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大毛 翔吾 院長の独自取材記事

あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂

(京田辺市/松井山手駅)

最終更新日:2025/07/14

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂 main

学研都市線・松井山手駅より車で3分ほどの距離にある「あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂」。松井山手の本院で経験を積んだ大毛翔吾(おおげ・しょうご)先生が、2024年新院長に就任した。コミュニケーションを重視し、患者の背景をしっかりと聞き取るのは、予防につなげてほしいという思いから。「歯ではなく人を診る」姿勢を徹底している。「歯科医院だからと身構えず、軽い気持ちで通ってほしい」と話す大毛院長。「世界から注目される地域を創る」というビジョン実現のため、同法人のクリニックと連携を図りながら地域への貢献に取り組んでいる。大毛院長に、地域医療への思いや治療で大切にしていること、今後の展望などを幅広く語ってもらった。

(取材日2025年6月24日)

コミュニケーションを重視するからこそ生まれる空気感

歯科医師をめざしたきっかけから、今に至るまでの歩みをお聞かせいただけますか?

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂1

幼稚園の頃から歯科医院に通っていて、当時お世話になった先生の姿に憧れ、自分も歯科医師になろうと決めたんです。医師として今も大学病院で治療や研究に励む父の影響も大きいですね。進学した松本歯科大学ではたいへん充実した時間を過ごし、卒業後は研修を受けるため広島大学病院へ。私は広島出身ですので、6年ぶりに帰省した地元に安心を感じるとともに、主に総合診療や歯周病治療、口腔外科について先進の知見や技術を吸収しました。そして勤務先を探していた時期に「あゆみ歯科クリニック」と巡り会ったのです。理事長や多くのスタッフのもと医療技術だけでなく歯科医師としてのあり方を学び、2024年に当院の院長に就任しました。これまでの経験を生かし、患者さんに生き生きとした自然な笑顔で、明るく健康な人生を送っていただけるよう力を尽くしています。

このクリニックの強みになっていることは何でしょうか。

技術はもちろんですが、クリニック全体でコミュニケーションを大切にしていることが強みですね。一方的に話すのではなく、患者さんのお話をしっかりと聞く姿勢を持つよう、スタッフにも口酸っぱく指導しています。また、処置室が完全個室なので、意識していなければ他のスタッフと一切会話せずに仕事ができてしまうんです。それでは、情報を引き継げていなかったり、連携ミスが起こったりする可能性がある。やはり、スタッフ間のコミュニケーションも重要だと思うので、限られた時間の中でも関わりを大切にしています。

コミュニケーションを大切にする姿勢が、クリニックのカラーになっているのですね。

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂2

患者さんの前だけで明るく振る舞っていても、人間なので伝わるものがあると思うんです。例えば、10軒の歯科医院に行って、10軒ともが抜くべきと判断するような口腔状態だったとしても、コミュニケーションがほんの少し足りなかったことが原因で「勝手に抜かれた」と思われることもあるかもしれません。そうならないよう、スタッフ間でも対患者さんでも積極的にコミュニケーションを取るよう皆が心がけているので、そこから生まれる雰囲気は患者さんにも伝わっていると思いますね。

めざすのは「世界から注目される地域を創る」こと

治療の中でこだわっているポイントについてお聞かせください。

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂3

治療のベースになっているのは、予防歯科です。1本の歯を削って詰めれば治療は終わりと思われがちですが、同じ「右上の歯が痛い」と訴える人でも、そうなるまでの経緯はまったく違いますよね。だからこそ、スタッフには「歯ではなく人を診なさい」と日頃から声をかけています。食事の習慣や食いしばる癖、歯の磨き方、仕事が忙しくて歯科に通えていなかったなど、その人の背景に合わせた対応が必要だ、ということです。また、原因が何だったかによって、その後どんな予防方法を取り入れていくかも変わってきます。歯科衛生士がヒアリングしたことを、私が治療計画に反映し、患者さんに丁寧に伝える。予防歯科においても、やはりメインはコミュニケーションですね。

矯正やインプラントにも力を入れているとお伺いしました。予防歯科との関係性を教えてください。

正しい歯並びだと歯磨きがしやすいため虫歯予防につながりますし、噛み合わせの改善を図ることは、特定の歯にかかる負担を軽減し歯を守るなど、矯正と予防は深い関わりがあります。また、入れ歯やブリッジは、隣の歯に影響して負の連鎖が起きることもあるので、将来的な予後を考えてインプラントをご提案することも。治療費が高い、期間が長いとマイナスのイメージを持たれている方も多いのが現状です。最終的に選択するのは患者さんご自身ですが、まずは検査で今どのような状態なのかを知ってもらい、その上での必要性をしっかりとご説明していますのでぜひ一度ご相談ください。

あゆみ歯科クリニックの横のつながりも大きいのではないでしょうか。

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂4

あゆみ歯科クリニックは、本院がある八幡市をはじめ、京田辺市や大阪府の枚方市と、ある程度近い場所に点在しています。これは、例えば引っ越しをされた方や、高齢で交通手段がなく困っている方にも、法人同士で連携を取って、通っていただけるようにしたいという思いからです。全体のビジョンに「健康寿命と平均残存歯数の関係を立証することで、世界から注目される地域を創る」と掲げているように、あゆみ歯科クリニックに通っていただくことで、口腔内の健康への意識を引き上げたい。地域全体を注目されるほどの歯科レベルまで持っていくことが、私たちの目標になっています。

身構えず、ちょっと相談の心持ちでOK

法人全体でしっかりとテーマが共有されている「地域医療」について、さらに詳しくお聞かせください。

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂5

自費診療ありきのスタイルではなく、地域に根差し、患者さんの希望に寄り添う診療を行って健康寿命延伸に貢献するのが「地域医療」の役割と考えています。当院のメインの患者さんは20代・30代の方。学生やビジネスパーソンもいらっしゃいますが、お子さん連れの女性が多いのが特徴です。キッズスペースもありますし、完全個室の処置室は少し広めに取っているので、お子さんと一緒に入っていただくことが可能です。「歯科医院に行く」と身構えるのではなく、「歯にちょっと詳しいお兄さん・お姉さんに相談に行く」くらいの軽い気持ちで来ていただけるクリニックになりたいですね。

ちょっと詳しい人、という表現が一気に親近感を生みますね。

何度も挙げた、コミュニケーションを大切にしていることで生まれる雰囲気や、クリニック内に流れている空気感は、一度足を運んでいただければ、きっと伝わると思っています。完全個室は、隣席に知り合いがいてなかなか悩みを言いづらい、音やにおいが苦手という方にも、気兼ねなく治療を受けていただけるスペースになっています。美容院に通う感覚で来ていただきたいですね。

最後にクリニックの展望や、今後めざしていきたいところを教えてください。

大毛翔吾院長 あゆみ歯科クリニック京田辺花住坂6

総合診療、歯周病治療、口腔外科の分野で培った専門性も生かしながら、「なるべく削らない、なるべく抜かない治療」を念頭に置いて、治療方法を患者さんと決めてまいります。治療の必要性の説明もきちんと行い、お受けいただけるのであれば、これまで学んだノウハウをしっかりと還元していきたいと考えています。法人としては、やはり予防をベースに近くの分院とも連携を図り、地域貢献に取り組みたいと思っています。コミュニケーションを重視し、それぞれの患者さんの背景に合わせた治療方法を丁寧にお伝えしていくので、予防の意識を持って通っていただければうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~
矯正/70万円~
ホワイトニング/1万9900円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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