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西田 真紀子 院長の独自取材記事

赤羽橋皮ふ科クリニック

(港区/赤羽橋駅)

最終更新日:2020/07/01

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赤羽橋駅、三田駅、田町駅の3駅から、徒歩10分圏内にある「赤羽橋皮ふ科クリニック」。2020年4月に開院したばかりの院内は、白と木目を基調とした温かみのあるデザインで、小さな子どもが受診した際も危なくないようにと、受付台や診察室の机は丸みを帯びた設計になっている。「自分が親になり子育ての大変さを実感したことで、診療でも母親の視点をより大切にするようになりました」と、優しい表情を見せるのは院長の西田真紀子先生。大学では白斑の治療や皮膚腫瘍の治療を中心に、多岐にわたる治療実績を積んできた。全身照射型ナローバンドUVBを院内に備え、今後は地域の中で患者のさまざまな要望に応えていきたいと話す西田先生に、診療方針や患者への想いについて語ってもらった。
(取材日2020年5月22日)

全身型紫外線治療機を備え白斑・アトピー・乾癬に対応

皮膚科医師をめざされた理由を教えてください。

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両親が内科の開業医をしていたこともありますが、好きな教科が生物だったこともあり、医学部への進学を決めました。皮膚科を選択した理由はいくつかあるのですが、1つは皮膚疾患の症状は目で見て判別しやすいことです。学生時代、先生方が患部を見ただけでさまざまな病気の診断をしていてそれが私にはとても面白く、当時の皮膚科の卒業試験は「写真を見て病名を答えなさい」というシンプルな問題でした。症状や治療の効果が実感しやすく、患者さんと気持ちを共有しながら治療が進められることに惹かれました。あと私がめざす医師像として、「この分野は私に任せて」と言える、「その道のプロ」になりたかったんです。対応疾患が多岐にわたる科と違い、皮膚科医師はいわば「皮膚を診るスペシャリスト」。専門的な知識が学べる点にも魅力を感じました。

大学ではどのような分野をご専門にされていたのでしょうか?

東京医科歯科大学大学院では、メラノサイトという肌に色をつける細胞の研究に携わっていました。その関係で大学病院では、白斑の専門の外来を担当していました。白斑はメラノサイトが部分的に消失することで白い斑点や白髪が現れる病気です。肌や髪が白くなる以外、かゆみや痛みなどの症状はなく、そのために患者さんご自身がそのままにしていることもあります。また受診しても、積極的に治療してもらえないケースもあるようで、患者さんの中には良い治療に巡り会えず、症状がひどくなってしまう方もおられます。そうした患者さんの悩みや精神的な負担を少しでも解決したいと、診療に向き合ってきました。その他、国立がん研究センターで皮膚がんの治療に携わっていた経験があり、大学病院で腫瘍専門の外来も担当していました。皮膚がんに対してクリニックでできる検査や治療には限りがありますが、大学病院やがんセンターと連携をとることができます。

現在も、白斑の治療を求めて受診される患者さんが多いそうですね。

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白斑の治療に専門的に関わってきた経験を役立てたいと、紫外線照射装置は全身照射ができるナローバンドUVBと部分照射ができるエキシマライトの2種類を導入しました。大学病院であれば標準的な装置ですが、全身型紫外線照射装置を導入しているクリニックはまだそれほど多くはなく、病院に勤務していた頃はこの装置による治療を求め、遠方から通院される方もたくさんおられました。中には、小さなお子さん連れで通われている方もいて、地域のクリニックで同じような治療が受けられるようにしたいと前々から考えていました。紫外線照射治療は白斑以外に、アトピー性皮膚炎や乾癬などさまざまな皮膚科疾患に有用です。ほかにも、ほくろやできものなどの組織を切除するCO2レーザーなどの機器を整えました。

病名や原因をきちんと伝え、患者の不安を軽減

開業に至った経緯をお聞かせください。

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開業はいろんな考えがあって決めたのですが、子どもが生まれたことが大きいです。大学勤務だとどうしても帰る時間が遅くなることが多く、育児がおろそかになったり、逆に大学に迷惑をかけたりしてしまうんじゃないかと思ったんです。教授は理解のある方で、時短勤務や早く帰られるシフトに変えて、ぜひ続けてほしいとおっしゃってくださったのですが、今後も医師として仕事を続けていくには、自分のクリニックを構えたほうがいいと思いました。また私自身、家族みんなの健康をサポートするクリニック診療というものに、魅力を感じていたんです。ちょうどその頃、母が理事長を務める医療法人の継承について考え始める時期だったこと、また自宅から程よい場所に気に入った物件が見つかったことも後押しとなって、開業を決めました。

診療内容についてお聞かせください。

アトピー性皮膚炎、ニキビ、じんましんなどをはじめ、小児の皮膚疾患、白斑、円形脱毛症など、幅広い治療に対応しています。患者さんからのニーズもあり、美容皮膚科も標榜していますが、大学病院では保険診療の治療がメインでしたので、基本的にはその経験を生かせる診療をしていきたいと考えています。皮膚症状が起こる原因はさまざまで、薬の副作用や他の基礎疾患に伴って症状が現れることもあります。皮膚症状から内臓疾患の発見につながるケースもあるため、全身疾患も視野に入れた診療を心がけています。大学病院では入院患者さんを担当することも多くあり、他科の先生と連携しながら治療に携わってきましたので、そうした全身管理の知識を生かしながら、地域の健康を支えていきたいと考えています。

診療ではどのようなことを心がけていますか?

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患者さんにはきちんと病名を告げ、それがどんな病気なのかわかりやすくお伝えするように心がけています。例えば、かゆみ止めの薬をお出しして、それで症状が治まったとしても、病名や原因がわからないままでは、「どうしてかゆかったんだろう?」と患者さんには不安や疑問が残ってしまいます。病気のことがわかれば、不安が解決され、患者さんご自身が予防できるようになります。中には原因がはっきりしないケースもありますが、原因として考えられる可能性をできるだけお伝えするようにして、安心を与えられる医療を提供したいと考えています。

皮膚のことならどんな悩みにも応じられる医院をめざす

育児と仕事の両立は大変だと思いますが、子育て経験が診療に生かされることも多いそうですね。

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今までわからないなりにも、「小さなお子さんがいると大変ですね」とお母さん方にお声かけしていましたが、自分が母親になって初めて、「育児ってこんなに大変だったのか」と実感しました(笑)。例えば、1日2回定期的に、活発な子どもに外用剤を塗るのがいかに大変かということも、自分が経験してみてわかったことです。今までは薬の塗り方を提案する際も、なんとなくイメージしながらお話ししていましたが、今では自分の経験に基づいて、「1日1回でも、タイミングはいつでもいいです」「お昼寝をしている時でもいいですよ」といったようなアドバイスができるようになりました。お子さんのスキンケアに関する悩みや不安も、親御さんと同じ目線に立ち、気持ちに寄り添った診療ができるようになったと感じています。

患者さんの負担軽減と安心して受診できる工夫が凝らされていますね。

全身の健康も視野に入れた丁寧な診察がしたい、でも待ち時間は減らしたい。そんな想いから2つの処置室を用意し、一方の部屋で先にスタッフが患者さんの話を伺ってから、私にバトンタッチをする流れにして、スムーズな診療につなげています。また、患者さんの待ち時間軽減のため、診察の順番が近づいたらメールでお知らせする予約システムを導入し、自分が何番目かもスマホの画面で確認できるようにしました。人を介さずお会計ができる自動精算機の導入や、ソーシャルディスタンスを保つ工夫もしています。感染症対策としてはスタッフの手洗い・消毒を徹底し、待合質と処置室では医療用の空気清浄機を稼働。空気中のウイルスや細菌、匂いを除去するよう努めており、安心して受診していただけるよう環境を整えています。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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当院で働くスタッフは患者さんに親切で、気持ちの優しい人ばかりです。英語が得意なスタッフも勤務しているので、英語対応を希望される方も安心して受診できます。今後の展望としては、頭から足まで、皮膚に関することならなんでも診させていただき、地域の健康維持に貢献していきたいと思っています。生まれたての赤ちゃんからお年寄りまで、気になる皮膚トラブルがあれば、どなたでも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

CO2レーザーによるほくろ除去術/1万円~
しみに対するレーザー照射(1cm2)/1万円

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