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金中 直輔 院長の独自取材記事

頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科

(中野区/新中野駅)

最終更新日:2021/10/22

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新中野駅から歩いて1分の場所にある「頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科」。青い看板が目印の、明るい雰囲気のクリニックだ。コンセプトは「健康寿命の延伸」で、CT・MRIなどの医療機器や広いリハビリテーション室など、院内設備も整備している。金中直輔院長は東京警察病院で脳卒中のカテーテル治療に携わってきた日本脳神経外科学会脳神経外科専門医で後進の指導にも尽力。退院後のリハビリテーションやケアの重要性に着目し、2019年に開業した。脳神経外科をはじめ、頭痛や生活習慣病にも対応している。「大規模病院に引けを取らない設備にこだわり、専門性の高い医療を提供しています」と語る金中院長に、同院の特徴や、診療時の心がけについて話を聞いた。

(取材日2021年9月24日)

「健康寿命の延伸」をめざし頭痛やリハビリにも対応

ご経歴と脳神経外科に進まれた理由をお聞かせください。

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宮崎医科大学(現・宮崎大学)を卒業後、研修医として内科や外科を中心に学び、その後は東京都立墨東病院で救命救急センターや脳神経外科で研鑽を積みました。日本脳神経外科学会脳神経外科専門医の資格を取得後は、カテーテルを用いた脳血管治療などさらに専門性を深めるため、東京警察病院へ。たくさんの症例と研究活動を通じ、日本脳神経血管内治療学会脳血管内治療専門医、さらには若くして後進を指導する立場ともなりました。私が数ある診療科の中から最終的に脳神経外科を専門に選んだ理由は、東京都立墨東病院の救命救急センターでの経験にありました。救命救急センターには重症の患者さんが運ばれてきますが、その中で重症頭部外傷を負った子どもを担当したことがきっかけでした。意識の戻ることのない子どもとその家族を目の当たりにした時に脳の重要性を痛感したのです。

なぜ開業を選ばれたのですか?

開業前の10年間、私は東京警察病院で脳卒中のカテーテル治療を中心に診療に携わってきました。大規模病院には入院や手術のために十分な設備が整っています。しかし退院した患者さんにも、その後のリハビリテーションや再発予防に向けたケアができる行き先が必要です。開業を決めたのは、そのような患者さんの受け皿になりたかったから。大規模病院と連携して地域の患者さんを支える開業医をめざしたのです。クリニックならではのフットワークの軽さを生かし、迅速・簡潔に診療を行うこと。診断のためのデータを整え、必要に応じて大規模病院など設備の整った先にいち早くご紹介すること。大規模病院で手術を終えた患者さんのアフターフォローを行うこと。これらが私の考える開業医の役割です。東京警察病院や東京医科大学病院をはじめ、近隣の大規模病院とのネットワークも強化しています。

診療内容や力を入れている分野を教えてください。

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当院のコンセプトは「健康寿命の延伸」で、皆さんが快適に生活できる期間を延ばしていきたいと考えています。医学の発展した現在、平均寿命と健康寿命の間には約10年の差があるといわれています。この差をいかに縮めることができるかが当クリニックの使命の一つです。そのためにCT・MRIなど院内設備を充実させ、迅速な検査と診断を実現しています。またリハビリテーションも含めた綿密なケアを行い、患者さん一人ひとりに合わせた治療プランを立てています。脳神経外科の診療を軸として幅広い疾患にもに対応していますが、当院の特に特色的なテーマは「脳卒中診療」と「頭痛の外来」です。かねてより脳神経外科の患者さんの中で「頭痛」に悩む方が多いと感じていました。脳神経外科における頭痛診療を確固たるものにしたい。これが今の私の課題です。もちろん、めまいや痺れ、てんかんや外傷など脳神経外科特有の病気はすべて診療を行っております。

話しやすい雰囲気を大切に、患者の声に耳を傾ける

頭痛にはいくつかの種類があるそうですね。

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頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分けられます。「一次性頭痛」とは命に関わらない頭痛です。皆さんのよく知る片頭痛や筋緊張性頭痛、決まった時間に1ヵ月間ほど続く群発性頭痛が代表的なものです。命に関わらないものの痛みは強く、これらの症状に悩んでいる方は多いですね。「二次性頭痛」とは診断・治療が遅れることで命に関わる頭痛です。特にくも膜下出血の場合、後頭部や後頸部に突然にハンマーで殴られたような痛みが起こり、命を落としたり後遺症が生じることも。頭痛の診療では必要に応じてCTやMRIなどの結果を参考として頭痛の種類を見極め、大規模病院への紹介や薬の処方を行います。

リハビリテーションについて教えてください。

「タウン・リハビリテーション」という造語があります。体が不自由になった方も不便なく生き生きと暮らせるような街づくりを指し、その内容は行政による整備など多岐にわたります。当院はその中で医療としてサポートできることに力を注いでおり、その一つがリハビリテーションです。医療保険・介護保険・自費診療のいずれにも対応しています。脳卒中後や、整形外科の手術後で体が動きにくくなった方、腰や肩、膝の痛みなど加齢に伴い不自由を感じている方など、さまざまな患者さんがいらっしゃいます。リハビリを担当するスタッフは現在3人です。体の大きな動きの改善を行うための理学療法士が2人、手や指など生活上の細かい動作を訓練する作業療法士が1人おり、チームでリハビリに取り組んでいます。

診療の際に心がけていることはありますか?

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コミュニケーションを大切にし、患者さんの声に耳を傾けることです。患者さんの訴える言葉はご本人からするとすべて間違いのないものです。また「聞いてもらいたいのに話せなかった」ということがないよう、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。当院ではその日のうちにMRIの結果もお見せできるのですが、説明の際は患者さんにも画像を供覧していただきます。解剖学的にどの位置にあたり、どの角度からどのように撮影しているか。それらを説明した上で、わかりやすい言葉で診断結果をお伝えしています。頭の中はご自分で見られない場所ですし不安もおありでしょう。気になる点があればなんでも聞いてください。

レベルアップを重ね、より良い医療を提供し続ける

生活習慣病にも対応しているのですね。

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高血圧症・脂質異常症・糖尿病は、脳卒中のリスク因子です。遺伝的な要素もありますが環境的な要素も大きく、放置してしまうと動脈硬化につながりかねません。脳神経外科の医師が生活習慣病を診るのは意外と思われるかもしれませんね。脳卒中センター勤務時代は、この動脈硬化の終末像である脳卒中の患者さんを毎日診療します。そのほとんどが急性期には意識のない患者さんに対して血圧やコレステロール値のコントロールを行います。それは意識があり会話のできる患者さんと比べてシビアなもので、主治医の裁量で投薬についても綿密な調整が求められるため、血圧や脂質、血糖のコントロールには日常茶飯な業務でした。私たち脳神経外科医は、動脈硬化がどのように悪化して脳卒中に行き着くかも目の当たりにしています。皆さんが脳血管の病気を引き起こさないために、実臨床に沿った食事や運動のアドバイス、症状に応じて薬の処方を行います。

院内全体での取り組みがあれば教えてください。

スタッフ皆が患者さんの立場に立ち、患者さんに寄り添った対応を心がけています。受付時間を過ぎて対応することもありますので、スタッフの勤務シフトも工夫していますね。多忙な毎日ですからミスがまったくない、というわけではないですが、患者さんに不満や不利益があってはいけません。問題点はミーティングの場で共有し、同じ間違いを繰り返さないよう徹底しています。これまで積み重ねてきた経験を生かして、私も含めスタッフそれぞれが常にレベルアップを図り、今以上により良い医療を提供できるよう努めています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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どなたでも相談しやすい雰囲気のクリニックです。大規模病院に引けを取らない設備を整えることにこだわり、専門性の高い医療を提供しています。CTやMRIはその日のうちに検査し、検査結果を診察室でご説明できるのも特徴です。脳神経外科というと敷居の高いイメージもありますが、頭痛や生活習慣病といった身近な症状にも対応しています。「入り口はコンビニのように入りやすく、しかし診療は総合病院のように高度な内容を」をモットーにを心がけています。お体について悩みがあればお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自費リハビリ(短期集中プログラム:20分2310円~、1ヵ月集中コース:1回11万円)

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