助坂に向かって坂を下るとすぐの場所にある「ひでまる救急クリニック」が「ひでまるファミリークリニック」へとリニューアルした。今回のリニューアルにあわせて市丸秀章院長が掲げる新たなコンセプトは「ボーダレス・ギフト・ファミリー」。年齢や性別、国籍、診療科を問わず、さらに家族や家庭の背景にまで配慮した診療であらゆる身体の悩みに真剣に向き合っている。クリニックビルの4階には小児科フロアを新設。壁面には院長の友人が手がけたという近代アートが施され、広いキッズスペースを設けた温かな空間となっている。人と人の絆やコミュニケーションを大切にし、クリニック診療の在り方を追求し続ける市丸院長に、リニューアルと新たなコンセプトに込めた思いについて話を聞いた。

(取材日2023年7月14日/情報更新日2023年8月4日)

コンセプトは「ボーダレス・ギフト・ファミリー」

8月に「ひでまるファミリークリニック」にリニューアルされる経緯を教えてください。

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック1

当院は2021年に「ひでまる救急クリニック」として、大学病院の救命センター所属の日本救急医学会救急科専門医であった私と、同じく救急科専門医である妻が中心となって開業しました。「救急」イコール「緊急事態」ではなく、「救急」イコール「いつでもなんでも」という意味にすることで、地域におけるさまざまな健康トラブルに“いつでもなんでも”対応できる救急クリニックとして日々診療をしてきました。またビルの1階と2階を利用し、完全分離型の発熱専門の外来を常設することでコロナ禍でも一般救急患者と発熱患者の診療の両立を可能にしています。今回のリニューアルに伴い、小児科の診療も開始することになりました。病気ではなく人を診るという理念は、その先にある家族という背景も意識して診療しなくては実現できません。家族、そして地域医療を想起できるよう「ひでまるファミリークリニック」という名称をつけました。

「ボーダレス・ギフト・ファミリー」をモットーに掲げていらっしゃるそうですね。

「ボーダレス」には診療科の垣根を超えての診療はもちろん、それ以外にもSDGsに基づく平等な医療の実現に向けて取り組んでいく決意を込めています。大学病院の救命救急センター時代には年齢、性別、国籍など、多種多様な患者さんやご家族のケースも多く経験しました。また、恩師である先生のご指導のもと、救急・集中治療学などさまざまな経験を経て、グローバルな視野の広さで患者と向き合う、救急科医の「あるべき姿勢」を学ばせていただきました。世代を問わず受診していただくことに加え、外国の方やLGBTQの方、宗教的な制約を持つ方へそれぞれの「違い」を理解して診療することを常に意識しています。

「ギフト」、「ファミリー」に込めた思いとは?

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック2

「ギフト」はまるでエンターテインメントやテーマパークで経験する新鮮な感動のようなキラキラした気持ちをお持ち帰りいただきたいという思いです。診療後の帰り道、「ひでまるを受診してよかったな」というお気持ちになっていただきたいという私たちの強い思いを言葉にしたものです。「ファミリー」についても患者さん一人ひとりのバックボーンを意識した診療の中で大切にしてきたキーワードです。クリニック開設後には院長である私を含め、お子さんを持つ職員も多くなりました。家族を大切にしたいという思いは職員同士の絆を強めており、開業当初から大切にしている「ボーダレス・ギフト・ファミリー」はいずれも、当院には欠かせない要素なのです。

4階は子どもと家族のための診療フロア

小児科フロアを新設されたのですね。

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック3

1階2階のコンセプトや診療体制はこれまでどおりに、4階を小児科フロアとして新設しました。小児科医のみならず救急科医や内科医も常駐しておりますので、場合によってはそれぞれ症状や診療科の異なるご家族が同時に受診できます。4階小児科フロアには壁面に動物のモチーフが施され、広いキッズスペースやお子さん用のタブレットPCなどを充実させました。つらい症状で来院されるお子さんが、少しでも楽しい気持ちになってもらえるとうれしいです。待合室全体を見渡せる位置にアシスタントスタッフを置き、お子さんの安全配慮も強化しました。ご家族に向けてはおむつ替え台やチャイルドシートなどを設置した多機能なトイレや、静かにリラックスできる授乳室もご用意しています。フロア全体の衛生管理にも努めており、空気清浄機の設置や定時に行われる消毒作業、そして換気機能の備わった感染症専用個室も完備しています。

BGMやインテリアまで、随所にこだわりが感じられます。

待合室は楽しくリラックス、診察室は落ち着いた雰囲気にとBGMを変えることでお子さま方の不安な心理に配慮を試みています。診療室では医師の頭上にアニメ動画用のモニターを設置。事前にお子さんの好きなアニメを伺って、そちらをモニターで流しながら診療します。お子さんがアニメに夢中になると、自然と医師の方に顔が向き、リラックスして診療を受けていただけるという狙いです。実は今回の小児科フロアオープンにあたっては、こうした内装のアイデアやベビーカー置き場など細かい部分まで事前にアンケートを行い、さらに子育て経験のあるスタッフや患者さんの意見を多く取り入れて実現させました。内装や安全面にもこだわった、コンパクトだけど多機能な小児科フロアが完成したと自負しています。

小児科を担当される医師をご紹介ください。

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック4

小児科医である鏑木陽一郎先生が診療にあたります。大学病院で15年にわたり臨床と研究で研鑽を積まれた医師で、私の研修医時代の同期であり、大切な音楽仲間でもあります。小児科一般や小児の皮膚疾患はもちろん、小児科医の中では比較的希少な小児消化器を専門にしているのでお子さんの便秘などの相談先としてお勧めしたいです。一見シャイなのですが、子どもたちには「カブちゃん先生」と呼ばれて親しまれていますね。鏑木先生にも2人のお子さんがいらっしゃり、子どもたちを喜ばせることが大好きな優しい先生ですよ。

家族で作り上げた、家族のために存在するクリニック

この数年間の大変な時期を乗り越え、今改めて思うことはありますか?

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック5

救急科医として「リアル診療」にこだわりたいですね。コロナ禍でオンライン診療が普及して新たな医療の形が見えた一方で、リモートの限界を感じた方も多いのではないでしょうか。当院にも、オンライン診療では解決に至らずに相談に来られる患者さんがいらっしゃいます。どれだけAIやオンライン診療が発展しても「リアル診療」による直接の手当てや顔を見合わせた患者さんとのコミュニケーションで培う信頼関係に勝るものはないですよね。未曾有の災禍を経験したからこそ、患者さんと直接向き合って診療することの意味を改めて感じています。

今後の展望をお聞かせください。

いつでも誰でもご利用いただけるよう、少しずつ診療の幅を増やしていきたいです。特に夜間休日の救急診療の枠をもっと広げていきたいです。当院はファミリーで作り上げたクリニックだと思っています。夫婦で立ち上げ、クリニックスタッフの多くは私が大学病院勤務時代から信頼しているメンバーです。2023年に入り、4月からは整形外科の伊藤先生が、8月からは小児科の鏑木先生が診療に加わってくれました。2人とも長く親交のある大切な仲間、ファミリーです。当院のロゴマークやアニメーションの制作、壁に描かれた「ひでまるくん」は、私の娘や息子を通じて知り合ったご家族が協力してくださった傑作です。クリニックを支える私たちが一つの大きなファミリーとなることで、つらい症状でご来院いただく方すべてに少しでも人と人とが交わる温かさを実感していただける医療現場づくりを日々心がけてまいります。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

市丸秀章院長 ひでまるファミリークリニック6

これまでの「いつでもなんでもご家族皆さまで」の救急クリニックのコンセプトはそのままに、「ボーダレス・ギフト・ファミリー」の新ポリシーで地域や家族を支える医療の拠点をめざしてさらにパワーアップしてまいります。小児科という強い味方が加わったことで、診療科を問わずそして家族を大切にというクリニックポリシーの実現に大きく近づいたと実感しています。コロナ禍を経て実感した、人と人とのコミュニケーションを重視したリアル診療を大切にする一方でウェブ予約やアプリ決済、自動精算機の新規導入など、さらにスマートで快適なご受診をいただける工夫も進めてまいります。どうぞご来院お待ちしております。

自由診療費用の目安

自由診療とは

PCR検査/2万8000円

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