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村田 奈緒子 院長の独自取材記事

池上コスモス皮膚科

(大田区/池上駅)

最終更新日:2020/12/24

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あらゆる世代のニーズに応え、地域医療に貢献できるクリニックをつくりたい。「池上コスモス皮膚科」の村田奈緒子院長は、その一心で開業したと話す。自身の育児経験を生かして親子の気持ちに寄り添い、どんな悩みも優しく受け止める診療姿勢は、その思いを体現するものだ。院内にも、訪れるすべての患者にとって通いやすいクリニックで在りたいという心遣いが満ちている。大学病院や基幹病院で経験を積んだ後、患者により広い治療の選択肢を提供するために美容皮膚科を学んだという村田院長。子どもの受診をきっかけにその人柄と丁寧な対応にふれ、「実は」と自分の肌悩みを相談していく人も多いという。地域への思いや診療のモットーについて、村田院長に話を聞いた。
(取材日2020年12月9日)

全世代のあらゆる悩みに応えることをめざすクリニック

開業にあたり、池上を選ばれた理由をお聞かせください。

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「小さなお子さんからお年寄りまで幅広い世代のニーズに応えられる皮膚科」というコンセプトに合う場所を探す中で、池上に出合いました。ご家族連れや、高齢のご夫婦など、本当にさまざまな年代の方が商店街を歩いていて。にぎやかな中にも落ち着いた雰囲気がある良い街だなと、とても良い印象を持ちました。ちょうどその時、長く地域密着で診療していた皮膚科が閉院してしまったと聞いたんです。電車に乗って遠方の皮膚科に通っている方もいると知り、ここなら地域医療に貢献できるのではないかと感じて開業を決めました。患者さんの中心はお子さん連れの働き世代ですが、ご家族の受診をきっかけに通ってくださるお年寄りも思いのほか多く、期待どおり家族皆で通えるクリニックになりつつあることをとても幸せに思っています。

明るくて清潔感のある、すてきな院内ですね。こだわりのポイントを教えていただけますか。

病院は無機質なせいか、雰囲気だけで緊張したり恐怖を感じたりする方が多いものです。特にお子さんは敏感で、一度怖いと感じると通院そのものを嫌がってしまうことも少なくありません。少しでも通いやすい、通わせやすいと思っていただけるよう、待合室の壁紙や床はぬくもりのある色を選びました。入り口から見える棚には、子どもが好きなキャラクターを並べて、楽しい気持ちでドアをくぐってもらえるような工夫もしています。当初は予定がなかったのですが、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、入ってすぐのところに洗面台も設置しました。皆さん、自然な流れで手を洗ってくださいます。アルコール消毒液も設置していますが、肌の疾患やアレルギーでアルコールがしみる方もいらっしゃるので、結果としては良かったですね。換気システムも高機能のものを導入し、院全体の換気効率まで考えて設計していますから、安心して受診していただきたいです。

先生も1児の母と伺いました。親の気持ちも、子どもの気持ちもわかるからこその気配りが感じられますね。

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子育てをしているからこそわかることは多いですね。意外と困るのが、薬の塗り方、飲ませ方。お父さん、お母さんとお話をしていると、「ベタベタする塗り薬は嫌がって塗ってくれない」とか、「飲み薬を1日3回飲ませるのは大変」といった声をよく聞きます。そこで、お子さん用の塗り薬はできるだけベタつかないローションや泡状のスプレータイプのものにしたり、飲み薬も1日1回で飲めるものにしたりしているんですよ。不安そうにしているお子さんには、診察室にあるかわいらしいカレンダーや、待合室にあるぬいぐるみを持ってきて見せ、気を引きながら診察することもあります。医師ではありますが、私も子育てをする仲間の一人。子育てがいかに思うようにいかないこと、予定通りにいかないことが多いかということを身をもってわかっていますので、その上で治療法の選択やアドバイスができます。どんな些細なことでも、気軽に聞いていただきたいですね。

正しい診断と豊富な選択肢で、患者により良い治療を

どのような症状で受診される方が多いのでしょう。

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お子さんは乾燥が多い印象です。皮脂が少なく角層が薄い小さなお子さんの場合、ちょっとした刺激でもかゆみが生じ、かきむしってしまう傾向にあります。入浴後すぐの保湿を心がけてもらうことで、肌のトラブルが出現しにくくなると思います。大人はニキビで受診する方が多い印象ですが、最近はマスクを着用する機会が増え、お口周りのかぶれに悩む方も目立つようになりました。マスクの蒸れがにきびを悪化させることもありますし、汗が肌についたままだとかゆみを起こし肌のトラブルになるので、通気性のよいマスクの使用をお勧めしています。また、マスクの着脱で乾燥するため、保湿ケアが必要です。

美容医療も学ばれているのですね。

大学病院や基幹病院で治療に従事した後、レーザー治療の症例が豊富なクリニックで美容皮膚科の知識と技術を学びました。もともと、一般皮膚科を広く診ていたのですが、症状に合わない治療で状態を悪化させている方がいるのが気になって…。的確な診断と豊富な治療の選択肢があれば、もっと早くもっときれいに治せるのにともどかしく思っていました。しかし、保険診療ではどんなに頑張っても限界があります。自費診療の知識と技術も身につけなければ、患者さんの治療の可能性を狭めてしまうと強く感じたことが、美容医療の経験を積むきっかけになりました。

ご経験が今に生きていると感じるのはどんなときでしょう。

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自分に時間をかけられないママや、きれいになりたいと感じている男性、気になるしみやイボがある高齢の方も、当院のような保険診療中心のクリニックなら何かのついでに悩みを打ち明けやすいのではないでしょうか。実際、開業からしばらくたち、お子さんやお孫さんの症状で継続的に受診されている保護者の方から「実は私もこういう症状で悩んでいて」「美容医療にも興味があるのですが…」といった相談も増えてきました。信頼関係を積んで、「この先生になら相談してみてもいいかな」と思っていただけたら、美容のこともぜひご相談ください。当院では初診の方に問診票で、自費診療が選択肢としてあるか、保険診療内だけで治療をしたいか、あらかじめお聞きしています。自費診療をご希望されても、その治療効果が薄いと判断したときは止める場合もあります。無理に自費診療をすすめるようなことはないので安心して受診してほしいです。

20年後も診続けられるクリニックでありたい

診療において大切にしていることを教えてください。

5

保険診療を基本として、安心、安全な医療を提供することです。ここにしかない、特別な治療を追求するのではなく、エビデンスに基づいてしっかりと確実に治療していきたいです。また、一人ひとりのお話をよく聞き、症状を細かく診ることも大切にしています。のんびり、リラックスして過ごしていただくことを目的とした待合室の壁と違って、診察室の壁は白色で統一しているのですが、これは皮膚に表れている症状を見やすくするためなんですよ。特に言葉で痛みやかゆみを表現できない赤ちゃんの場合などは、ちょっとした変化を見逃さないよう丁寧に診察しています。

今後の展望についてお聞かせいただけますか。

コロナ禍での開業だったこともあり、当初は医療機器も最低限必要なものをそろえてスタートしました。どのくらい患者さんに来ていただけるか不安もあったのですが、幸いなことに多くの地域の方に「皮膚科が少ないから困っていた」「ここに開院してくれて良かった」といった声をかけていただき、多くの方にご来院いただいています。今後はさらに機器を充実させて診療の幅を広げ、患者さんにとってより良い提案ができる環境を整えていく予定です。

地域の皆さんにとってとても心強いですね。最後に、読者にメッセージをお願いいたします。

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最初に申し上げたとおり、当院がめざしているのはお子さんからお年寄りまで、あらゆる世代のさまざまな症状に対応できる皮膚科です。10年後、20年後、今診ている子どもたちが新しい家族をつくってからも通ってもらえるような、この場所に長く根づいたクリニックでありたいです。地域医療への貢献ということを常に念頭において、池上の皆さんに求められる医療を提供し続けたいです。肌がかゆい、痛い、しみる、できものができた、というような症状があったら、お気軽にご来院ください。しみやイボ、男性型脱毛症(AGA)、多汗症などのお悩みにも対応しています。敷居の高くない美容皮膚科としても、皆さんの幸せな暮らしをサポートしていけたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/2000円~
イボのケア/4800円~
男性型脱毛症(AGA)診療/8000円/月~

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