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大迫 拓也 院長の独自取材記事

ルプレ歯科クリニック

(熊本市東区/健軍町駅)

最終更新日:2022/06/20

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック main

熊本市東区の住宅街の一画にある「ルプレ歯科クリニック」。同じ東区にある東町グラン歯科の系列医院として2020年にオープンしたクリニックだ。真新しい院内は明るく清潔感が感じられ、待合室はおしゃれなカフェのような雰囲気で居心地の良い空間が創出されている。診察室は各チェアがパーティションで区切られ、手術のための個室も設備。歯科用CTはもちろん、立体的な歯型が撮れる3Dスキャンカメラや矯正用デジタルスキャナーなど、先進的な医療機器がそろっている。院長は東町グラン歯科で副院長を務めていた大迫拓也先生。「患者さんの悩みにしっかりと耳を傾け、ベストなサポートをしていきたい」と語る院長に、いろいろと話を聞いた。

(取材日2022年3月23日)

患者にとっての「一番」をスタッフ全員が考えて診療

歯科医師を志したきっかけから現在までの経緯をお聞かせください。

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック1

何となくですが、小さい頃に祖父母の入れ歯を「僕が直してあげるよ」と言っていた記憶があり、そういった意識が心の片隅にありました。それが最初のきっかけかもしれません。大学を卒業するにあたり、あまり就職活動をしていなかったんですが、当法人の理事長から「まだ決まっていないのならうちに来たら」と誘われ、一緒に仕事をさせてもらうことになりました。そのときは理事長がまだ別の法人に在籍されていた頃で、2012年に理事長が東町グラン歯科を開業し、私も同院に移りました。そして2020年4月に当院を開業することになり、私が院長を任されたという経緯です。

こちらの歯科医院が開設されたのはどのような経緯からですか?

私が院長になって携われるすべての患者さんやスタッフをハッピーにしたいというコンセプトで、このクリニックを開設しました。折しも新型コロナウイルス感染症が全国的に流行し始めた時期だったので「皆さん来てください」とはなかなか言いづらい状況でしたが、感染症対策として口の中を清潔に保つことが重要だというのはエビデンスとしてありましたから、それをお伝えすることで患者さんに来ていただけるように、周知を図りました。院内も、受付でのアルコール消毒と体温測定はもちろん、治療器具などは使い回しを一切せずに消毒滅菌し、自動精算機や診察券アプリを導入することで、人と人との接触を極力減らすような体制をつくっています。

院名の由来と、内装や設計でこだわったところがあれば教えてください。

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック2

開業にあたって院名を募ったところ「患者さん第一」という意味合いのフレーズが多かったことから、「一番」という意味のフランス語である「ルプレ」が院名に決まりました。診療においても、何が患者さんにとって一番なのか、スタッフ全員が考えて診療するようにしています。クリニックの内装もカフェのような雰囲気の設計で、診療を待つ間も居心地の良さを感じていただけることと思います。また待合室の壁には、当院がモットーにしている「YOUR HAPPINESS MAKES US HAPPY(あなたの幸せは私たちの幸せ)」というロゴを掲示しています。

機能面と審美面の両面で患者の日常生活をサポート

医療機器や設備面でこだわった点はありますか?

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック3

設備は可能な限りデジタル化されています。歯科用CTに加え、3D画像が撮れるスキャンカメラと、矯正後の歯列がシミュレートできるスキャナーなども導入しています。また赤外線で小さな虫歯をチェックすることも可能になっています。スマートフォンなどもそうですが、一昔前と現在のものとでは、スペックが圧倒的に違います。医療に関しても同じで、より良い治療を提供するためにはデジタルの力を借りることは必須だと考えています。その結果としてインプラントなども以前より精密なものができるようになり、デジタル矯正という新しい方法も開発されました。極端な話ですが、今から10年後に「10年前と同じ歯を作ってください」というようなリクエストがあったとしても、データがあれば同じように作ることができるでしょう。今後はどんどん蓄積されていく膨大データを管理するためのクラウドの活用法などが課題になっていくのではないかと思います。

デジタル化・機械化に対して患者さんからの反応はいかがですか?

当初は高齢な方からの反応が気になっていましたが、例えば自動精算機などは大きな病院やスーパーなどですでに使った経験がある方が多く、まったく支障はありませんでした。また、すでに無人決済店舗もできていますが、将来的にそういった施設が増えることを見越して、クリニックでも同じようなシステムができないかと考えています。例えば患者さんが院内に入った時点で顔認証によりデータが用意され、診療が終われば自動で支払いを済ませそのまま帰っていただけるような。そういったシステムができれば、事務作業の手間が省けてミスも少なくなる一方で、患者さんと向き合える時間を増やせるのではないかと考えています。

診療方針や治療内容で力を入れているところはありますか?

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック4

ルプレ歯科に関わっていただくことで健康を感じてもらい、さらに患者さんの日常生活をサポートしていきたいということですね。サポートにもいろいろありますが、あらゆるレベルで患者さんの悩みにしっかりと耳を傾け、その方にとってベストなサポートができるようにしたいです。現在のところ診療内容で最も多いのが歯周病で、その次が虫歯、そして歯列矯正、スポーツ歯科と続きます。その中で当院として注力しているのが、マウスピース型装置を用いた歯列矯正で、従来の方法に比べて目立たないことが特徴です。皆さんマスクをされている今ならさらに目立たずにできるので、「今がチャンスですよ」とお勧めしています(笑)。

みんなが笑顔になれるクリニックにしていきたい

スポーツ歯科にも力を入れているとお聞きしました。

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック5

理事長がスポーツ好きで、アスリートに対して尊敬の念を持っており、何か貢献したいという気持ちが出発点になっています。また、予防歯科の一環として、スポーツ飲料などを口にする機会が多い子どもたちの虫歯リスクや、激しい運動によって口呼吸になりやすいこと、姿勢の悪さが歯並びにも影響することなどにも注目しています。スポーツ選手のサポートと関連して、そういったことに対する啓発活動もしていきたいですね。

スポーツ歯科ではどんな治療が特徴になるのでしょうか?

最も特徴的なのはマウスガードの作製です。ラグビーやアメリカンフットボールなどコンタクトスポーツには必要ですし、バスケットボールやサッカーで使用している選手も少なくありません。当院には専門の歯科技工士が在籍していて、それぞれの用途に合わせたマウスガードを作製しています。使用する主な目的は衝撃によるケガの予防ですが、歯を食いしばったときの歯への負担の軽減や、顎の関節の保護にも役立ちます。最近ではスノーボードの選手なども使っていて、ファッション性にも注目が集まっています。市販品もありますが、歯科で作るものとはフィット感がかなり違うと思いますよ。

最後に、今後の展望と読者に向けたメッセージをお聞かせください。

大迫拓也院長 ルプレ歯科クリニック6

開業から現在まで「患者さんファースト」「患者さんをハッピーにする」というコンセプトはブレずにやってきました。2年余り経過して、患者さんとどう向き合うべきか、どういう体制を作れば良いか、そういったことがようやく形になってきたところです。これからは、より具体的な目標を持ちながら、みんなが笑顔になれるようなクリニックにしていきたいと思っています。まずはスタッフが笑顔で働くことができて、それが患者さんたちにも伝わってくれたら良いですね。この世の中に歯医者が好きだという人はほとんどいないと思いますが、そういった方でも怖がらずに安心して通えるようなクリニックでありたいです。最初はお話だけでも構いませんので、気軽に相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円、マウスピース型装置を用いた矯正/全体:77万円〜 部分:30万5000円〜、スポーツマウスガード/1万1000円〜

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