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井上 博 院長の独自取材記事

つばさ府中駅前歯科

(府中市/府中駅)

最終更新日:2020/10/13

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京王線の府中駅を出てすぐの複合施設にある「つばさ府中駅前歯科」。井上博院長は、歯科医師として27年の経験を持つベテランながら、穏やかで飾らない人柄と誠実な対応で多くの信頼を集める口のかかりつけ医だ。2019年12月開院の同院は井上院長にとって府中市内で3軒目の歯科医院。近いエリアに3つの歯科医院を展開することで、診療を受ける患者の利便性の向上にもつなげているという。50代の今も「新規開業することで自分も成長できる」とほほ笑む院長に、患者への想いや新たな取り組みなど、興味深いテーマについて語ってもらった。
(取材日2020年9月28日)

3つの歯科医院で材料や検査機器を共有する

こちらは井上先生にとって4軒目の歯科医院だそうですね。

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はい。今から25年前、29歳の時に実家のある山梨県で開業したのが最初でした。この歯科医院はすでにたたんでいて残っていませんが、もともと親や親戚から継いだのではなく、自分でいちから開院したんですよ。次が37歳の時、府中駅から2つ置いて隣の武蔵野台駅近くにある、つばさデンタルクリニックです。東京に来た理由はいくつかありますが、まだ歯科医師に成り立ての頃に八王子市の歯科医院に勤務して以来、東京の歯科医療が総合的に進んでいる印象を持っていたことも自分の中で大きかったですね。3回目は47歳の時に開業した、中河原駅高架下のつばさファミリー歯科クリニック。そして今回、府中市内では3軒目となる当院を53歳で始めたので、特に意識したわけではないのですが、20、30、40、50の各年代で新しい歯科医院をスタートするかたちとなりました。

同じ市内に3つの歯科医院を開いているのですね。

これは、患者さんの利便性と歯科医院の経営を両立しやすい点でメリットが大きいと思います。例えば、診療に用いる材料を共通化してコスト削減につなげるだけでなく、一部の検査機器も共用にすることで、診察と治療は当院で行い、CT撮影が必要な患者さんはいったん別院で受けていただくなど、3つの歯科医院をフレキシブルに活用することが可能です。また連絡先のフリーダイヤルも共通で、平日の休診日をそれぞれ水曜・木曜・金曜とずらしているため、急に歯が痛くなったり詰め物が取れてしまったりした場合でも、その日開いている歯科医院で対応できます。3院とも最寄りの駅から歩いて5分圏内なので、行き先が変わる不便もそれほど大きくないと思います。

先生もこちら以外で診療されているのですか?

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2つの歯科医院は現在、山梨時代からお付き合いのある先生など、ベテランの歯科医師たちにお任せしています。私は新たに開院した当院の診療に専念し、新たな出会いを大切にしながら、1人でも多くの患者さんのお役に立てればと考えています。開院に府中駅近くを選んだのは、特急や急行も止まるので、遠方からの患者さんが通いやすくなるかと思ったからです。

聞くこと重視の問診と、先進設備を用いた誠実な治療を

患者と接する際、心がけていることを教えてください。

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当たり前の話ですが、誠実な治療をすることですね。できることとできないことは正直に患者さんに説明します。それに伴う患者さんとのコミュニケーションもとても大切で、患者さんの話に真摯に耳を傾け、「聞く」こと、つまり「問診」を大切にしています。最近はインフォームドコンセントといって、歯科医師の説明が重要だと言われていますが、一方的な説明を押しつけるだけでは、患者さんにとって良い説明とはいえません。私はまず「どうしましたか?」と尋ねて患者さんに自由に話していただき、とにかくしっかり耳を傾けます。同時に、患者さんの話にどう答え、次にどのようなことを話してもらうか頭の中でシミュレートしながら、「患者さんにとって必要な情報」を見極め、それに対して的確に答えるようにしています。

できるだけ歯を残すための治療を重視されているそうですね。

どんなに素晴らしい治療をしても、生まれ持ったご自身の歯に勝るものはありません。また、1度削ってしまった歯は元には戻りません。それどころか、削れば削るほど歯の寿命は短くなるといわれています。当院では、むやみに歯を削ったり抜いたりすることなく、歯をなるべく残す治療を心がけています。見た目やスペースをとるために安易に健全な歯を削るようなことはお勧めしませんが、どうしても削らなければならないケースもあります。患者さんに対しては、正直に治療のメリットデメリットをお伝えして、患者さんにとって最善の治療法を選択できるよう誠実に対応しています。

予防やメンテナンスにも力を入れているそうですね。

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当院は開院して間もない歯科医院ですが、患者さんの中には私の開院した他のクリニックに以前から通ってくださっていた方がとても多いんです。片道数時間かけて、千葉や山梨からわざわざ来てくださる患者さんも少なくありません。当院では、治療が終了したらそれで終わりではなく、治療後の予防やメンテナンスもしっかりサポートさせていただいています。治療が終わった時に、「先生、これからもよろしくね」と、当たり前のように言ってくださるのが本当にうれしいですね。

患者のメリットを優先した治療で、恩返しを

最近、CAD/CAMシステムを導入されたとお聞きしました。

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わざわざ遠方から来てくださる患者さんに、型を採るためだけに何度も足を運んでいただくのはとても心苦しいので、思い切ってCAD/CAMシステムを導入しました。3Dスキャナーを使って口腔内の画像を取り込み、コンピューター上で患者さんの歯を再現しながら、かぶせ物の設計をします。これまでのように型を採って技工所に依頼してかぶせ物を作るのではなく、自分のところで作れるので、最短でその日のうちにかぶせ物を完成させられます。期間が大幅に縮小できるだけでなく、費用を抑えることにもつながりました。これまで費用がネックでセラミックのかぶせ物に踏み切れなかった方にも、ぜひ、ご検討いただければと思っています。

患者さんのメリットを追求されているのですね。

CAD/CAMシステムの導入もそうだし、先ほども申し上げたとおり、この場所に開院したのも、特急が停まる府中なら、遠方から来てくださる患者さんにとって少しでも通いやすくなるのではという思いがあったからです。もう一つは、私自身が家族と暮らしている地元、府中にもっと恩返しをしたいという思いがあるからです。4院めとなるこのクリニックは、私にとっては集大成ともいうべきもの。今後も、患者さんのためになることがあれば積極的に取り入れ、バージョンアップを重ねながら、クリニックとしても歯科医師としてもさらに患者さんのお役に立っていけたらうれしいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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もともと私はそんなに口が達者なほうではないので、患者さんに何かを押しつけるようなことは苦手です。患者さんの話に誠実に耳を傾け、嘘はつかずにただただ真面目にやってきただけです。今の自分があるのも、これまで出会った患者さんたちのおかげです。さらに、クリニックが変わるたびに「先生じゃないと」と、私を追いかけて来てくれる患者さんがいてくださることが、大きな励みになっています。これまで以上に患者さんとの心のつながりを大切にしながら、1歩ずつ誠実に歩んでいきたいと思っています。また、当院には「他で抜歯と言われたけれど本当に抜かないとだめですか?」「インターネットにこんなことが書かれていた」というような相談も増えてきています。当院で治療を受けるかどうかは別として、気になることがあればお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/60万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/60万円~、セラミック(1本)/6万円~、インプラント(1本)/30万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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