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瀬戸口 志保 院長の独自取材記事

成城せとぐちクリニック

(世田谷区/成城学園前駅)

最終更新日:2024/07/09

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック main

「デリケートな悩みだから相談しづらい」と、受診を控えがちな泌尿器科。そんなハードルを下げたいという信念を持つのが、「成城せとぐちクリニック」で院長を務める瀬戸口志保先生だ。瀬戸口院長は、20年以上東京女子医科大学病院などの泌尿器科で診療してきたエキスパート。特に女性の泌尿器を専門として排尿トラブルの治療を得意とし、女性泌尿器科を中心に泌尿器科や内科の診療を行う。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本透析医学会透析専門医としてスキルと経験を持つ瀬戸口院長。あくまでも「患者さんの話を傾聴し、共感する姿勢を大切にしています」と語る真っすぐな言葉に、患者と親身に接する姿が容易に想像できた。質問にも丁寧に耳を傾け、明快な答えをくれる瀬戸口院長の、診療のこだわりや患者への思いを聞いた。

(取材日2024年6月7日)

気持ちに寄り添い、女性が気軽に相談できる泌尿器科に

まずはクリニックをご紹介ください。どのような患者さんがいらっしゃいますか?

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック1

当院は2019年に開業した、地域密着型のクリニックです。泌尿器科・女性泌尿器科・内科を扱っています。患者さんの年齢層は、未就学児から90歳以上までと幅広く、平均年齢は50代前後ですね。男女比でいうと、泌尿器科には珍しく、女性が7割・男性が3割ほどでしょうか。女性医師であることや、女性泌尿器科を掲げているので、女性からの注目度が高いのでしょう。多い症状は、幼児なら夜尿症や頻尿、外傷、亀頭包皮炎です。若い世代は、性器クラミジア感染症や淋菌感染症といった性感染症、ED(勃起不全)、膀胱炎ですね。中高年世代なら、男性更年期障害の他に、頻尿や尿漏れ、前立腺炎、膀胱炎などです。高齢者は、夜間頻尿や過活動膀胱が多いですね。

院内のデザインや設計について、こだわった点はありますか?

全体的なカラーはグリーンとオレンジを基調として、自然と調和して温かみのある雰囲気を大切にしました。ピンクやブルーなど性別のイメージに偏らず、男女ともに受け入れやすい色合いというのも気に入っています。また、骨盤底筋訓練や自己導尿の指導などを行う部屋は、患者さんと看護師が時間をかけて過ごせるプライバシーに配慮した空間として、待合室から少し離れた設計です。スタッフの動線も考えて処置室や診療室はつながるようにしたので、医師やスタッフが速やかに移動ができることと、患者さんをできるだけお待たせしないように考えました。

大きな特徴として、女性泌尿器科を掲げられていますね。

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック2

私の専門分野が女性の泌尿器や排尿トラブルの治療なので、女性の泌尿器科に強みがあることが特徴です。私は大学病院や総合病院などで、女性の尿失禁や骨盤臓器脱の診療や手術を行ってきました。そのため女性に多い頻尿・尿漏れや膀胱炎などの検査・治療、アフターケアが得意です。もちろん女性だけではなく、男性の症状にもしっかり対応します。一般的に多い症状でいうと夜間頻尿があるのですが、例えば弾性ストキングを使用する患者さんには、足首のサイズを適切に測り、その方のジャストサイズを提案します。必要な患者さんには排尿日誌をつけていただき、私が詳細に確認して診療に生かすことも少なくありません。一つ一つに手間や時間がかかりますが、それらを丁寧に積み重ねる診療が患者さんの早期回復につながると考えています。

隠れている病気を見落とさないために、丁寧な検査を

得意な治療を教えてください。

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック3

女性の膀胱炎や男性の尿路感染症ですね。開業して多くの人が悩まれていると感じたので、とにかく勉強しました。例えば単純な膀胱炎なら内科や婦人科でも対応できますが、中には、なかなか回復しなかったり繰り返したりするケースもあるのです。そのような方には生活習慣などを聞き取り、細かい検査をすると、別の病気が隠れていることも少なくありません。目立つのは閉経後に女性ホルモンが低下し、外陰部や膣が乾燥してムズムズする症状です。GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)といい、診察で鑑別ができるように尿検査では必ず中間尿を取るように伝え、必要なら尿道カテーテルを挿入して詳しい検査をすることもあります。ルーティンとしてではなく、患者さんに合わせた妥協しない検査で、適切な診断をつけることを心がけています。

泌尿器科は、「恥ずかしい」「人に言いづらい」といった理由で受診のハードルが高いように感じます。

そうですね。特に尿漏れや頻尿は、困っているのに人に言えないでいる方が多い印象を受けます。尿のトラブルから、外出や友達との交流ができなくなって、生活が制限されるのは非常にもったいないことです。受診していただければ、薬で無理なく回復することもめざせます。また、受診をためらって膀胱炎を放っておくと、ばい菌が腎臓まで到達して高熱を出し、腎盂腎炎という重篤な病気になることもあります。困っていることを医師に話すだけでも気持ちが軽くなって、大丈夫な気がするようになるかもしれません。長く悩んでいる方ほど、「早く専門家に相談すれば良かった」と思っていただけるでしょう。

悩みを抱えた患者さんに困り事を伝えていただくため、どのような配慮をされていますか?

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック4

泌尿器科はデリケートな症状を扱う分野なので、受診する方は相当悩んだ末に頑張って来ていただいていると思います。その気持ちをくみ取り、どんな些細なことでも寄り添う努力を惜しみません。診察では患者さんの言葉を受けて、「こういうことに困っていたのですね」「つらかったですね」と共感する姿勢を大切にしています。それだけで安心していただけるのではないかと思い取り組んでいます。スタッフも心配りが行き届き、丁寧なあいさつと、帰り際の笑顔でのお見送りを徹底しています。患者さんに優しく接し、話を傾聴する姿勢も共通しています。「どのスタッフにも相談できそう」と思っていただける温かい雰囲気をスタッフがつくってくれています。おかげさまで、家族ぐるみで受診される方もいらっしゃいます。

後進を育て泌尿器科の医師を増やし、地域に貢献したい

医師をめざした理由と、開業の経緯を教えてください。

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック5

子どもの頃の夢は、ユニセフのスタッフや、外交官、総理大臣など、世界的な視点で人の役に立つ仕事に就くことでした。しかし高校生の時は理系科目が得意だったので、その分野で人を助ける仕事をと考え、医師になろうと思ったのです。2001年に東京女子医科大学医学部を卒業してから、同大学病院や総合病院、地域クリニックの泌尿器科で、一般的な治療からがんの手術まで、さまざまな経験を積んできました。そんな中、大学病院や総合病院でロボット手術が普及したことが大きな転機となりました。重篤な病気や大きな手術はロボット手術ができる大規模病院に任せ、地域のクリニックで私にしかできない医療をしたいと思い、2019年に開業したのです。私が当院で実現したいことは、患者さんのデリケートな悩みに寄り添い、丁寧に検査を行って納得いただける治療につなげることです。

医師として成長につながったと思うエピソードはありますか?

子どもを2人授かり、夫がアメリカに転勤になり、私もアメリカで働く準備をしていたことがあります。そんな中、リーマン・ショックで私の働く予定が白紙に。同時に3人目を妊娠したこともあり、3年間アメリカで専業主婦となりました。今まで医師の仕事を優先してきたため、子どもと濃密に接したことが初めてで、家族の大切さを実感し人生観が変わりました。帰国してからも、子どもとの生活を通して社会とつながる重要性を実感。保育園のママ友が増えたり、小学校の行事に参加したりすると、さまざまな家族の在り方が見えてきたのです。渡米する以前は、目の前の患者さんの症状ばかりに目が行き、治療に集中していました。しかし帰国してからは、患者さんにも家族がいて環境も違うことに気づきました。それぞれの背景やニーズに合わせた治療法を提案することが大切だと思うようになったんです。

今後の展望をお聞かせください。

瀬戸口志保院長 成城せとぐちクリニック6

地域全体に泌尿器科の医師が足りていないと感じるので、若手の医師を育てていきたいという思いがあります。講演会を頼まれれば、できるだけ登壇するようにもしているんですよ。泌尿器科は身近な病気が多く、患者さんの年齢も幅広い領域です。少しでも多く医師が増えて、地域医療に貢献できたらうれしいと思っています。デリケートな悩みを抱えていたら、悩みを長引かせず、お気軽に当院へ足を運んでください。トイレが近い、尿が漏れる、下腹部の違和感や痛み、性のことなど誰にでもある悩みにお応えします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ED治療/シルデナフィル(1錠あたり)1100円、バルデナフィル(1錠あたり)2200円、タダラフィル(1錠あたり)2200円

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