全国のドクター8,926人の想いを取材
クリニック・病院 159,515件の情報を掲載(2023年10月02日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 日野市
  4. 豊田駅
  5. プルミエデンタルオフィス
  6. 関口 晃 院長

関口 晃 院長の独自取材記事

プルミエデンタルオフィス

(日野市/豊田駅)

最終更新日:2022/05/09

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス main

豊田駅北口から徒歩約5分。大型ショッピングモールの近くに2020年開業した「プルミエデンタルオフィス」は、一般歯科から小児歯科、矯正歯科、口腔外科、審美歯科、噛み合わせ治療、インプラント治療など幅広く対応している歯科医院だ。洗練されたサロンのような雰囲気の院内は、随所に関口晃院長のこだわりが光る。ベビーカーや車いすも入るゆったりとした診察室は、個室にすることで相談しやすいプライベート空間を確保。治療には患部を拡大して見ることができる双眼ルーペやマイクロスコープを導入している。こだわりの設備のもと、関口院長がめざすのは、さまざまな症状に対して質の高い治療を提供すること。そこにはどんな思いがあるのか、院内の特徴や開業に至った経緯などと併せて関口院長に話を聞いた。

(取材日2022年4月6日)

完全個室の診察室で、安全に配慮した治療を提供

広くて開放的な待合室が印象的ですが、クリニックづくりではどんなことにこだわりましたか?

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス1

待合室や診察室はベビーカーや車いすでも入れるように広いスペースを取りました。診察室はすべて完全個室でプライベート空間を確保していますので、お話もしやすいですし、お子さんと一緒に治療を受けていただきやすいと思います。また、個室にすることで治療時の飛沫によるエアロゾル感染の予防にもつながります。新型コロナウイルス感染症流行下での開業でしたので、感染症対策も徹底しました。待合室には医療用の空気清浄機を取りつけ、各個室にも空気清浄機を設置しています。特にこだわった診療ユニットには、除菌した水を使用できるシステムが備わっています。診療ユニットから出る水が汚れていると、それが患部の細菌感染にもつながってしまうんです。当院では常時きれいな水が出るシステムを採用することによって、治療する際に使う水もうがい水も安全性を追求しています。

なぜ、開業の場所を豊田に選ばれたのでしょうか?

住まいが立川にあり、通える範囲で探していたところ、この場所と出合いました。豊田にはあまりなじみはなかったのですが、実際こちらに開業してみてとても良かったですね。クリニックの前にもマンションがありますが、若いご夫婦など新しいファミリー層が多いように思います。患者さんもお近くにお住まいの方を中心に、お子さんからご高齢の方まで満遍なくいらっしゃいます。特に30代、40代くらいの方が多く、虫歯や詰め物が取れたという主訴でいらっしゃる方が多いですね。

先生のご経歴、開業に至った経緯を教えてください。

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス2

2011年に大学を卒業後、大学病院などでの勤務を経て、横浜市や都内の開業医のもとで経験を積みました。できる限りさまざまな分野で専門性の高い治療を提供したいと考え、全体を診る診療に注力し、歯周病治療なども専門に学んでいます。珍しいところでは離乳食や小児の食育についても学びました。噛み合わせや歯内療法なども力を入れていきたいと考えている分野です。開業に関しては当初より考えてはいましたが、勤務医として働く中で、今まで学んできたことを100%生かす診療を提供するには開業しないと無理だなと、より強く思うように。大学を卒業して10年ほどたったこともあり、2020年に開業に至りました。

将来、歯を残すことにもつながる神経を抜かない治療

こちらのクリニックの治療の特徴を教えてください。

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス3

虫歯や歯周病などの一般歯科診療から小児歯科、矯正歯科、口腔外科、審美歯科、噛み合わせ治療、インプラント治療など幅広い診療に対応していますが、すべてにおいて質の高い治療を提供したいと考えています。そのための設備も整えました。また、なるべく抜かない、なるべく削らないことも当院の治療の特徴です。拡大ルーペなどを使って侵襲箇所だけを小さく削っていく細かな虫歯治療は、私の得意な治療でもあります。歯の神経を残す治療も強みの一つです。以前は虫歯が大きくなると神経まで取るのが一般的でしたが、勤務医時代に神経を残すための治療法を学び、それからはその方法を用いて治療を行っています。設備と技術によって神経を残すことはできると考えていますので、大きな虫歯になって困っている方は、ぜひ早めにいらしていただきたいです。

先生がそういった治療に注力するのは、どんな思いからでしょうか?

まず神経を取ってしまうと歯が弱くなって、割れやすくなります。神経を取った歯がまた虫歯になると、歯の根の先が膿んで治療が難しくなることに。そうすると最終的に抜歯になってしまう可能性が高くなるんです。抜歯を防ぐためにも、神経を残す治療に力を入れています。インプラント治療などもありますが、できれば自分の歯で長く過ごしていただきたいと思っています。すべての治療において質の高い治療を提供したいと考えるのは、「いかに自分の歯で長く過ごせるか」という最終目標があるからです。そのために治療に用いる機器だけではなく、検査設備も整え、治療前の診査にも重点を置いています。

さまざまな検査も取り入れているのですね。

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス4

エックス線写真の撮影と歯周病の検査は、初診時皆さんに行っていて、口腔内カメラでお口の中の状態も撮影します。そのほか、噛み合わせのずれは顔のゆがみとしても出てくるので、症状に応じて顔写真もお撮りし、筋肉のバランスのゆがみなどもチェックします。診察室には大きなモニターがあるので、そこに写真を取り込んで、視覚的にわかりやすい説明をするよう心がけています。必要に応じて行っている光学式う蝕検出装置検査は、ごく小さな虫歯も数値として現れるので、見逃しを減らすことにつながるのです。また、唾液検査も積極的に取り入れることで、その方の虫歯や歯周病のなりやすさを可視化して、その方に合わせたケアを提案できるようにしています。根管治療においては歯科用CTでの検査も行います。綿密な診査がその後の治療の精度を上げ、最終的に患者さんの歯を残すことにもつながるので、とても大事なステップとして捉えています。

すべてにおいて質の高い治療を行うために今後もまい進

マイクロスコープも導入されているのですね。

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス5

高い倍率で患部を見られるマイクロスコープは、細密な治療を行う上で重要になるので、開業時に導入しました。歯の根を治療する根管治療には欠かせないものと考えていますが、使いこなす歯科医師の技術も必要になる機器です。患者さんにとっては、マイクロスコープを用いることによって治療精度の向上につながるというのが大きなメリットとして挙げられます。それがひいては歯を残すことにもつながります。将来的に自分の歯で長く過ごしていただくためにも、マイクロスコープなどの機器を生かした精度の高い治療に努めています。

先生が歯科医師になられたきっかけは?

父が歯科医師だったからというのが大きいですね。特にはっきりとなろうと思ったきっかけなどはなかったのですが、自然と歯学部に進んでいました。ですが、実際歯科医師になってみて楽しいなと感じています。患者さんに感謝されると歯科医師になって良かったなと思うんです。

今後の展望、読者へのメッセージをお聞かせください。

関口晃院長 プルミエデンタルオフィス6

現在ユニットが3台なので、まだ内装に手をつけていない場所に増設して、スタッフも増やしていきたいと考えています。また、小児の噛み合わせ治療にも力を入れ、マウスピース型装置を用いた矯正も行っていく予定です。今後も専門性を備えた歯科医師であり続けるために、学ぶ姿勢を忘れずに、専門的な技術なども習得していきたいですね。そして、患者さんの負担をできる限り抑えた低侵襲な治療を行うために努めていきます。治療に用いる材料や機材も安全性と品質にこだわっていますので、安心していらしてください。神経を残す治療も当院の特徴です。何かお困りのことがあれば、ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

根管治療/8万8000円~、MTA覆髄治療(神経を残す治療)/1万1000円~、矯正/22万円~、インプラント治療(一次オペ)/22万円~、セラミックインレー/5万5000円~

Access