見た目も気になる皮膚疾患
悩んだら美容皮膚科に相談を
こくない皮フ科クリニック
(大阪市城東区/野江駅)
最終更新日:2023/06/15
- 保険診療
- 自由診療
しわやほくろ、ニキビ。鏡を見る度に「これがなければ……」と思っている人は少なくないだろう。美容皮膚科は、そうしたコンプレックスの解消を図り、QOLの向上に努める。皮膚科に加えて美容皮膚科も標榜する「こくない皮フ科クリニック」では、地域の人が気軽に通えるよう保険診療を中心に治療を提案し、しみやしわ、ほくろ、ニキビなどさまざな悩みにアプローチしている。特に多いのは、ニキビの治療。10代の学生から幅広い年齢層の患者が通う。近年は男性の美意識の高まりに伴って、女性だけでなく男性患者も増えているという。「男性医師だからこそ寄り添える悩みもある」と話す穀内康人院長に、同院が行う美容皮膚科の診療内容について詳しく教えてもらった。
(取材日2023年6月2日)
目次
丁寧なカウンセリングと経過観察で、患者と医師が一緒に理想の状態をめざしていく
- Q美容皮膚科ではどのようなお悩みに対応していますか?
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A
しみや肝斑のほか、しわ、イボ、ほくろの除去など、さまざまな診療に対応しています。美容皮膚科と聞くと自費診療のイメージが強いかもしれませんが、当院は保険診療をメインに行っているため、市販の薬や自宅でのケアが難しい尋常性ざ瘡、いわゆるニキビの治療を希望される方が多いですね。また医療脱毛も行っていて、幅広い患者さんが通院しています。
- Q患者さんからはどのような相談が多いですか?
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A
10代から20代の患者さんで多いのは、やはりニキビのお悩みです。昔はニキビに対して、病院にかかるほどではないという意識をお持ちの方が多かったように感じますが、今はニキビも立派な肌の疾患と認められ、受診のハードルが下がっているのだと思います。一方、しみやしわのケアを希望されるのは、時間や金銭的にも余裕ができる30代後半から40代、50代の方々ですね。中には70代80代の方もいらっしゃいます。男性も多く通院されていて、若い世代だとニキビの治療、後はしみやしわ、医療脱毛など相談内容はさまざまです。
- Qクリニックでの診療の流れを教えてください。
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A
まずは看護師が患者さんとカウンセリングを行います。時間は10分から15分ほどで、どのようなお悩みがあるのか、どういった施術を希望しているのかお話を伺います。この際、顔や気になっている部位の写真も撮影します。施術によっては医師しか施術できないものもあり、外来診療の時間帯には行うのが難しいためその場合は改めて施術日を設定しています。看護師による施術や当日行える施術もありますので、まずは相談してください。看護師が行う場合でも、必ず医師を介して進めますので安心してください。施術に伴う痛みやダウンタイム、費用についても説明させていただき、患者さんが納得した上で施術に入るという流れになっています。
- Q施術後の経過観察はどのように行うのでしょうか?
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A
経過観察の期間は、施術の内容によって異なります。しみのケアやほくろの除去は、施術の約2週間後に来てもらい、色素沈着や退色がないかを確認します。1ヵ月後にもう一度来てもらって、そこで問題がなければ施術は終了です。医療脱毛は繰り返し行うことが必要になりますから、月1回ほどのペースで通っていただきながら、理想とする状態をめざしていきます。顔というのは毎日見るものなので、自分ではなかなか変化がわかりづらいこともあります。そのため、経過観察の中で施術前の写真と現在の写真を見比べてもらい、目標に近づけているかどうか患者さんと一緒に確認しながら進めています。
- Q当日の施術が可能な場合もあるのですね。
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A
その日の予約状況によっては、当日可能な施術もあります。しかし、先ほど診療の流れの中でもお話ししたように、当院は外来診療も行っていますので、そちらを緊急で受診されている方や事前に予約されていた患者さんを優先させていただいています。自分の顔や体に気になる場所があって、少しでも早く改善したいという皆さんのお気持ち、本当によくわかります。こちらとしても、できるだけ早くその悩みを解決してあげたいと思っていますので、当日の施術をご希望される方は、できれば電話やインターネットで予約を取っていただき、その際に施術箇所や方法について相談させていただければと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはボツリヌストキシン製剤注射1万9800円~、医療脱毛5800円~(部位や回数によって料金が異なります)