口腔トラブルと切り離せない
歯並び・噛み合わせとの深いつながり
アトラスファミリー歯科 久喜菖蒲
(久喜市/久喜駅)
最終更新日:2026/04/08
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一度発症すると何度も繰り返してしまう虫歯や歯周病。「きちんと治療を受けているし、毎日の歯磨きもできているのに、どうしてだろう」と困っている人もいるだろう。「歯のトラブルの原因には、口腔内の衛生環境はもちろん、噛み合わせの乱れが挙げられます」と教えてくれたのは「アトラスファミリー歯科 久喜菖蒲」の楡井工(にれい・たくみ)院長。日本人が歯を失う三大原因は虫歯・歯周病・歯の破折といわれているが、噛み合わせが悪いと歯の破折も起きやすい状態になるのだとか。近年は審美的な理由だけでなく、歯の磨きやすさや噛む力のバランスを重視し矯正を選択する人も増えているそうだ。「患者さんが80~90歳になっても歯を残せるように、噛み合わせの問題改善は虫歯と歯周病に次ぐ第3の予防です」と語る楡井院長に詳しく話を聞いた。
(情報更新日2026年4月1日)
目次
口腔トラブルとの深いつながりを持つ歯並び、補綴物の入れ替えや矯正など状況に応じ提案
- Q虫歯や歯周病は、歯並びと深く関わっているそうですね。
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A
▲口腔全体を見据えた治療の大切さを語る楡井院長
虫歯や歯周病というと予防のための衛生管理が注目されがちですが、歯並びや噛み合わせとの関係も無視できません。どんなに歯のセルフケアを頑張っていても、噛み合わせや歯並びのバランスが悪ければ、虫歯や歯周病を引き起こす恐れがあるからです。例えば、歯並びが悪いと歯が重なる部分ができ、歯ブラシが細部まで届きにくくなります。そのため、実は磨けていない箇所も出てきます。また、噛む力のバランスも歯並びに大きく影響し、特定の歯にばかり負荷がかかるケースも否定できません。いずれその歯にひびが入り、そこから菌が侵入して虫歯になったり、神経までもダメージを受けたりして、歯が割れてしまうことがあります。
- Q噛み合わせを改善するための方法を教えてください。
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A
▲噛み合わせや顎の状態を把握するため、CTを活用
これまでに何度も虫歯治療を受けている場合、その詰め物やかぶせ物による段差や隙間が口腔内全体の力のバランスに影響しているかもしれません。特に顎の動きや噛み癖などを考慮せずに、一本の歯だけを見て治療を行ってきた場合は注意が必要です。日本は保険制度が手厚く、虫歯治療のハードルが低いため、口の中が補綴物だらけという方も多いでしょう。このようなケースは、噛み合わせのバランスを改善するために、補綴物を入れ替えて適切な状態をめざしていきます。一方、原因が補綴物にない場合は矯正が有用です。
- Q矯正を選択する上で大切なことはありますか?
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A
▲患者一人ひとりのゴールを共有しながら進める
「見た目を美しくしたい」「機能面も重視したい」など、矯正のゴールを設定することが重要です。口腔状態の改善という観点では、歯をきれいに並べることはもちろん、しっかりと噛める状態にすることが理想ですね。しかし、中には「見た目が整えば十分」だという方もいらっしゃいます。歯列が整っているだけでも歯磨きはしやすいですから、矯正の意義は大きいかなと。なお、当院ではマウスピース型装置を用いた矯正を中心に対応しますが、矯正期間は症例に応じて半年~2年程度です。近年は60歳以上で矯正を受ける方も増えてきました。10代で矯正したものの歯列が乱れて再矯正を希望するという方もご相談ください。
- Q矯正後のメンテナンスについてもお聞かせください。
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A
▲家族で通いやすい雰囲気を大切にした受付
矯正用の装置が外れた後も、歯が動かないよう、歯科医師の指示どおりに保定装置を使用するようにしましょう。また、歯科全般にいえることですが、定期的にメンテナンスを受けていただきたいですね。例えば、建物や車も長く使い続けるためには定期的なメンテナンスが必要ですが、歯も同じなんです。ご自身では問題ないと思われても、見えにくい箇所の虫歯や歯並びの小さなゆがみが後々深刻な影響を及ぼす可能性があります。矯正も少なからずお口に負担をかけています。ぜひ定期的に歯や歯茎の状態を確認してもらうように心がけてください。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/44万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

