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富川 盛雅 院長の独自取材記事

とみかわ医院 胃腸内科・皮膚科・乳腺外科

(福岡市中央区/赤坂駅)

最終更新日:2021/11/02

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福岡市営地下鉄空港線の赤坂駅と福岡市営地下鉄七隈線の桜坂駅の両方から徒歩圏内の「とみかわ医院・胃腸内科・皮膚科・乳腺外科」は、今年9月に開院したばかり。院長の富川盛雅先生は、九州大学病院や福岡市民病院などで消化器外科を長く経験するとともに、消化器内視鏡のエキスパートでもある。長年の経験と技術で「地域の健康をお守りしたい」と随所にこだわりとスタイリッシュさを備えた医院を開いた。医院は福岡市の取り組みである“赤ちゃんの駅”の施設基準を満たす環境で、子育て世代を力強く支援する。包容力のある和やかな笑顔を見せる富川院長に、さまざまな話を聞いた。

(取材日2020年10月19日)

地域の健康を守り、子育て世代が来院しやすい仕組みを

2020年9月に開院されたばかりだそうですね。

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はい。開院から2ヵ月ほどがたち、少しずつ患者さまが増え始めてきたところです。現在は古くからこの土地に住んでいらっしゃるご年配の方が中心ですが、近隣にマンションが建ち始めているエリアなので、子育て世代や働き盛りの世代の方も増えてくると見込んでいます。若くて病院に縁のない方が急に体調を崩されたり、少し具合が悪くても子育てや仕事が忙しくて来院できなかったりする場合もあるでしょうから、普段は健康に自信がある方も含めて地域の健康をお守りするという趣旨で開院しました。今は一度訪れた方がまた来院してくださったり、インターネットで検索して遠くからおみえになってくださったりするのがうれしいですね。とはいえ、まだ知らない方も多いと思うので、ゆっくり認知度を高めていきたいと思っています。

これまでの経緯を教えてください。

父が沖縄の離島、石垣島で開業医をしていたんです。医師の仕事が身近にあったので、本当にごく自然な流れで九州大学の医学部に進学しました。その後、米国カリフォルニア大学の消化器科博士研究員、九州医療センター、九州大学病院准教授、福岡市民病院外科部長・消化器センター長などを経て、患者さまに何かあった際にもすぐに駆けつけられるようにと自宅近くに開院した流れです。医師としての大半を消化器外科の医師として九州大学病院や福岡市民病院などの基幹病院で過ごしてきたので、外科手術の経験は豊富にあります。また、外科の中でも内視鏡を使った手術を行う研究グループに属していたので、内視鏡検査も得意です。

子育て世代を応援しているそうですね。

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そうですね。ですからキッズスペースや授乳室、ミルク用のお湯、それから1階の化粧室にはおむつ交換台やベビーチェアも用意して、お子さまやお孫さんと一緒に来院できるようにしました。福岡市の取り組みである「赤ちゃんの駅」としても登録しています。忙しくてなかなか病院を訪れるチャンスのない子育て世代が必要とするであろう乳腺外科や皮膚科も標榜しました。保育所や産科、小児科経験のあるスタッフが在籍しているので、検査や診察の間はお子さまを預かることもできます。医師は私のほかに皮膚科・乳腺外科を担当する女性の医師にそれぞれ定期的に来てもらい、より女性が通いやすい医院をめざしました。通常は外の看板はグレーなのですが、女性医師が診療している時間帯はピンク色に変え、一目でわかるような工夫をしています。

患者視点のアイデアとセンスを取り入れた医院づくり

医院には細部に心遣いが見えますが、こだわった部分は?

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1階は、皮膚科の診療や乳がん検診、エレベーターでも上がれる2階は、内科・胃腸内科の診療を主に行っていますが、空き状況によっては医師が診察器具を持って移動して別の診察室を使うといった臨機応変な対応もしています。1階の診察室は主に女性の医師が利用するので、2階とは少し雰囲気を変えているんです。乳がん検診は、女性技師と女性スタッフが担当し、着替え後は他の方とすれ違わないよう、動線の工夫もしています。検査中は少しでもリラックスして過ごせるようにと、エコー室は部屋を暗くすると、天井に星空が現れる仕組みです。また感染症対策のための部屋も用意してあります。それから当院のシンボルともいえる4枚のステンドグラスは、医学史上の偉人と植物をテーマにしたものです。季節や時間によって輝きが変化して、夜は室内の光がステンドグラスを通して外に向かい、幻想的な光景なのでぜひ一度ゆっくり楽しんでください。

待合室の空間には、スライドショーが流れているのですね。

スライドショーのほうが、おしゃれという観点で選びました。診療時間内は順番待ちの情報などが表示されていますが、夜は窓を開けて道行く人々への情報発信に活用しているんです。また、開院前から単なる医院にとどまらず、セミナーなどを通じて健康に関する情報を伝えていきたいという考えがあったため、この場を活用しています。現在はスタッフの自己研鑽の場として月に1回、漢方薬メーカーに漢方に関するセミナーを開催してもらうなど、院内での利用がメインですが、当院の管理栄養士による薬膳や栄養に関するセミナーもここで行っています。今後は趣味を広げる市民講座を開くといったことも検討中です。私自身、最近は忙しくて趣味や息抜きの時間を取れない代わりに、医院を開く前の朝の時間帯に音が響いて気持ちいいこの場所でバイオリンを練習することもあります。

スタッフ構成を教えてください。

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保育士の経験もある受付スタッフや乳がん検査の撮影を行う女性技師、それからフランス語が堪能な管理栄養士などが在籍しています。まだあまり知られていないのですが、外看板に記載があるように全員がそろうと、日本語・英語・フランス語・中国語に対応可能です。毎朝行うミーティングでは、互いに笑顔チェックをしています。後ろを向いた状態からの笑顔で振り向き「おはようございます」とあいさつする練習です。キャリアのある人ばかりなので、逆にそれ以外は私から特に何かを伝えることはありません。それでも医院での患者さまの動線や案内の順番など、開院したばかりでまだ正解の出ていない部分について話し合いやシミュレーションなど自主的に取り組んでいるようです。医院はなるべくなら行きたくない場所と捉えている人もいるでしょうから、スタッフの制服もブティックに売っているスーツを採用し、なるべくリラックスしてもらえるよう配慮しています。

地域住民が気軽に立ち寄れる場所をめざして

どんな症状が出たときに利用すればいいでしょうか。

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自分自身で気になることがあれば、健康診断の感覚でおいでになるのでも構いません。診療は電話と24時間対応のウェブ予約のほか、予約を入れずに来院されても大丈夫です。まずは来ていただき、当院での診療範囲を超える場合は、太いパイプがある近隣の病院へも紹介できます。また、私は消化器内視鏡が得意で、日帰りの胃内視鏡・大腸内視鏡検査は特に力を入れている部分です。内視鏡検査では、痛みは誰でも起こりうることなので、通常は鎮痛剤の使用をお勧めしています。それから皮膚科では、皮膚の状態を拡大して見られるカメラによる検査や顕微鏡検査にも対応可能です。私はもともと外科が専門で、乳がんの手術やイボの除去、異常な爪の治療もしてきたので、持っているテクニックを生かせると思います。

診療時に心がけていることは?

「心を読むこと」です。患者さまが何を考えているのか、何をしてもらいたいのかがわからないと適切な診療はできません。例えばどこまでの検査を希望しているのか。検査を行うにしてもその時に済ませたい方もいれば、次回でいいと思っている人もいるでしょうしね。また、「人間万事塞翁が馬」という言葉もあるように、人の幸・不幸は予期できないので、体調を崩したからといって気に病むことはないと私は考えています。病気でも気落ちする必要はないし、調子が良くてもこれから悪くなるかもしれないので、日頃からの自制が大切であると伝えていきたいですね。

どんな医院をめざしていますか。

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地域の健康を守る施設ですね。調子が悪くなかったとしても、少し立ち寄って赤ちゃんと一休みするといった利用でも構わないので、地域の皆さんに活用してもらえたらと思います。また、今後は若い世代に増えている乳がんの検診にも力を入れていきたい考えです。私は外科でがんを多く診てきた経験からも、がんは早期発見が一番。早いうちに見つかれば、今は治療の手立ても複数あるし、金額面でも患者さまの負担が少なく済む時代です。買い物帰りや予定のない日にふらっとでも良いので乳がん検診にお立ち寄りください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診/5000円~

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