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森永 将弘 院長の独自取材記事

森永眼科クリニック

(さいたま市南区/南浦和駅)

最終更新日:2021/10/12

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南浦和駅から続く大通り沿いにあるビルの3階にある「森永眼科クリニック」は、2020年10月に新体制でスタートしたばかりの眼科クリニックだ。清潔で感染症対策もきちんとなされており、安心して医療を受けられるような雰囲気がある。院長を務める森永将弘先生は、大規模病院やアメリカ・ハーバード大学などで研鑽を積んだ経験豊富な医師。自他ともに認める真面目な性格で、患者との対話を大切にし、理論に基づいた丁寧な診療をポリシーとしている。穏やかな語り口と真摯な態度で、患者から信頼を集める森永院長に話を聞いた。

(取材日2020年11月18日)

アメリカ留学や海外ボランティアで研鑽

ご開業したばかりですがいかがですか?

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勤務医の時にもクリニックでの勤務経験がありますが、院長は少々勝手が違い忙しくしています。おかげさまで、小さいお子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層の患者さんに来院していただいており、ご家族ぐるみで通ってくださっている方も多いんですよ。自分の診療技術が地域の皆さまのお役に立てればうれしい限りです。小さいお子さんに関しては、さまざまな疾患でいらっしゃいますが弱視に注意しています。学力や成長のことを考えると、早めに発見し適切な矯正手段を講じたほうが良いと思います。親御さんが気になることがありましたら、ぜひ気軽にご相談ください。できる限り来院していただきやすくするために土曜の午後も診療しています。

海外留学や医療ボランティア参加のご経験もあるんですね。

2011年にアメリカのハーバード大学へ留学し、ドライアイのメカニズムを研究しました。過酷な留学生活を終えて帰国する際に機内で飲んだ日本酒のおいしさに思わず涙しそうになったのは、今では良い思い出です。そして2016年には、ベトナムで貧困のため満足な医療を受けることのできない患者さんに無償で白内障手術を行うボランティアに参加しました。かなりの過密スケジュールで多くの手術に携わりましたが、日本の医療設備が整っている環境とは違い自分自身の創意工夫が求められる現場で、自分の技術を磨くことができたのはとても良い経験で、その後の私の医師人生に大きな影響を与えました。特にそのボランティアのリーダーであった先生にお褒めの言葉を頂いたのは自信につながりましたね。

どんな患者さんが多く来院していますか?

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日本人の失明原因の大半を占める緑内障の患者さんがやはり多いですね。少しでも疑いのある方は検査するようにしているので、当クリニックは検査が多いクリニックだと思われている患者さんもいらっしゃるかもしれませんが、緑内障は早期発見が肝心な疾患です。生活への影響が少ない段階で病気の進行をできる限り食い止めたいのです。緑内障は初期のうちはほとんど自覚症状がなく、見えにくい、といった自覚症状が現れる頃には、かなり病状が進行しているケースがほとんどです。怖いのは、糖尿病などの基礎疾患のない方でもかかること。健康に自信のある方でも40歳を超えたら一度は検診においでください。

患者に選ばれる眼科医師に

医師をめざしたきっかけは何ですか?

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私の弟が小児喘息を患っていて、時折とても苦しそうにしているのを見て、何とかしてあげたいなと思ったのがそもそものきっかけです。おかげさまで成長するにつれ弟の小児喘息は治癒しましたが、医師になりたいという思いは持ち続け医学部に進学しました。眼科へ進んだのは、小さい頃から細かい作業が好きで得意だったのが理由です。医師である限りは、疾患を改善して差し上げて当たり前、という意識でいます。数ある眼科医師の中から私を選んでいただけるような医師になりたいですね。

患者に選ばれる医師とは?

私は常々、患者さんにはもっと医師やクリニックを自由に選んでほしいと思っています。日本人はとても真面目で一度通院をし始めたら、疑いを持たず通い続ける傾向があるように思います。クリニックを替えたら先生に悪い、という遠慮があるのでしょうか。通院のきっかけも家や通勤先に近いというのが多いでしょう。今はインターネットなどで手軽に情報が得られる時代です。得やすい分、情報過多でもあって、たくさんの情報の中からどれが正しいのか判断するのは難しいと思います。ですから情報を得たら、実際に足を運んでご自身の感覚で医師やクリニックを選んでいただきたいのです。私は食べ歩きが趣味なのですが、医師選びも食べ歩きのようなイメージで良いと思うんです。当クリニックはセカンドオピニオンも気軽に受けていただけるよう体制を整えています。数多くの眼科クリニックの中から、当クリニックを選んでいただけるよう精進し続けたいと思います。

長年のご経験がありますが、眼科診療の難しいところはどこでしょう?

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私よりもご経験が豊富な先生方に伺っても、風邪や結膜炎などの身近な疾患の診療が一番難しいとおっしゃいます。私も同感で、おそらく診断と治療法の着地点はどの先生方が診察しても変わらないかもしれないのですが、咳と鼻水といってもその原因がウイルスなのか、菌なのか、アレルギーなのか、100%確実にその場で判断するのは実はとても困難なことなのです。そこで大切なのが問診ですが、患者さんが100%正確にご自分の病状を把握されていることはまれですし、医師を前にしてなかなか言葉が出ない方もいらっしゃいますし、逆におしゃべりしすぎてしまうこともあるでしょう。私たち医師には正確に患者さんからお話を聞き出して、的確な診断を下す使命がありますが、いつまでたってもよくある疾患の正確な診断というのが難しいですね。

今後は情報発信も積極的に

医師になってよかったと思うのはどんな時ですか?

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それは患者さんから感謝の言葉を頂いた時ですね。でもやはり医師である限りは、患者さんの苦しみや悩みを取って差し上げて当たり前だと思うんですね。長年診療をさせていただいて思うのは、患者さんとの信頼関係が強くなるのは、患者さんの思いを正しく私がくみ取れて、本当の意味で意思の疎通が取れた時だと感じています。ですから、患者さんとお話しする際、この患者さんはどうして私を選んでくださったんだろう、私にどういうことを期待してくださっているんだろう、ということもお話ししてくださる内容から読み取りたいと思っています。そんな信頼関係が築けた上で感謝していただけたら、こんなにうれしいことはないですね。

今後の展望をお聞かせください。

今は感染症対策上行っていないですが、日帰り手術などにも取り組んでいきたいと思っています。地域の基幹病院で白内障手術の担当医をしたこともありますので、お役に立てることと思います。また確定診断に役立つ機器類も徐々にそろえていきたいところですね。地域の方々にここに「森永眼科クリニック」があってよかった、と思っていただけるように、数ある眼科クリニックから選んでいただけるように日々成長していきたいと思っています。また今後は、情報発信もさらに加速させていきたいと考えています。患者さんがクリニック選びをするとき、情報は大切です。私がどんな人間か、どんな診療をしているのかを、できる限り多くの方に知っていただきたいと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

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とにかく何かあれば気軽に来院していただけるような、ハードルの低いクリニックでありたいと思っていますので、何でもご相談ください。セカンドオピニオンも大歓迎です。大規模病院で、多くの方が罹患する身近な疾患から、重症度の高い症状まで多種多様な診療経験がありますので、大規模病院の診療と同じ目線でのアドバイスをさせていただけると思います。本当にこの診断・治療でいいのか?と疑問に思われるのは患者さんの当然の感覚です。ぜひ参考意見の一つに私の意見も加えていただければと思います。また当クリニックのホームページにはお問い合わせ用のコーナーがあり、メッセージを自由にお書きいただけるようになっています。そうしたツールも活用しながら、患者さんとのコミュニケーションを積極的に図っていきたいと思います。

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