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健康な人ほど受けてほしい
健康診断で病気の早期発見を

ひらたクリニック

(羽曳野市/古市駅)

最終更新日:2025/12/15

ひらたクリニック 健康な人ほど受けてほしい 健康診断で病気の早期発見を ひらたクリニック 健康な人ほど受けてほしい 健康診断で病気の早期発見を
  • 保険診療
  • 自由診療

進行すると命に関わるがん、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす大きな要因とされる生活習慣病。持病がある人は定期的に通院するため異常に気づきやすい一方、健康な人は症状が出るまで受診の機会が少なく、どうしても発見が遅れがちだ。だからこそ健康診断はまさに「健康な人が受ける予防的な検査」といえる。消化器内科のスペシャリストとして胃・大腸内視鏡検査、日本肝臓学会肝臓専門医として超音波検査を提供し、日本内科学会総合内科専門医として生活習慣病にも幅広く対応する「ひらたクリニック」の平田好正院長。多くのがん患者を診た経験から、健康診断や人間ドックの重要性を強く訴える医師の一人だ。検査から治療、アフターケアまで一貫して患者に寄り添う姿勢で地域医療に貢献する。そんな平田院長に、健康診断の意義や役割について詳しく聞いた。

(取材日2025年11月26日)

自分は大丈夫と思う人こそ受けてほしい、がんや生活習慣病を早期発見するための健康診断と人間ドック

Q健康診断の目的や受けるメリットについて教えてください。
A
ひらたクリニック 早期発見のためにも、健康診断をしっかりと受けることが重要

▲早期発見のためにも、健康診断をしっかりと受けることが重要

健康診断の大きな目的の一つは、がんを早期に発見することです。大腸がんや胃がんなどは症状が現れてから検査を行うと進行しているケースが多く、予後も厳しくなりがちです。反対に、早期の段階で病変を見つけることができれば、予後改善も期待できます。そのため、症状が出る前、つまり病気がないと思われる人にこそ、積極的に受けてほしいのが健康診断です。「2人に1人ががんに罹患する時代」ともいわれ、死亡原因でも大きな割合を占めるため、早期発見の重要性は一層増しています。また、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす要因の一つでもあり、こちらも健康診断による早期発見が欠かせません。

Q健康診断、検診、人間ドック、それぞれの違いは何でしょう?
A
ひらたクリニック 同院の人間ドックでは、超音波検査も含め精密な検査を行っている

▲同院の人間ドックでは、超音波検査も含め精密な検査を行っている

健康診断は、健康な人の中から病気の疑いのある人を見つけ出すことを目的に行われます。例えば、自治体や健康保険組合が実施する健康診断には生活習慣病健診があり、40~74歳を対象とした特定健康診査では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した項目を中心に検査を行います。最近では、40歳未満を対象にしたプレ特定健診を設ける自治体も増えてきました。一方、検診は特定の病気の有無を調べるための検査で、胃がん検診や乳がん検診などのように目的が限定されています。人間ドックは、生活習慣病をはじめ自覚症状が現れにくい病気を早期に見つけることを目的とし、通常の健康診断よりも詳しい検査を行う点が特徴です。

Qこちらで行う人間ドックの特徴を教えてください。
A
ひらたクリニック 1年に1回は、自身の体の状態を知るためにも人間ドックの受診を

▲1年に1回は、自身の体の状態を知るためにも人間ドックの受診を

当院では大腸内視鏡検査や胃内視鏡検査をはじめ、エコー検査にも対応しています。国がスクリーニングを義務づけている健康診断よりもさらに検査の精度を高め、さまざまな疾患を見つけていくことを目的としています。車のメンテナンスに例えるなら、半年に1回の定期点検が健康診断だとすれば、3年に1回の車検というフルメンテナンスが人間ドックというイメージです。人間ドックは、できれば1年に1回受けることをお勧めします。また、本院と共同利用できるようCTを導入した分院の立ち上げも計画しています。CT検査では、通常の健康診断では把握しきれない臓器の状態まで確認でき、がんや動脈硬化の早期発見にもつながります。

Q健康診断の結果を放置したり再検査を受けないリスクは?
A
ひらたクリニック 早期から管理を行うことで、大きな疾患の予防へとつながる

▲早期から管理を行うことで、大きな疾患の予防へとつながる

がんを放置する方はほとんどいませんが、血圧やコレステロール、血糖値が「少し高いだけ」という場合は、どうしても放置されがちです。症状がないため、そのままにしてしまう方が多いのだと思います。しかし、高血圧や脂質異常症、糖尿病は、気づかないうちに動脈硬化を進行させるため、症状が現れる頃には脳梗塞や心筋梗塞を発症し、命に関わる状況につながりかねません。がんが「突然来る病気」だとすれば、血圧や血糖などの異常は「静かに忍び寄る危険」のようなものです。症状がない段階でこそ、しっかりと管理していくことが重要です。そのため、当院では保険診療を充実させるとともに、健康診断や人間ドックにも力を入れています。

Q健康診断や人間ドックを行う際心がけていることは何でしょう?
A
ひらたクリニック 検査結果についても、わかりやすく丁寧に説明を行っている

▲検査結果についても、わかりやすく丁寧に説明を行っている

当院では、保険診療も含め、患者さんに寄り添うことを最も重要な根幹としています。健康診断を受けた際、結果を印刷した紙だけ渡されて意味がよくわからなかったという話を耳にすることもあります。そこで当院では、検査後の説明を丁寧に行っています。また、健康診断や人間ドックの結果、治療が必要になった場合は当院で対応。進行がんが見つかり、より高度な治療が必要であれば信頼する医師へ紹介するとともに、当院では心理的・経済的なサポートにもしっかり対応しています。患者さんには「何か不安があれば、いつでも相談してください」とお伝えしており、健康診断や人間ドック後のアフターケアも、当院が心がけている大切な取り組みです。

ドクターからのメッセージ

平田 好正院長

当院では、大きな病院並みの水準を追求した大腸・胃内視鏡検査、エコー検査などを実施していますが、健康診断や人間ドックにおいては、これらの検査だけで十分だとは考えていません。今後開設する分院ではCT検査を導入し、検査精度を引き上げるつもりです。人間ドックは一定の費用がかかるため、それに見合うクオリティーを提供することが重要。また、分院には大腸内視鏡検査の前準備として下剤を飲む専用個室も設け、安心して検査を受けていただける環境を整える予定です。今後は分院と連携しながら、精度にこだわった検査を提供していきます。症状がなくても、些細な困り事でも構いません。健康管理のきっかけとして、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/1万2000円~、胃内視鏡検査/2万6000円、大腸内視鏡検査/3万4000円、上下内視鏡検査/4万6000円

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