2020年4月、久徳重和院長が開院した「きゅうとく医院」。久徳院長は、父である久徳重盛氏が開設した久徳クリニックで長年にわたり勤務し、2002年からは院長職も務めた経歴の持ち主。喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に加え、不登校や適応障害、ひきこもりなどの状況改善にも携わってきた。同院は、久徳クリニックの治療法を継承した無床診療所。喘息治療においては、ステロイド吸入療法が広まってもなお、日本国内の喘息患者数が減少しないことなどに注目しながら適切な診療に努める。「心身両面のたくましさを獲得することで、症状改善をめざしています」と語る久徳院長に同院での診療について話を聞いた。

（取材日2023年2月27日）