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宮本 彰俊 院長の独自取材記事

宮本内科

(福岡市西区/今宿駅)

最終更新日:2022/02/14

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JR筑肥線・今宿駅より徒歩9分ほどの場所にあるのは「宮本内科」。院内に入るとまるでカフェのような心地良い空間で、病院らしさを感じさせないクリニックだ。院長である宮本彰俊先生が、地域の健康を守っていきたいという思いで2020年10月に開院。さまざまな内科疾患の治療に加え、食に関するアドバイスと胃腸のメンテナンスを通じ、病気を見つけるだけでなく予防することの両方にアプローチをしている。「食べ物がその人の健康、人生を決めるといっても過言ではありません」と語る宮本院長に、同院の治療方針や健康に関する考え、思いを聞いた。

(取材日2020年11月10日)

胃腸と栄養の観点から健康をサポートする

医師になろうと思ったきっかけや、これまでのご経歴について教えてください。

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私が小学生の頃にいとこが医学部生で、夏休みに会った時に医学の話を聞きました。今思い返すと、初めて意識をした仕事が”お医者さん”だったんだと思います。また、高校の頃に仲の良かった友人の父が開業医だったということもあり、医師という職業を身近に感じていました。こうして少しずつ未来の仕事をイメージしながら、医学の道を歩むことに。研修医時代や勤務医時代には、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡に興味を持ち、消化器内科を中心に技術を学んでいきました。

勤務医時代にはどのようなことを経験されたのでしょうか。

勤務医時代の経験は、今でも貴重な財産です。私の所属していた病院・組織は、内視鏡の技術を学ぶための姿勢、考え方、立ち居振る舞いを重視する非常に厳しい環境でした。医療を学ぶというよりかは、”内視鏡道”を学んだといっても過言ではありません。こうした考え方や技術を徹底的に叩き込まれた期間があるからこそ、今の技術や知識におごることなく日々磨き上げていく姿勢につながっています。しかし、3年前に加齢医学に出合い老化の医学を学び始めると、検査と治療よりも、生活習慣の見直しがより患者さんの健康を守ることができるのではないかと思い始めました。患者さんとじっくり向かい合うには診療時間の短い病院勤務では難しいと考え、開業を決意しました。

クリニックのコンセプトを教えてください。

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内科と胃腸内科を中心としながら、胃腸と栄養の観点から健康をサポートするスペシャリストとして診療にあたっています。日々の診療の中では、胃腸のことを専門に扱ってきた経験を生かし、生活習慣・食べ物・食べ方についても総合的に指導します。医師として検査や治療を行うのはもちろんですが、その大前提として患者さん自身が生活習慣を変えて、病気を治すという意識を持つことが大切で、特に食習慣に対する意識を変えないと治療が不十分になると考えています。例えば、現代人の食事は糖質過多のことが多く、タンパク質不足が問題です。また食材に含まれるビタミン、ミネラル不足も深刻です。これが生活習慣病の主な原因ではないかと考えておりますので、食生活に重きを置いた診療を行っています。

病気を予防するためのアプローチをしていきたい

治療・診療の中で気をつけている点はありますか?

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なぜ病気になったかを患者さんと深く掘り下げて話し合うようにしています。高血圧、脂質異常、糖尿病などの生活習慣病は、その名のとおり日々の習慣の積み重ねで発症する疾患です。そしてそのまま放置していると、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病、がん、認知症といった疾患にも発展しかねません。今までの生活習慣の何が病気を引き起こしてしまったのかを本人に自覚してもらい、どこを変えていけばいいのかを明確にすることで自分で治すという考えを持ってもらうことが重要です。薬はそれをサポートするツールだと思っています。結果のみならず、原因へのアプローチを重視するスタイルで、日々患者さんと向き合っています。

原因へのアプローチを重視するきっかけは何だったのでしょうか。

加齢医学の進歩で、生活習慣病は進んだ老化であるという考え方が一般的になってきました。食事や睡眠、その他の生活習慣の乱れがどれだけ老化を進め、その先に病気の発症が来ることを知り、薬の治療とともに徹底した食習慣改善を行った結果、手応えを感じました。自身の体調も良くなりました。病気の治療と予防は一連の流れだと感じています。

病気を見つけるという観点からみると、定期的に検診を受けることも大切ですね。

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がんは年齢とともに確実に増加します。なので、おなかの症状がなくても毎日快便でも、40歳を過ぎたら1度は内視鏡検査を受けていただきたいです。検査の苦痛を軽減するために、患者さんからの要望があれば鎮静剤を使うことも可能です。「昔検査を受けた時の苦しい記憶があるから受けたくない」という患者さんにもなるべく痛みの少ない検査を提供していきたいと考えておりますので、何か不安なことがあったらいつでも相談してほしいですね。ただ、検査を受けているから大丈夫というわけではないんです。結局は食生活につながってくるので、自身の食生活を今一度振り返りましょうと患者さんにはお伝えしていますね。

大切なのは、継続すること

病気や不調の原因を追究するため、栄養指導にも力を入れていらっしゃるのですね。

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体に必要な栄養素を患者さん自身はあまり知らないんです。例えば、ビタミンCが体にとっていいのは知っていても、どのような役割をしているのかはわかっていない人のほうが多いんですよね。だから自分に栄養が足りていないということもわからないんです。しかし、今の日本では間違った食生活で無駄な老化をしている人がたくさんいると感じています。適切な検査で何が足りないのか判断し、適切な食事指導や場合によってはサプリメントをアドバイスしています。食事やサプリメントは薬ではありませんので、大切なのは、継続すること。そのことをしっかり理解していただき、継続してもらうように伝えています。

医院もとてもおしゃれな造りになっていますね。

病院に通うというネガティブな要素を少しでも取り除き、もっと積極的に通いたくなるような雰囲気をつくりたいと思っていました。医療機関独特の白く清潔感の出過ぎた雰囲気を避け、カジュアルなカフェのようなデザインにしています。また、外向きのカウンター席を設けて少し作業やリラックスができるようにもしています。待合室には、まだまだ少ないですが食べ物や健康にまつわる書籍を置いているので、気になる方はぜひ手に取って読んでみてほしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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病気じゃないことが健康だと思わないでください。より健康的でより良い体調のもと日々を過ごしたいと思う方は、1度ご相談ください。栄養という観点から治療やアドバイスを行う医師は年々増えていますが、私は胃と腸のスペシャリストとしての経験を生かしています。内視鏡検査、胃の消化力、腸内環境をトータルに考え適切なアドバイスをすることができます。健康的な体は、健康的な内臓から。日々の生活をより豊かに過ごしたい方にとって、欲しい知識と習慣を少しでも提供できればと思っています。

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