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大坪哲雄 院長の独自取材記事

医療法人社団 敬昭会 芙蓉診療所成人病医学センター

(新宿区/新宿三丁目駅)

最終更新日:2019/08/28

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新宿三丁目駅から徒歩約7分の場所にある「芙蓉診療所成人病医学センター」は人間ドック専門の医院だ。年間10000人の人間ドックを実施し、約4500人の内視鏡検査を実施している。医師、スタッフの数も多く、検査機器の種類も多い。それだけでなく、大学から専門医を招き、データのダブルチェックをするなど、病気の早期発見を徹底しているところが心強い。再検査が必要な方へは電話をする、受診勧奨のご案内を送る、健康教室を定期的に開催するなど、ドック後のアフターフォローも細やかだ。大坪哲雄院長は、年間1000人以上は内視鏡検査を実施している消化器内科の専門医で、苦しくない内視鏡検査には定評がある。また、この診療所の人間ドックで昼食に提供される、神田明神の『雅』が調理した健康モデル食『身体によくて美味しい食事』は美味しくてヘルシーだと好評だそうだ。
(取材日2012年5月28日)

年間人間ドック10000人、約4500人の内視鏡検査を実施

芙蓉診療所の人間ドックの特色を教えてください。

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まず、人間ドックの各種データですが、消化器、循環器、レントゲンなど専門の医師に来ていただき、当院の医師とダブルチェックをしています。例えば、心電図は機械で判定しますが、循環器の専門医がその心電図を見ると不整脈が見つかることもある。そのようなかたちで、すべての項目においてダブルチェックをしているので、病気の早期発見につながったケースもたくさんあります。それから、アフターフォローを徹底しているというのも、当院の人間ドックの特色だと思います。再検査が必要、というような結果が出た方には、必ず電話で再受診を勧めています。忙しい方からは迷惑がられることもありますが(笑)、こちらとしては病気になってほしくない、という一心です。アフターフォローの一環として、定期的に健康教室を開いたりもしています。特に、毎年年末に開催している著名人をお招きしての特別健康教室は、150〜200人もの方が参加するほど人気なんですよ。さらに、昼食が人気です。人間ドック当日は食事を抜いてきていただきますから、昼食は身体によく美味しいものを食べていただきたいと思い、管理栄養士に作ってもらった献立を、神田明神の『雅』に調理してもらった健康モデル食『身体によくて美味しい食事』としてお出ししています。

今までに、印象に残っている受診者の方はいらっしゃいますか?

別の病院で2〜3ヶ月前に内視鏡検査をしたばかり、という方が当院の人間ドックで食道がんが見つかったというケースがありました。内視鏡は使う人によって見方が違う場合もあるし、検査の後でがんが発生したのかもしれないのでなんともいえませんが、当院では年間約4500人の内視鏡検査を行っており、そのうち私自身、年間1000人以上は内視鏡検査をしていますから、ちょっとしたことでも見逃さないという自信はあります。でもその方のがんを早期発見できたのが何より嬉しいです。また、毎年当院で人間ドックを受けてくださっている方で、はじめて小さながんが見つかったことがあります。早期がんであれば、内視鏡でもとれますが、そういった手術は当院ではせず、受診者の方の交通の便がいい病院を紹介して手術をお勧めします。その受診者の方が、元気になって翌年も人間ドックに来てくれた時は嬉しかったですね。

検査や結果の説明の際に、心がけていることを教えてください。

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内視鏡の検査をする時、どういう状態だと苦しいかというのは自分が身を持って知っているので、自分がいやなことは絶対にやりません。どのように検査すれば患者さんが楽かを、常に考えています。内視鏡検査が初めて、あるいは以前に他院でやって苦しかった、という方には、検査時にどういう感じになるかをあらかじめ詳しく説明します。緊張している人も話をすることでリラックスしてくれる場合もあります。また、当院は経年受診者が多いので、過去の結果も含めて説明しています。検査結果をお話する時は、数字やデータをわかりやすく噛みくだいて、受診者の方がちゃんと理解できるように説明しているつもりです。一方的に話をしても、相手に理解していただかないと治療につながりませんからね。受診者とのコミュニケーションは大切にしています。

データ重視の人間ドックだからこそ、受診者とのコミュニケーションを大切に

大坪先生が医師になったきっかけは何だったのでしょう?

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父が開業医だったので、その姿を見ていい仕事だと思いました。消化器内科を専門に選んだのは、いい教授がいらしたのでその医局に入ったのがきっかけです。ちなみに私が博士号をとったのはピロリ菌の研究で、上部消化器が得意分野です。大学時代は、肝臓、胆嚢、膵臓なども一緒に研究・診察していましたし、内視鏡やエコーはしっかりと勉強させてもらいました。当院に来る前は、立川のほうの昭島病院で11年消化器内科を担当していましたが、常勤は私ひとりでしたので、ほぼ、患者さんを一手に診察していた感じがあります。

消化器内科の医師から、人間ドックの診療所の院長に就任されたきっかけを教えてください。

東京医科大学の医局からアルバイトで、当院に通っていたんです。前の院長先生が体調を崩されたので、やってみないか、とお声をかけていただいて、こちらに就任させていただきました。当院では、内視鏡の検査は私が担当しています。1日20人くらい検査しているでしょうか。私ひとりでは無理なので、大学から手伝いに来てもらって2人体制で実施しています。年間1000人以上は内視鏡検査をしていますから、下手ではないと思いますよ(笑)。他院では辛かったけど、当院では辛くなかった、と言われたときはやはり嬉しいです。今は、口からだけではなく、鼻からいれる細い内視鏡もあります。

内科の医師と、人間ドック診療所の院長では、やはり違うところがたくさんありますか?

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内科の医師であれば、患者さんを直接診察して、コミュニケーションをとって、お薬を処方して、一週間後に再受診してください、というような流れですよね。でも、人間ドックは、データを見ていいか悪いかを判断しなければならない部分が多いです。すぐに治療が必要なのか、3ヵ月後くらいに再検査してその結果で判断すべきなのかを、データで判断しなければなりません。普通の内科医師のように、直接患者さんを診て診断するか、データを見て診断するか、というところに大きな違いを感じますね。だからこそ、実際に受診者と接する場面・内視鏡検査や検査結果の説明の時は、受診者の方とのコミュニケーションを大切にしています。

市や区の健康診断を上手に利用して健康管理を

大坪先生の健康法を教えてください。

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毎年人間ドックを受診しています(笑)。内視鏡はもちろん、他の先生にしていただきますが、とても上手なので全然苦しくありません。この間の人間ドックでは、肝臓の数値がちょっと高かったので、以前毎日飲んでいたお酒を、2〜3日に1回に控えるようにしました。まだ病気の域ではなく、投薬も必要ないので、その段階で気をつけて、薬を飲まずにすむようにしたいと思っています。そして、こういう部分が人間ドックのよさなのでは、と思っています。痛みなどが出たときには、病状はかなり進んでいることが多いんです。人間ドックでは、その数歩手前の、データで見るとちょっと悪い、という段階から病気を予防することが可能ですし、病気であっても早期発見できれば簡単に治療することも可能です。それを、今、自分自身の身体で実感しています。それから、心がけていることは、歩くことです。雨の日以外は、毎日1時間歩くようにしています。あとは睡眠をしっかりとることと、バランスよい食事をとるようにする、ということですね。

今後の展望を教えてください。

建物が古くて狭いので、できることなら移転したいのですが、なかなか難しいので、受診者の皆さんが気持ちよく検査を受けられるように工夫しているんです。クリーニングやリフォームはこまめに行っています。最近は、窓を2重にしましたが、断熱効果、防音効果が全然違いますね。これはやってみて驚きましたし、よかったと思っています。また、検査の機械はどんどん新しくよいものが出てくるので、常に最新のものを導入するようにしたいと思っています。内視鏡やエコーは解像度が昔と今では全然違うんです。今度の秋頃には、内視鏡を新しくする予定です。検査項目も、新しいものがどんどん増えてきていますが、あれもこれもと増やしていくと間違いや検査漏れが出てくる危険があります。ですから、新しい検査項目ができた、と言われても、それが本当に必要かどうか吟味に吟味を重ねて、必要性を感じてから、追加するかどうかを決めるようにしています。

読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

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最近、婦人科系の病気がとても増えていると感じています。乳がん、子宮がんなどきちんと検診していただきたいと強く思います。当院でも、婦人科系の検査は女医さんに来ていただき、女性が受診しやすいようにしております。また、専業主婦や自営業の方で、会社の健康診断がない、という方は、市や区の健康診断を上手に活用してください。当院も新宿区の健康診断の対象医院になっていて、それを利用される方も多いですよ。何も症状がなくても、若い人であれば数年に1回、40歳以上であれば1年に1回は人間ドックで全身のチェックを行い、健康に日々の生活が過ごせるよう、スタッフ全員が一丸となって努力していきますので、お気軽にご相談ください。

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