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植村 冨美子 先生の独自取材記事

医療法人社団郁栄会 銀座エルディアクリニック

(中央区/銀座駅)

最終更新日:2021/01/27

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2020年10月に開院した、究極の予防医療・ウェルエイジングの提供をめざす「銀座エルディアクリニック」。同院で毎週木曜日に形成外科診療を担当するのが、植村冨美子先生だ。約40年にわたり形成外科・美容医療の分野で数々の実績を残してきたエキスパートであり、遠方から同クリニックを訪れる患者は後を絶たないという。大阪狭山市に自院を持ちながら、都内複数の美容クリニックで顧問を務める植村先生。患者のみならず医療関係者とも信頼関係を築いていることがうかがえる。気品があり凛とした外見からはちょっと想像しがたいが、取材では関西弁で時に冗談を交えながら実に気さくに話してくれた。その人柄こそが、多くの患者を惹きつける理由の一つかもしれない。
(取材日2020年12月3日)

「施術した結果、その人が幸せになるか」を大切に

もともと大阪でクリニックを構える植村先生が、東京で診療を始められたきっかけは何だったのでしょう?

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20年ほど前から東京と大阪の2拠点で診療していますが、このような生活を始めたのは、関東在住のある男性患者さんとの出会いがきっかけでした。その方は、もともと私が大阪で診ていた患者さんのお孫さんで、幼い頃から、休みの度に大阪に遊びに来ており、何かにつけて私のクリニックにもおみえになっていたんですね。ある時、彼が顔をけがして形成外科的な治療が必要となり、私が手術したことがありました。手術は無事に済み、彼は関東に戻られましたが、形成外科の治療は手術3割、術後の処置が7割といわれていまして、私は自分の仕事のその後を確認したいという思いが強かったんでしょうね、冬だったので手土産にマフラーを買って彼と東京駅で落ち合い、傷の具合を拝見しました。東京でも診療する場所が必要なのかもしれないと感じ始めたのは、それが最初だったと思います。

こちらのクリニックにも、全国から患者さんがおみえになると伺いました。

大阪の知人が東京で開院するのをサポートしたり、また別のクリニックを新設するのを手伝ったり、ということを長く続けており、2004年からは都内5ヵ所の美容クリニックの顧問を務めています。銀座エルディアクリニックは、たまたま知人の同級生が寒竹郁夫理事長と知り合いだったことから、ご縁があって診療させていただくことになりました。

形成外科・美容外科の分野で豊富な実績を持つ植村先生ですが、ご自身の強みはどこにあると思われますか?

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技術が優れているとか、レーザーを多く当てているとか、そういったことだけが「専門家」の条件ではないと思っています。専門家であれば、施術の1年後・5年後・10年後にどうなるかがわかっていますから、それを踏まえて、その方にとって何が一番良いかを考えることができると思いますし、そこが私の強みといえるかもしれません。やはり最も大事なのは、施術した結果、その方が幸せになるかどうか。例えば、顔に30個ほくろがあったとして、「30個全部取りたい」と希望された場合、「それで果たして幸せになる?」「なぜそこまでするの?」「まずは気になる部分だけにしてみてはどうですか?」というお話を必ず患者さんとしますね。お顔の施術を希望される方には、それぞれいろいろなご事情がおありでしょうけれど、その方の顔は人生ですから。

エイジングケアの鍵は「骨のシルエット」を整えること

こちらでは「ウェルエイジング」をコンセプトの一つに掲げています。

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しわ一本、しみ一つがその人の老化の度合いを決めるものではありません。何がその人をその年齢に見せるかというと、「顔の骨のシルエット」だと考えているのです。家は、土台があり柱があり梁があり、そこに壁があって屋根が乗っていますよね。人の顔も家と同じで、土台である骨があって、内臓脂肪、筋肉、皮下脂肪、皮膚がついています。皮膚に溝ができているのがしわで、皆さんよく、「重力に負けてしわができる」とおっしゃいます。でも、重力に負けているのであればすべてが下に落ちているはずですが、落ちていない部分もあるわけです。特に顔というのは複雑な形をしていて、いくつもある顔面骨がつながって、一つの顔ができています。年齢を重ねると、それぞれの骨が少しずつシルエットを変えていき、それが、顔の印象を変えているともいえるのです。

「骨のシルエットが変わる」とは驚きです。

骨が老化すると、骨粗しょう症など骨がもろくなることだけを思い浮かべる方が多いですが、形が変わるとも考えられるのです。年を取ると、若い頃と違って手もごつごつしてくるでしょう? 顔の骨も同様で、そこに脂肪や筋肉や皮膚がついていますから、いくら顔を引っ張ってしわをなくしたとしても、土台である骨がゆがんでいたら、顔もゆがんだまま。ですから、しわが一本もないことをめざすよりは、土台のシルエットを整えていく、という考え方が今は主流になりつつあります。

施術において大事にしていることは何ですか?

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特に目と口は動きの中で表情が出るし、動いて初めて美も醜も表せます。ですから、動きも含めてトータルで診ることにこだわっています。また、レーザーひとつ当てるにしても、自分の中に規則正しいマニュアルはありますが、患者さんごとに状態は違いますから、レーザーの種類や当て方など個々に適した方法を選ぶことも大切にしています。

患者さんに説明する際は、症例などを見せるのでしょうか?

いいえ、その方のお顔で説明します。その方の全体的なお顔のバランスを考慮しながら、細かくアドバイスをしています。骨格からすべて説明すると、極端な希望をお持ちの方でも考え直していただけることが多いですね。技術などは、長く診療していればそれなりに対応できるようになるもの。でも、先ほども申し上げましたが、医師の仕事は人の幸福につながらなければ意味がありません。私が少しお手伝いすることで、その方が幸福になってくれたらと思っています。

自身の体験に基づいて研鑽を積み、患者に還元したい

40年近く形成外科の医師として活躍されてきた植村先生。先生にとっての形成・美容外科診療とは?

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形成外科や美容外科が他科と大きく違うのが、「処置に対する評価は患者さんがする」ということ。例えば心臓外科の手術の場合、心臓が動いていたらその手術は成功ですよね。心電図や、生きているということ自体が評価になるわけです。でも形成外科や美容外科の場合、どんなに医師が「うまくいった!」と思っても、患者さんが「うーん、ちょっと……」となれば、やはり駄目。患者さんが施術を評価し、結果についてコミュニケーションを図れるのが、この分野の特徴だと思います。

非常にシビアな診療科といえますね。

そうですね。それに、「評価は患者さんがする」ということは、その方の理想こそがすべてともいえます。そういう意味では患者さんのご希望どおりに施術をするのも悪いことではないと思います。ただ、この患者さんにこんな施術をするのは嫌だなと思いながら対応するのが、自分の主義に反するんです。「やめておいたほうがいいと思う」と伝えるのは、専門家として絶対に必要なこと。それには根拠を言わなければなりません。そのためにも、最新医療の勉強は常に欠かさないようにしています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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私自身、それなりの年齢になりましたから、体にいろいろと問題が起こります。海が好きで、日に焼けると肝斑がきつくなってきただとか。そんなときは、肝斑について猛勉強します。勉強すると、一般的にはこの治療が良いとされているけれど、こういう場合はあの方法のほうがいいな、といったことが身をもってわかるんです。ですから、研鑽を重ねて得たことを患者さんに還元できたらと思っています。更年期の中であってもどう美しくいられるか、女性として生きるモチベーションをどう保つか。そうしたことについても、できることをしていきたいなと。美に限らず、元気に健康になることは素晴らしいことですからね。家庭でも、女性が機嫌が良いのが一番。ちょっと大げさかもしれませんが、女性が美しく健康でいることは、世界平和にもつながると思っていますよ。

自由診療費用の目安

自由診療とは

医療脱毛/1万5000円~、ピーリング/2万円~、フットケア/2万5000円~、
レーザーによるしみのケア/2万8000円~、ホワイトニング/2万4000円~、歯列矯正/60万円~、インプラント治療/60万円~

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