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鈴木 健司 院長の独自取材記事

みみ・はな・のど大垣西クリニック

(大垣市/荒尾駅)

最終更新日:2026/01/08

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック main

「みみ・はな・のど大垣西クリニック」は岐阜県大垣市の郊外、大垣西インターチェンジ近くの県道50号線沿い。2019年10月に開院した新しい耳鼻咽喉科だ。大垣市出身の院長、鈴木健司先生は愛知医科大学卒業。順天堂大学浦安病院、名古屋大学医学部耳鼻咽喉科教室、半田市立半田病院やクリニックでの勤務医を経て、「地元の医療に貢献したい」という志を実現した。耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科を標榜し、子どもに多い中耳炎や高齢者の加齢性難聴、また花粉症や睡眠時無呼吸症候群などを幅広く診療する。「小児から高齢の方まで、地域の皆さんが家族で来院してくれる、相談しやすいクリニックをめざしたい」と語る鈴木先生に、診療方針や今後の展望を聞いた。

(取材日2020年2月7日)

生まれ育った大垣市で開業。地元への医療貢献をめざす

明るく、デザイン性の高いクリニックですね。設計や内装にリクエストした点はありますか。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック1

診療待ちの間、くつろげる落ち着いた雰囲気に、そして小さいお子さんが不安にならず、退屈しない環境にしてほしいとお願いしました。待合室には広めのキッズスペースを設けています。耳鼻咽喉科は、鼻をつついたり、喉を触ったりと、お子さんにとって嫌なことをしますからね(笑)、怖いところだと思われないようにしたかったんです。クリニック名のロゴはオリジナルのかわいい字体を作ってもらい、平仮名でわかりやすく「みみ・はな・のど」と表記しました。トレードマークの3つの笑顔は、耳と鼻と喉の形をデザイン化したものなんですよ。親しみを感じていただいて、お子さんから高齢の方まで、地域の幅広い方たちが相談しやすいクリニックになりたいと思っています。

この場所に開院されたのは、ご縁があってのことでしょうか。

私はこの大垣市出身です。医師になった時から、将来は地元の医療に貢献したいと思っていました。開業を検討し始めた頃、良いタイミングでこの土地に出会ったんです。数年前に近くに大垣西インターチェンジができて、このエリアも開発が進んでいます。交通量の多い県道に面しているので駐車場を広く、3方向から出入りできるようにしました。以前は、この近くに耳鼻咽喉科の医院があったそうなのですが、何年か前に閉院されたらしく、「遠方の病院へは通いづらかったので近くに開院してくれて良かった」と来院される高齢の患者さんがいらっしゃいます。うれしいですね。皆さんの身近なクリニックとして頼りにしていただきたいです。

医師を志したきっかけや、耳鼻咽喉科を専門に決めたいきさつを伺いたいです。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック2

中学時代に家族が病気をしまして、幸い回復したのですが、その時、お世話になった先生が頼もしくて温かい方でした。患者のつらさや家族の心細さに寄り添う、いい仕事だなと思ったんです。愛知医科大学を卒業し、順天堂大学浦安病院での研修医時代に出会った耳鼻咽喉科の先生も、患者さんに優しく接するすてきな方でした。耳鼻咽喉科は耳、鼻、喉と広範囲を診ます。これらの器官には全身疾患の症状が現れることもあります。将来、地元で開業した時、幅広い病気に対応できるだろうと考えて耳鼻咽喉科に決めたんです。その後、勤務医として名古屋大学医学部耳鼻咽喉科、半田市立半田病院に勤め、がん治療や難しい手術を経験できました。クリニックにも勤務し、日常的な疾患を数多く診ました。経験を生かして、風邪やアレルギーのような一般的な病気でも、大きな疾患を早く見つけることでもお役に立ちたいと思っています。

小児から高齢者までの幅広い症状を丁寧に診療

主な患者層はどんな方たちですか。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック3

地域の小さいお子さんや高齢の方が来院されます。お子さんは風邪や中耳炎が多いですね。中耳炎は大人もかかりますが、小さいお子さんは耳と鼻をつなぐ耳管という管が短く、傾斜も小さいので鼻水のばい菌が耳に入って急性中耳炎になりやすいのです。痛みを訴える子もいますが、そうでない子も耳に違和感は覚えています。お子さんが耳を気にして、よく触っているような時は受診させてあげてください。耳鼻咽喉科は季節によって主訴が変わるんです。これからは花粉症の方の来院が増えると思います。夏は「プール熱」といわれるアデノウイルス感染症や、代表的な「夏風邪」の一つ、ヘルパンギーナがお子さんの間で流行しやすいです。いずれも高熱が続き、感染力が強い病気です。症状が出たら早めに受診してください。

高齢者に多い症状はどんなものがありますか。

加齢に伴う難聴ですね。これは少しずつ進行するので本人は気づかないことがあります。話しかけても返事をしないとか、テレビの音量を大きくするようになるので、家族に指摘されて来院する方もいらっしゃいます。そのままにしておくと、外出するのが怖くなったり、何度も聞き返すのが面倒で人付き合いを遠ざけたりしがちです。そうなると生活に刺激がなくなり、認知機能に影響する場合があります。当院は補聴器の外来も行っていますので検討してみたい方は相談してください。一方で、「耳が遠くなったような気がする」と言われる方でも、耳掃除をすると聞こえが改善するケースがあります。高齢で一人暮らしだと耳掃除が十分にできないことがあると思います。小さいお子さんも動いてしまうので怖いですよね。耳掃除だけの来院も構いませんので遠慮せず受診してください。

花粉症に悩む人は多いですね。治療は進化しているのでしょうか。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック4

近年、注目されているのがスギ花粉症の舌下免疫療法です。スギ花粉エキスを含んだ薬を舌の裏にしばらく含んでから飲み込むもので、毎日、続けることで体をスギ花粉に慣れさせていくことが目的の治療です。スギ花粉が飛散している時期を避けて服用を開始するので治療を考えていらっしゃる方は6月から12月中旬までに一度ご相談いただければと思います。3〜5年間は服用を続けないとならないので根気が必要ですし、中には症状に変化のない患者さんもいますが、新しい治療法として期待されています。希望される方は相談していただきたいです。

地域に根差し、家族で安心して通えるクリニックに

睡眠時無呼吸症候群の診療に対応していらっしゃいますね。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック5

睡眠時無呼吸症候群は就寝中に何度も呼吸が止まってしまう病気で、熟睡できないので疲れが取れず、集中力が低下しがちです。高血圧、狭心症、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を招くこともあります。寝ている時に無呼吸が起きるので自覚症状がないことが多いです。当院では自宅で就寝中に検査できる機器を貸し出しています。その結果、睡眠時無呼吸症候群とわかれば、寝ている間、装着したマスクを通して装置で空気を上気道に送り込むCPAP療法という治療に対応しています。日中に強い眠気を感じたり、家族から「いびきが大きい」「夜中に息が止まっている」と指摘されたことがある方は検査を受けていただきたいですね。

スタッフの皆さんに心がけてほしいと伝えていることはありますか。

どの患者さんも不調や心配を抱えて来院されていますから、不安そうな方がいたら声をかけて、積極的に受けとめてほしいと言っています。子育て経験のある女性スタッフが多いので、お子さんを診療する時は助かります。小さいお子さんが治療を嫌がってしまうと親御さんも恐縮されるんですね。そういう時、親御さんの気持ちもわかるし、お子さんへの接し方も心得ているスタッフたちを頼りにしています(笑)。

読者へのメッセージや今後の展望をお聞かせください。

鈴木健司院長 みみ・はな・のど大垣西クリニック6

耳、鼻、喉は敏感な器官ですから不調があると生活の質に影響します。「こんな些細なことで受診してもいいだろうか」とためらったりせず、違和感や不安があれば相談していただきたいです。例えば、匂いがしない、声がかれる、飲み込みづらい、などは風邪をひくとよく出る症状ですが、いつまでも治らない場合は他の病気が原因かもしれません。そうした病気を早く見つけて、必要ならば専門の医療機関へ橋渡しするのも地域のクリニックの役割です。患者さんが話しやすい雰囲気づくりを心がけて、私からも「心配なことや、わかりづらいことはないですか」と、尋ねるようにしていますので、何でも聞いてください。お子さんと親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんに家族で来院してもらえる、地域に根差したクリニックに育てていきたいと思っています。

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