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瀧本 朋子 院長の独自取材記事

たきもとこどもクリニック

(福岡市東区/香椎宮前駅)

最終更新日:2021/10/12

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アイランドシティ照葉バス停から歩いてすぐのI.C.メディカルビルに、2020年5月「たきもとこどもクリニック」が開院した。シンプルかつやわらかな色合いの院内は、子どもだけではなく保護者もリラックスできる空間で、笑顔のスタッフがそろい保育園さながらのアットホームな雰囲気だ。瀧本朋子院長は総合病院の小児科で実績を積んだ後、福岡市立こども病院の総合診療科に勤務。プライマリケアの観点で、体から心まで幅広い診療に対応している。子どもにストレスを与えない「余計な治療を施さない診療」をモットーに、保護者に対するホームケアのアドバイスなども実施する。今回は瀧本院長に、クリニックの特徴や予防接種の重要性、診療において大切にしているポイントなどを語ってもらった。

(取材日2020年7月4日)

総合診療科の経験を生かし幅広い疾患に対応

福岡市立こども病院時代には総合診療科に勤務されていたそうですが、どのような治療に携わられたのですか?

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こども病院ではもともと予防接種を担当していたのですが、総合診療科の新設に伴い外来を担当するようになりました。総合診療科は聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、プライマリケア、いわゆる総合的な診断が必要な場合であったり、または診療科がはっきりとしないお子さんの初期診療だったりを担う場所です。一般的な感染症をはじめ、血液・免疫疾患、アレルギー、神経や肝臓、腎臓、消化器系の疾患、外科的領域など、診療は多岐にわたり、加えて発達や発育の不良、精神面のケア、虐待など、心の病気にも向き合いました。そのためお子さんの総合的な診察、診断、治療が提供できることは、当クリニックのひとつの特徴ではないでしょうか。

2020年5月に開院されたばかりですが、アイランドシティを選んだ理由をお聞かせください。

アイランドシティは住宅地が拡大しているため、小児科の需要も高い場所だと考えています。今後、小学校の新設も予定されるなど、子育て世代の増加、乳幼児や児童の増加に対して、ご家族の皆さんと一緒に子どもたちの生活と健康を見守っていきたいですね。また開院前に勤務していたこども病院がすぐ近くにあることも決め手となりました。いまでも週に1日は予防接種担当としてお手伝いしていますし、何より小児のスペシャリストである先生方にいつでも相談できるという環境は、非常に頼もしく感じています。もともとかかりつけ医としての診療に興味があったので、クリニックとして地域の小児医療を支えていきたいと思います。

開院から約2ヵ月が過ぎ、どのような患者さんが来院されていますか?

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乳幼児のお子さんが多く、風邪などの感染症、小児湿疹をはじめとした皮膚トラブル、便秘などの症状がメインになっています。特に便秘に関しては、主訴として来院されるケースは少なく、健診や予防接種、ほかの病気で受診した際にわかることが多々あります。排便習慣には大きな個人差があるため、便秘という意識がないまま乳児期を過ごしてしまい、2〜3歳になってやっと便があまり出ていないことに気づくということも。排便周期は個人差があり、個人の排便習慣に合わせた指導が必要なので、気になる方は一度小児科を受診したほうがよいでしょう。

クリニックを保育園のような楽しい場所に

クリニックの内装はかわいいだけではなく、少し落ち着いた印象を受けます。

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お子さんだけではなく、保護者や働いてくれているスタッフ、すべての方にとって居心地の良いクリニックにしたいと思い、ピンクを基調にしながらも落ち着いた色調でやわらかい空間づくりをめざしました。慢性疾患の場合だと長く通院することもあるので、来院が苦痛にならないように、怖く感じないように、一般的な病院とは少しイメージの違う雰囲気にしています。また、ウイルス対策、リラックス効果を目的にアロマも導入していますので、視覚だけでなく嗅覚からもリラックスしていただけるようになっています。

スタッフの皆さんの笑顔も非常にすてきで、明るい気持ちになれそうです。

当クリニックのスタッフは、全員が元気で明るい性格で、お互いにサポートしあって仲良く仕事に取り組んでいます。お子さん方には病院は怖いところではなく、幼稚園や保育園のような楽しい場所だと思ってもらいたいですね。一度、保護者の方に「保育園みたいで楽しい」と声をかけていただいたときにはスタッフ一同とても喜びました。また、診察や会計の待ち時間には、お肌のケアや離乳食などについてアドバイスをしたり、自分たちでつくった資料を配ったりして、保護者の方のサポートをしてくれる頼りになるスタッフばかりです。

2つの診察室や隔離室、検査機器など設備も充実していますね。

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診察室が複数あることによって、時間のかかる処置と診察をそれぞれの部屋で行うなどして待ち時間の軽減を図ることが可能ですし、将来的には2診制も取り入れたいと考えています。それに隔離室は小児科には必須。水疱瘡や風疹などウイルス性疾患で受診されたお子さんからの感染防止のために活用するほか、予防接種で来院される乳児の逆隔離のためにも使っています。予防接種については時間帯を決めていますが、保護者の方も忙しく一般診療の時間でなければ対応できないという場合もあります。そういった際には隔離室で待機いただくなど、ほかのお子さんから風邪などが感染しないように対策をとっています。もちろん、空気清浄機も完備しています。検査面では血液検査をはじめ、心電図や超音波、レントゲンに対応。検査ができないために総合病院に紹介するというケースを減らすためにも、機器を充実させています。

何かおかしい、を解決する小児医療を提供していきたい

お子さんやその保護者と向き合う際に、大切にされていることはありますか?

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お子さんにとって、治療や検査は想像以上にストレスを感じてしまうもの。そのため当クリニックでは余計な治療をしない、ということを心がけるようにしています。一方で、保護者の方に対しては、今のお子さんの状態、どういう経過になるのかなど、見通しをお話ししながら在宅療養での注意点をお伝えしています。保護者の方の不安も大きいので、その不安を拭えるように配慮することも重要ですから。まだ話すことができない乳幼児に対しては、保護者の方の「何かおかしい」という気持ちに寄り添い、また話せるようになったお子さんに対しては時間をかけて訴えを聞き、個々に応じた対応ができればと思います。加えて任意接種である、百日咳やポリオなどの予防接種の必要性も伝えるようにしています。本人の感染リスクを低減させることはもちろん、みんなでみんなの病気を防いでいくという観点からも、今後推奨していきたいと考えています。

小児科では何歳のお子さんまでご対応いただけるのでしょうか?

一般的に目安は中学生まで。総合病院などでは15歳で区切られているケースが多いのですが、子どもにとって最初のかかりつけ医は小児科なので、そのまま長く来院いただいて構わないと思っています。もちろん、循環器や肝臓などに疾患がある場合には専門の先生に診てもらったほうがいいのですが、成長に合わせて病気になることは減っていきます。そのため慣れ親しんだ小児科を受診することで、安心して治療を受けることができるのであれば、通っているクリニックを無理に変える必要はありません。ですから、風邪や腹痛、頭痛など、身近な病気については、保護者の方もご相談ください。病院をはしごするのは、保護者の方にとってもお子さんにとっても負担になりますからね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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当クリニックでは一人ひとりに適した小児医療を提供していくことはもちろん、お子さんや、ご家族とじっくりと関わっていきたいと思っています。来院していただくことで、ほっと安心できるようなクリニックが目標。祖父母世代も子育てのブランクがある中、核家族も増え、何が正しいのか不安を抱えている保護者の方も多いはず。お母さん、お父さんの不安や疲労は、お子さんにも伝わり、悪循環になってしまいます。ちょっとした疑問でも構いませんので、一人で悩んで抱え込まずにお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【予防接種】
三種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)/5000円
ロタウイルス(2回、3回)/3万円
不活化ポリオ/1万1000円
おたふく風邪/7000円
髄膜炎菌/2万5000円
※すべて税込み

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