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若松 順子 院長の独自取材記事

神田ホリスティックひふ科

(千代田区/小川町駅)

最終更新日:2020/04/01

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大手町からほど近いオフィス街に立つ「神田ホリスティックひふ科」。小川町駅徒歩6分、神田駅徒歩9分と、利便性の高い場所にある。明るいピンク色が印象的な外観から美容皮膚科専門と思われがちだが、保険診療の一般皮膚科、自由診療の美容皮膚科のどちらにも対応している。自身の経験も踏まえ、若松順子院長が心がけるのは薬だけに頼らない治療だ。症状が出ている肌の診療にとどまらず、全身から元気になれるよう生活改善のアドバイスも行う。また、診療外のさまざまなアプローチからも患者を健康的に美しくしたいと、鍼灸、マッサージ、アロマを取り入れた施術などが受けられるリラクゼーションルームも設ける。優しい色づかいの院内で、若松院長の診療にかける思いを聞いた。
(取材日2020年2月26日)

症状のある皮膚だけでなく体全体の健康をめざす

明るくて気持ちのいいクリニックですね。

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女性専用の美容皮膚科と思われるのか、男性が「保険診療も大丈夫ですか?」と入ってこられることもあるんですが、保険診療の一般皮膚科、自費診療となる美容皮膚科のどちらにも対応しています。ビジネス街なので男性の患者さんも多いんですよ。待合室を広くとって鏡を取りつけたのは、患者さんにゆったりしていただきたいのと、ここで私自身が講師の資格を持っているウォーキングのレッスンやヨガのクラスができればと思ってのことです。開業したばかりでまだ余裕がありませんが、ゆくゆくは始業前にスタッフや患者さんにも参加していただけるミニ運動クラスを開催していく予定です。クリニック名に入っている「ホリスティック」という言葉には、「全体的な」や「総体的な」などという意味があります。症状の出ている部位の皮膚だけを診るのではなく、体を全体的に捉えて、いろいろなアプローチで診療していきたいという思いを込めています。

皮膚だけでなく、体全体を診るというのは?

体はすべてつながっていますから、皮膚だけ診て、そこだけを改善しようとしても、根本的な解決にはならないと思っています。体全体の状態を踏まえた上で、どういうふうにしたら皮膚の状態も良くなるかを考えていきたいですね。逆にいうと、体は元気がないのに肌の状態だけ良くなるということはないと考えています。体全体の元気が、美しい肌につながっていくのです。

具体的にはどのように対応されているのですか?

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薬は症状を抑えるためのものだと思っていますので、もちろん状況に応じてお出ししますが、薬だけに頼らないことを心がけています。重きを置いているのは、その症状をつくり出した根本的な原因にアプローチするためには何をしたらいいのか、というアドバイス、つまり生活指導です。例えばニキビができて悩んでいる方には、「こういうことに気をつけるといいですよ」とか「食生活はこういうところに注意して、食べ方はこうしたほうがいいですよ」といったところまで踏み込んでアドバイスしています。

そのためには患者さんのことをよく知ることが必要ですね。

ですから、診察時間がついつい長くなりがちです(笑)。初診のときは特に時間をとって丁寧に診察しています。それぞれの疾患ごとに知っておきたいポイントがあり、それらをお聞きしながら診療を進めています。最初はなかなかお話ししにくいかもしれませんが、こちらからも「他に何かありませんか」「ご質問は?」と声をおかけして、患者さんのほうから話していただけるような雰囲気づくりに努めています。

自分の体をいたわり、生活を整えることが大切

患者さん自身の治そうという気持ちも大切ですか?

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最終的には患者さんに「病院やクリニックはもう必要ない」と感じていただければいいですね。この薬を飲めば絶対治る、これをすれば必ず治るという方法はないと私は思っています。それよりも病気を治すためには自分でできることがあると患者さんに気づいていただくことが大事だと考えています。「自分は今まで体のことを顧みないで生活してきたけれど、それではこの疾患は治らないな」とわかっていただく。そして生活を整え、自分の体と仲良くすることを覚えていただければ何よりです。自分で病気を手放すんだという意識が必要ですね。

年齢によっても肌は変わりますが、対処方法も変わりますか?

若い頃と同じ洗剤を使っているのに最近手が荒れてしまうというように、40代くらいになって肌荒れや手荒れで悩む方は少なくありません。それは若い頃とは体のエネルギー量が違うからだと思うんですね。年齢とともに体のつくり出せる総エネルギー量が減り、体ができる仕事の量も減ってくるのです。それでも消化吸収など生きるために必要不可欠なエネルギーは減らせませんから、それ以外の肌の炎症を抑えたり、アルコールを解毒したりする機能にかけるエネルギーが減ることになり、肌荒れも起こりやすくなるのだと考えています。エネルギーが減ってきた分、自分の体に優しくしてあげないといけませんね。手荒れで言えば、食器洗いの洗剤を使うときは必ず手袋をするなどして体をいたわってあげてください。

診察室の他にリラクゼーションルームがありますが、どのように使われていますか?

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心身ともに健康で美しくあるために、いろいろなアプローチの方法を持っていたいと思っています。心がガチガチに固まっていると、体にも影響があって、病気になりやすくなることもある。「ホリスティック」という観点で見ると、リラクゼーションには大きな意味があるんですね。そのためにリラクゼーションルームでは、体を整える目的での鍼灸やマッサージ、リラックスしてもらう目的のアロマなどを日替わりで行っています。診察のついでに、あるいはリラクゼーションだけでもご利用いただけます。

困ったとき、疲れたときの皮膚の駆け込み寺になりたい

先生はなぜ医師を志されたのですか?

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小さい頃からアトピー性皮膚炎があり、病気がちな子どもでした。中学生の時には悪性リンパ腫の疑いで、命も危ないかもしれないという診断を受けました。実際にはそうではなかったのですが、その診断を受けた時のお医者さんがとても怖かったんです。採血しやすいように袖をまくって待っていたら「冷えると血管が出ないから」と怒られて、病気で元気がない患者にそんな冷たい対応をするのはどうなんだろうと思いました。熱が下がらず口内炎もいっぱいあって苦しいし、母もしょんぼりしているのに、もう少しこちらの気持ちを考えてくれてもいいんじゃないかなと感じました。もっと親身になってくれるお医者さんがいればいいのにという思いが、医師への道を選ばせたのかもしれません。医者にかかるときの患者さんは気持ちが沈みがちですから、私の診察では、できる限り優しく接するようにしています。来ただけで元気になれるようなクリニックが理想ですね。

今はとてもお元気そうですが、何か実践している健康法はありますか?

食生活に気をつけ、運動し、よく笑うことを心がけています。お味噌を手作りしたり、料理教室に通ったり、もともと料理が大好きなんですが、日々なるべく自分で作った食事を取るようにしています。食生活に気をつけることはもう生活の一部になっていますね。運動は主にウォーキングで、講師の資格も持っています。私が実践しているのは、距離をたくさん歩くのではなく、普段歩く姿勢を美しく整え、筋肉を鍛えることを目的としたウォーキングです。正しい歩き方が身につくまでは、足の指の使い方、腕の振り方などチェックポイントが多く、練習が必要ですが、一度でも体験すると、普段の歩き方との違いに気がつくはずです。また、笑うことも大事です。つくり笑いでもとりあえずにっこりすること。笑顔は周りに伝染して人を元気にする力もあるといわれますからね。ぜひ笑顔で過ごしましょう。

最後にこれからの抱負をお聞かせください。

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老若男女を歓迎していますが、特に症状が長引いてなかなか治らない、今の状況を変えたいという方に来ていただければと思っています。お子さんの皮膚が弱いと悩んでいるお母さん、お仕事が忙しくて自分のことは後回しでニキビがなかなか治らない方など、皮膚の駆け込み寺と思って気軽にご相談ください。ほんの少し自分の体に気を使うことで、将来が変わってくるかもしれません。美容に関してもさまざまなメニューを用意していますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

美容皮膚科/初診料:3600円(税込)

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