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丸山 拓 院長の独自取材記事

まるやま歯科医院

(新発田市/西新発田駅)

最終更新日:2022/03/01

丸山拓院長 まるやま歯科医院 main

JR新発田駅から車で約10分、JR西新発田駅からは歩いて10分ほどの場所にある「まるやま歯科医院」。シロクマのロゴマークが目印の同院は、新発田市出身の丸山拓院長が2020年2月開業した新しい歯科医院だ。一般歯科・小児歯科・矯正歯科・インプラント治療など、地域の幅広い世代の歯科医療を担っている。明るい光が差し込む院内は清潔感があり、若いスタッフを中心としたフレッシュな印象の歯科医院だ。待合室には充電器つきのカウンター席や子どもたちが遊べるキッズコーナーもあり、患者がリラックスできる環境づくりにも力を入れている。予防の重要性を地域に根づかせていくためにも、家族で安心して通える歯科医院をめざしているという丸山院長。そんな丸山院長に、開業までの道のりや歯科医療に対する想いについて話を聞いた。

(取材日2021年12月2日)

地域の子どもたちに歯科医療で貢献したい

最初に開業にあたっての経緯を教えてください。

丸山拓院長 まるやま歯科医院1

2012年に東京医科歯科大学を卒業後、群馬県の歯科診療所で1年間研修医として勤務。その後は、埼玉県や群馬県の歯科医院で経験を積み、2018年頃に地元の新潟県へ戻って開業の準備を進めてきました。開業することは大学卒業時から考えていたので、さまざまな歯科医院で勤務しながら、開業に向けて必要な知識・経験を積むことを意識していましたね。開業したのは2020年2月で、やっと開業できたという気持ちでいっぱいでした。ちょうど新型コロナウイルスの流行が騒がれていた時期で不安もありましたが、感染症対策に関してはもともと力を入れて準備してきたので、無事に開業を迎えることができました。

新発田市で開業しようと思った理由は何ですか? 

当院のある新発田市富塚町は、通っていた中学校の学区だったこともあり昔から慣れ親しんだ地域です。お世話になった方々や友人、そしてその家族と、自分にとって大切な人が多い地域だったので、しっかり根を下ろして歯科医院を開くならここしかないと考えていました。これからの新発田市を担っていく子どもたちに、歯科医療で貢献したいという想いも強かったですね。当院の周辺には古くからある住宅街のほか、新興住宅街もあり、幅広い世代の方が来院されます。一昔前と比べて歯科に関心がある若い世代も増えてきて、子どもが小さいうちから歯科医院に行くのが一般的と考える保護者の方も多くなってきたと思います。来院のきっかけも、家族や友人の紹介というのが一番多く、クチコミで広がっているのはうれしいですね。

院長が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

丸山拓院長 まるやま歯科医院2

実は、大学進学にあたり最初に志望したのは「農学部」でした。「生物」の授業が好きだったこともあり、バイオや遺伝子に関することを学びたいと考えて受験しました。しかし受験に失敗してしまい、一年間浪人生活をする中で、改めて自分が好きなこと、やりたいことをじっくり考えました。その時に思い浮かんだのが、歯科医師。叔父やいとこが歯科医師をしていたこともあって、幼い頃から面白そうな仕事だなという思いは漠然とありました。特に叔父が楽しそうに仕事をしている様子を見て、この道をめざしてみようという気持ちが強くなったと思います。実際に歯科医師になってみると、思った以上に細かい作業が多く、こだわろうと思えばどこまでもこだわることができる仕事だと実感。だからこそ面白く、奥が深い仕事だと感じています。

予防に重点を置き、長期的な視野で治療を実施

こちらではどんな治療をメインに行っていますか?

丸山拓院長 まるやま歯科医院3

虫歯や歯周病といった一般的な歯科治療のほか、小児歯科・矯正歯科・インプラント治療などに幅広く対応しています。特にお子さんの歯並びが気になるといった相談が多く、定期検診を軸として、虫歯の予防、ブラッシング指導、乳歯の生え替わり時期など、お子さんの成長の過程を見ながら適切なタイミングを計り矯正を始める時期の提案を行っています。また、ワイヤーを使用しないマウスピース型装置を用いた矯正を取り扱っているので、インターネットで検索して来院される方もいますね。針金のワイヤーで行う矯正に抵抗があるという方も、これであれば仕事をしながらでも矯正しやすいと、希望される方が増えてきています。矯正は新素材が出てきて研究が進み、どんどん進歩しているので、今まで諦めていたという人もまずは相談してほしいと思います。

院長の考える、健康な口内環境とは?

自分の口で食事が取れる、ものが噛める、飲み込めるといった機能的に問題がないということのほかに、心理的・社会的にも問題がない状態を健康な口内環境だと考えています。例えば歯並びが気になって人前で笑えないという悩みを持つ人の心理的不安を取り除いてあげることも歯科医師としての大切な役割。当院では、見た目だけきれいに整えて、早く矯正を終わらせるということよりも、見た目はもちろん、しっかり噛めて、しゃべりやすく、虫歯や歯周病にもなりにくい口内環境にしていくことを重要視しています。矯正して終わりではなく、その後も責任を持ってケアしていくことで、長いスパンで健康な口内環境を維持できるようサポートしています。

スタッフについても教えてください。

丸山拓院長 まるやま歯科医院4

現在スタッフは、受付スタッフ1人、歯科衛生士が4人います。口の中を触るのは、私と歯科衛生士の資格を持つスタッフだけなのでその点は安心してほしいですね。開業医となってからは、院内全体のことにも目を配る必要があるので、勤務医時代とはその点で意識が変わりました。当院では週1回勉強会を行っているのですが、スタッフは皆すごく真面目で、積極的に参加してくれています。少ないスタッフで運営しているからこそ、風通しが良く働きやすい環境づくりを心がけています。自分自身も新しい知識や技術についての勉強は欠かさずに行っていて、常にアンテナを張り、新しいことをどんどん取り入れていく柔軟な歯科医院でありたいと思っています。

通うのが楽しくなる歯科医院でありたい

診療の際に大切にしていることは何ですか?

丸山拓院長 まるやま歯科医院5

患者さんに今後の治療方針を伝える際には、デジタル機器やCT画像を使って視覚的に伝わりやすい説明を心がけています。また、歯科医院が怖いと泣いてしまうお子さんやじっとしていられないお子さんもいますが、どうしてもできないことは無理をさせず、やれることからだんだんとステップアップして、根気強く治療していくことを大事にしています。「歯科医院は痛いことをされる場所ではなく、楽しく歯磨きをする場所」。そんな感覚で通ってもらえるように、クリスマスやハロウィンにはイベントをするなど、さまざまな工夫をしています。実は当院のロゴのデザインも、そんな気持ちを込めてつくりました。シロクマのマークは清潔感もあって、子どもたちにも「シロクマの歯医者さん」というふうに覚えてもらいやすいと思ったんです。

やりがいを感じる瞬間を教えてください。

歯科医師になって良かったと感じるのは、歯磨きがちゃんとできなかったお子さんができるようになったり、子どもたちの成長を感じられたりする瞬間。以前勤務していた歯科医院を退職する時に、子どもたちから感謝の手紙をもらったことがあって、歯科医院を好きになってくれたんだと思うと本当にうれしかったです。また、自分自身が勉強した新しい知識や技術を患者さんに提供して、結果に満足してもらえた時はとてもやりがいを感じます。今でも勉強を欠かさず続けられる原動力になっています。「自分の家族を診るように、患者さんを診る」というのが私自身のポリシー。治療の後も、患者さんはこの歯で日常を過ごしていく、そのことにしっかり想いをはせながら、日々の診療にあたっています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

丸山拓院長 まるやま歯科医院6

歯科医院には、歯が痛くなったら行くという考えの方も多いかもしれませんが、痛くなってから行くと治療も大変になりますし、結果的に歯科医院に通うのが嫌になってしまうという悪循環に陥ってしいまいがち。一番は、何も症状がない時から歯科医院に定期的に通って健康を維持していくことです。すべての年代の方に定期的に口腔内の健康状態をチェックする習慣を持ってもらえるとうれしいですね。受診のタイミングがわからない方もいるかもしれませんが、「悪いところがないか見てほしい」「しばらく歯科医院に行っていないから」という理由でOKです。気になることや悩みがあれば、気軽に相談してほしいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:フィクスチャー埋入術/25万円~、上部構造装着/10万~、マウスピース型装置を用いた矯正:成人矯正/82万5000円~、小児矯正/38万5000円~

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