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牛島 瑛久 院長の独自取材記事

うしじま歯科医院

(福岡市城南区/福大前駅)

最終更新日:2020/11/26

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福大通りから少し入った福岡市立片江小学校そば、閑静な住宅街の中にある「うしじま歯科医院」。この地域が気に入り、地道に根を張っていこうと決めた牛島瑛久院長、牛島祥子副院長夫妻が2020年5月に開業した。手入れの行き届いた植栽が彩る、ダークブラウンの木目が全体にあしらわれた総2階建てのクリニック。「患者さんが望む、その方にとってベストな歯科医療を提供したい」という、牛島院長の“患者主体”の診療方針が貫かれている。保育士が常駐し、保護者の治療中は子どもを預かってくれるなどこまやかな配慮も。開業までの約10年間、特に歯周病の治療や訪問診療の経験を積んできた牛島院長に、クリニックの特徴や診療内容について話を聞いた。
(取材日2020年10月29日)

患者主体の医療を提供。家族で通いたくなる歯科医院に

歯科医師をめざしたきっかけや、開業までの経緯を教えてください。

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親は公務員で私は一人っ子でしたので、友達と遊んだ後は家でずっとブロック遊びをしているような、何か物を作るのが好きな子どもでした。工学部系に進もうかとも考えたのですが、悩んだ結果、将来は医療職をめざそうと決めまして。たくさんの医療機器に囲まれて、それを使いこなして治療する歯科医師という仕事は面白そうだなと思い、九州歯科大学に進学しました。同大学附属病院歯周病学分野や熊本の歯科医院で約10年間研鑽を重ね、2020年5月に開業しました。私は熊本、妻は北九州の出身なのですが、結婚当初からゆくゆくは福岡市内に住みたいねと話していましたし、開業を考えている時にたまたまこの場所と縁がありまして。福岡市は歯科の激戦区で自ら飛び込むのは勇気がいりましたが、この地のかかりつけ医として根差していきたいと覚悟を決めました。

副院長と2人体制で診療されているんですね。

はい。なるべく同じ歯科医師が同じ患者さんを診られるように調整しながら、お子さんからシニアまで、全世代の診療にあたっています。一番大事にしているのは、患者さんが何を望んでいるのかきちんと伺うこと。その上でその方にとってベストな歯科医療の提供したいと考えています。例えば、保険診療内で今の歯をなるべく長持ちさせたいと考えているのか、費用はかかっても虫歯が再発しにくいかぶせ物を入れたいと考えているのか。歯科医師のこだわりを優先させるのではなく、患者さん主体の歯科医療を提供し、長いお付き合いができるような信頼関係を築いていきたいですね。開業した5月は新型コロナウイルスの影響で世の中全体が外出自粛している時だったので、クリニックの内覧会もできず苦しい船出でしたが、今は当初の予想を上回る数の患者さんにご来院いただき、軌道に乗ってきたところです。

どのような患者さんが多いですか?

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圧倒的にファミリー層が多いです。最初はお子さんの検診に来られて、帰りにお母さんが「私も診てもらおうかな」と予約され、治療が終わると次はご主人を……という感じで、ご家族皆さんで通ってこられる方が増えています。特に気になるところはないけれど定期的に検診してほしいという、歯への意識の高い方が多い印象です。当院は保育士が常駐しており、保護者の方が治療中はお子さんを院内でお預かりすることもできます。育児中で歯科から足が遠のいている方も、お気軽にご来院ください。診療チェアは4台で、うち1台は完全個室、3台は背の高いパーティションで区切った半個室です。歯・顎の状態を立体映像で映し出す歯科用CT、根管拡大装置、歯面清掃用装置など先進の医療機器や、世界的にも高水準とされるクラスB滅菌器を導入。一緒に働く4人の歯科衛生士やスタッフも安心して自分の家族を連れてこられるようなクリニックでありたいですね。

歯周病治療と歯科麻酔、それぞれの強みを生かして

具体的には、どのような診療に取り組まれていますか?

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診療内容としては、一般的な虫歯治療や歯周病治療に加え、入れ歯、小児歯科、歯科口腔外科、インプラント治療、矯正、ホワイトニングなどの審美歯科、訪問診療など幅広く対応しています。基本は、できるだけ歯を削らない、抜かない、歯を残すための診療を行うこと。虫歯の場合、歯にレーザーの光を照射することで、虫歯の程度を数値で測ることができる機器を使って、経過観察でいけるのか、削って治療したほうがいいのかを判断します。歯は削る量や回数が多くなるほどもろくなるので、治療を繰り返さないことも大切。症状だけでなく、虫歯ができた原因を突き止め、そこへのアプローチも行います。

歯周病の治療・予防にも力を入れていらっしゃるそうですね。

日本人の8割が罹患しているといわれている歯周病は、歯茎や歯を支える周りの組織が細菌によって炎症を起こす病気です。自覚症状がないまま進行し、いずれ歯が抜けてしまいます。また歯周病菌によって、誤嚥性肺炎や糖尿病、心疾患など全身疾患が引き起こされることもわかってきています。私は大学病院勤務時代から、この歯周病治療について研鑽を重ねてきました。当院では、歯周ポケット全周の各6点を記録する検査や、歯の根分岐部の検査を行い、その方に合った歯周外科治療や予防方法をご提案しています。当院近くの大学の学生さんや若い方が歯が痛くて来院された時には、この機会に歯周病予防の意識を高めていただきたいと、定期検診や歯磨き指導にも力が入りますね。

待合室のキッズスペースがすてきですね。お子さんの治療で特に心がけていることはありますか?

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当院では、まずは歯科に慣れることからスタートし、お子さんときちんと話をして、納得してから治療を始めるようにしています。多少時間はかかっても、その子を将来“歯科医院嫌い”にせず、生涯、歯科検診を受け続けていただきたいという思いからです。治療で麻酔を使う場合は、表面麻酔や特別に細い針を使うなど、なるべく痛くないようにさまざまな工夫を凝らしています。妻は大学病院勤務時代に歯科麻酔の治療を数多く経験していますので、その点も、患者さんの安心感につながればいいなと思っています。

かかりつけ医として、外来と訪問診療で一生サポート

訪問診療にも取り組まれているんですね。

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はい。介護施設や障害者施設、または認知症の方など歯科に来ることが難しい方のところへ、こちらから出向いて歯科医療を提供しています。現在は医療技術と設備の進歩により、訪問先において院内の治療とほぼ同様の治療が可能になってきました。私は熊本の歯科医院に勤務していた約5年間、訪問診療に携わった経験があります。患者さんにとってみれば、いきなり知らない人が来て口の中を見せてくれと言うわけですから、「歯なんか悪くない。帰れ」と言われることも多々。それでも何回も伺って話をして、徐々に受け入れてくださるようになったら、患者さんがやってほしいことを見定め、適切な治療を行います。歯が2~3本しかなくて入れ歯も作ったことがないという高齢女性の時も、はじめは断固拒否されていましたが、最終的には入れ歯を作ることができました。リンゴを丸かじりした時のあのうれしそうなお顔は忘れられないですね。

高齢の方、特に認知症の方への歯科治療は、通常の治療とは異なる技術が必要になるのでは?

歯や歯茎の状態が悪くなり、体の状態も悪くなってくると、歯をケアするご本人も歯科医師も、普段介護にあたっている方も大変です。認知症の方は特に、入れ歯の管理はとても難しいです。なくしたり、カビが生えたり、部分入れ歯を半年間入れっぱなしにして、汚れがつき過ぎて外せなくなっていた方もいらっしゃいました。高齢の方とお話ししていると、「若い時もっと歯を大事にしておけば良かった」と皆さんおっしゃいます。いくつになっても自分の歯で食事ができるのが、やはり一番です。私は“お口のかかりつけ医”として、外来と訪問診療で一生患者さんの口の中を管理・サポートしていきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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私は、自分のこだわりを押しつけるのではなく、患者さんが望む医療ができる歯科医師でありたいと考えています。治療方法も多くの選択肢をご用意し、ご希望に沿った治療や予防ケアを選んでいただいています。期間や費用のことも、なんでもお気軽にご相談ください。私はクリニックの2階で、妻ともうすぐ1歳になる息子と一緒に暮らしています。この地域の一員として、皆さんの歯を守るかかりつけ医として貢献したいと考えていますので、末永くよろしくお願いいたします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~
矯正歯科(一口腔単位)/80万円~
ホワイトニング/2万円~

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