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吉本 博 院長の独自取材記事

Yスマートデンタルクリニック

(相模原市中央区/矢部駅)

最終更新日:2020/04/02

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JR横浜線の矢部駅南口から徒歩1分の「Yスマートデンタルクリニック」。ガラス張りの扉を開けるとオープンカウンターの受付があり、診療室の中央にはアイランドキッチンを思わせるテーブルが置かれるなど、歯科医院とは思えない空間が広がっている。院長の吉本博先生は、鶴見大学歯学部卒業後、神奈川県内の歯科医院で分院長を務めた経験を持ち、症状を治すだけでなく、なぜその症状が出ているのか、根本的な原因にアプローチする診療を行ってきたという。その経験を生かして、生活習慣、習癖、噛み合わせを重視した歯科医療を提供したいと2020年1月に開業した。笑顔を絶やさず質問に丁寧に答えてくれる吉本院長に、院内の雰囲気づくりから理想とするクリニックのあり方まで、幅広く話を聞いた。
(取材日2020年3月3日)

リラックスできる空間と、医療機器にこだわって開業

現在の場所に開業した理由を教えていただけますか?

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歯科医療は、痛いところを削って詰めて終わり、というわけではありません。僕は治療した歯を再び治療しなくて済むように、予防やメンテナンスといったお口の中の健康管理を重視しています。ですから患者さんと長いお付き合いができるように、通院しやすい場所で開業したかったのです。そのため、地域にお住まいの方が利用する駅から近くて1階にある、誰でも入りやすい物件を探していました。また、僕の自宅がある町田からあまり離れていない場所にあることも、条件の1つです。通勤には電車を使いますが、いろいろな事情で万が一電車が動かなくて来られないことになったら、患者さんにもスタッフにも迷惑がかかりますからね。

入り口もおしゃれで、歯科医院とは思えない雰囲気ですね。

歯科医院に対して、「痛い」とか「怖い」という印象を持っている方は多いと思います。ですから外観も内装も歯科医院っぽくない、カフェか美容院のようにくつろげる雰囲気にしたかったんです。実は、ここはもともと美容室で、その点でも僕のイメージと一致していました。そこで入り口はそのまま使って、中を改装したんです。診療室は圧迫感がないけれどプライバシーが守れる半個室タイプと、個室が2つ。また作業台はアイランドキッチンのようにして、照明はペンダントライトにしました。患者さんは緊張しているので、少しでも気分が和らぐものが欲しいと思ったんです。患者さんには、「コーヒーが出てくるの?」とよく言われます(笑)。でも、そこから会話が始まるので、コミュニケーションツールにもなっているんですよ。

設備にもこだわりをお持ちだとか。

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口の中は詳細には自分で見ることができません。この見えない世界をできるだけわかりやすくするために、さまざまな機器を導入しています。例えば治療内容をお話しするときには、エックス線写真や模型を使うのが一般的ですが、わかりにくいと感じる方は多いのではないでしょうか。そこで当クリニックでは、わかりやすいカラーイラストつきの診断書が作れるソフトを導入し、結果を印刷してお渡ししています。また、お口をゆすぐだけで口腔内の状態を5分程度で測定できる、唾液検査用装置もあります。虫歯菌の数や唾液の酸性度などがチャートで示され、口腔内のリスクが一目でわかるんです。自由診療ですが、受ける人は多いですね。その他にも、お口の中を小型カメラで撮影して3D画像を作成する口腔内スキャナー、微粒子パウダーを使用した歯への負担が少ないクリーニングなど、新しい機器や技術を積極的に採用しています。

生活習慣、癖、噛み合わせに注意した診療に注力

診療コンセプトをお聞かせください。

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僕は、ご自身の歯を守っていただくために、3つのポイントをお伝えしています。それは生活習慣、癖、噛み合わせです。この3つのポイントが絡み合って、さまざまな症状が出てきます。虫歯や歯周病は、食生活や歯磨きなどの生活習慣の影響が大きいと考えられます。唾液の性質や菌の多さなどによって、なりやすさも変わってきますので、唾液検査をすることでリスクを知ることができるのです。また、虫歯がないのに歯が痛いとか、冷たい飲み物がしみるといった症状がある方もいますよね。その場合は無意識に行っている癖や、噛み合わせのバランスが原因だと考えられます。

無意識に行っている癖について、もう少し具体的に教えていただけますか。

無意識の癖には食いしばりや歯ぎしりがありますが、その原因の一つは、日常的に上の歯と下の歯を接触させている、歯列接触癖といわれています。人間の歯は本来、食事のとき以外は接触していません。食事をしていても、ほとんどの時間は歯と歯の間に食べ物がありますから、接触時間は本当に短いのです。しかし、この無意識に行う癖は日中、そして寝ている間にも起こりやすく、長い時間上下の歯が接触して力がかかり続けることがあります。そうすると歯や歯茎にストレスがかかり、周囲の組織も影響を受けるのです。それによって冷たい水を飲むとしみる、噛むと痛いという症状が出てくることもあります。また通常、舌は上顎についているので歯が接触しないのですが、この癖がある人は、舌があるべきポジションにないことが多いのです。ですから「舌で上顎を押すことを意識して、上下の歯を離すようにしてください」とお話ししています。

噛み合わせは、どのような治療をするのでしょう。

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噛み合わせに変化が起きる一因としては、時間の経過とともに歯がすり減ってくるからです。歯には、当たっても良い場所と、当たってはいけない場所があります。ところが歯がすり減ってくると噛み合わせのバランスが崩れて、当たってはいけないところに当たってしまうことがあるのです。そうすると歯に過剰な力がかかり、ひずみが出てくることも。その影響で詰め物が取れる、歯が欠ける、知覚過敏や噛んだときの違和感などが生じるのです。ですから、そのバランスを元に戻すための治療をします。基本的には矯正するのが良いと思いますが、時間も費用もかかるためなかなか難しい。その場合は、すり減ったところに詰め物やかぶせ物をしたり、当たってはいけない場所をわずかに丸めることでバランスをとり、トラブルが起きにくい状態に修正していきます。

歯科医師ではなく、歯科衛生士が活躍できる日をめざす

力を入れている診療はありますか?

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当クリニックでは予防歯科にも力を入れています。もちろん何か問題があって来院されるのですから、トラブルに対する治療を行ってからになりますが。治療した状態をキープして再治療をしないためには、定期的なチェックやメンテナンスは欠かせません。そこでも関わってくるのは、生活習慣、癖、噛み合わせです。また予防というのは虫歯や歯周病を防ぐだけではなく、原因不明の痛みから歯を守る、またはトラブルを発生させない、お口のことで困らないようにすることだと考えています。ですから、治療した歯をより長く良い状態で維持するために、審美歯科診療をご提案することもあります。審美歯科は自由診療になりますが、その分しっかりと時間をとってその方に合わせた精密な治療ができるからです。

診察のときには、どのようなことを心がけているのでしょう。

コミュニケーションを大切にして、丁寧に説明することを心がけています。納得していただく治療を提供し、信頼関係を構築することが一番重要だと考えているからです。信頼関係がなければ、お口の中を任せていただくことはできませんからね。そのため当クリニックでは原則、患者さん1人につき30分から1時間の治療時間を確保し、CTや口腔内カメラの画像、説明ソフトなど資料を使って、丁寧に説明をさせていただきます。また、患者さんがどういう思いで来ているか、気持ちをくみ取り、「痛かったですよね」「大変でしたよね」とひとこと声をかけ、大変だったこと、つらかったことに共感してあげる。淡々と治療するだけが医療ではありません。それは僕だけでなく、スタッフも同じです。

今後取り組みたいことなど、将来の展望についてお聞かせください。

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歯科医院を「歯が悪くなったら行くところ」ではなく、「歯が悪くなる前に行くところ」にしたいですね。そういった考え方を根づかせたいというのが、僕の理想です。「歯が痛い」という患者さんではなく、「悪くなっていないか、定期検診をしに来たよ」とか、「きれいにしたいから、クリーニングして」という方であふれて、現在いる3人の歯科衛生士が、活躍できるようなクリニックにしたいです。その理想が実現できるように、地域歯科医療に貢献できるように努めます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1歯)/43万円~、セラミック/インレー:5万円~、クラウン:10万円~、ジルコニア/インレー:5万円~、クラウン:8万円~/、クリーニング(微粒子パウダーを使用)50分/9000円、ホワイトニング/3万円~

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