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楳津 徳弘 院長の独自取材記事

新宿三丁目北歯科

(新宿区/新宿三丁目駅)

最終更新日:2024/03/15

楳津徳弘院長 新宿三丁目北歯科 main

患者の「満足」を追求し、完全自由診療で質の高い歯科治療を提供する「新宿三丁目北歯科」。完全自由診療としている理由について、楳津徳弘(うめつ・のりひろ)院長は「全力で患者さんに向き合いたいですし、望む治療を幅広い選択肢から選べてこそ、心からの満足につながると考えるからです」と熱く語る。そのために先進の治療法や設備などを取り入れるのはもちろんのこと、要望をくむ会話の仕方といったコミュニケーションにおける配慮も欠かさない。取材では、同院で受けられる治療や、患者に対するこまやかな対応について語ってもらった。

(取材日2024年01月24日)

100%の力で応えるため「完全自由診療」にこだわる

こちらでは、どのような診療をされているのでしょうか?

楳津徳弘院長 新宿三丁目北歯科1

歯を抜かない治療にこだわり、そのために必要になってくる歯周病治療、根管治療、部分入れ歯には力を入れています。というのも、これらの治療は難易度が高いため、患者さんの思うような結果が得られず、歯を失うことに直結し、不満が残りがちな領域だと感じているからです。根管治療などは目に見えず結果がわかりにくいので、理解を得にくい側面もあると思います。当院では、通常の診療では満足を得にくい領域でこそ少しでも多くの患者さんの助けになれたらと考え、より高いレベルの診療が提供できるように努めてまいりました。歯科医師のスキルアップはもちろん、設備や予約時間の取り方まで「良い結果」のために尽力しています。他院で治療がうまくいかなかったり、抜歯を勧められた方の受け皿になることにも努めておりますので、諦めずに一度相談に来てほしいですね。

診療方針として「完全自由診療」であると聞きました。

そうですね。患者さんの望みをかなえることにこだわりたいですし、私が身につけてきた技術や知識の100%で向き合いたいので「完全自由診療」としています。ですから設備投資はもちろん、治療法や知識を習得する時間も惜しみません。治療にあたっては、一人ひとりに合う治療プランをゼロから組み立てます。まずは患者さんのお話を聞き、私たちも説明を尽くして、同意のもとで進めることで、より「満足」につながるのではないでしょうか。人によって望む「最善」は違うものですから、それに合うさまざまな選択ができることも「完全自由診療」のメリットといえます。患者さんの中には「自分がどうなりたいのか」というビジョンをしっかり持って来院される方もいて、私はリクエストが多いほど燃えるタイプ。こだわりの強い方にも質の高い治療で応え、満足してお帰りいただきたいと思っています。

治療をする際は、「歯をなるべく抜かないこと・削らないこと」を重視されているそうですね。

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何度も虫歯が再発すると抜かざるを得なくなるリスクも高まりますから、将来に歯を残すためには徹底的な治療を行い、再発を予防することが肝要でしょう。そこで、力を入れているのが根管治療です。虫歯菌の感染が歯の内側にある「歯髄」という組織にまで至ってしまった場合に、その組織と菌を除去するための治療ですが、難易度が高く除去しきれずに虫歯が再発してしまったという話はよく聞きます。そういった方たちのお悩みを解決するための新しい治療法も当院では取り入れておりますのでぜひご検討ください。

治療の提供だけを目的にせず「納得」「満足」をめざす

ほかに力を入れているという、歯周病治療についても教えてください。

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歯周病になると、歯磨きでの出血、時々歯茎が腫れる、口臭といった症状が出ます。悪化すると歯を支える骨を溶かし、歯を失う原因になりますので、再発しにくい治療が必要です。歯周病であるかどうかは、当院では歯周病菌の種類と量で判断します。「歯周病菌が増えているかどうか」が基準になるので、多様な方法で検査し、菌の量を把握します。歯周病菌が増える理由はさまざまで、その人の生活背景や口腔習癖などにもよります。「きちんと歯磨きができていない」というのは、実は歯周病にあまり関係がありません。そこで歯磨きに頼らない歯周病治療を1日で行っております。単に歯科でクリーニングをするだけではむしろ逆効果になる場合もあるので、原因を見極めた上で適切な治療をすることが肝要です。

原因によって、治療を変えるということでしょうか。

そうですね。原因が違うと治療の方向性も大きく変わってきます。見極めるために詳細な検査が必要ですし、患者さんのお話を聞くことも大切です。例えば、歯周病のような不快な症状が歯ぎしりなどで出る方もいますから、その場合は歯周病菌を減らすための治療をしても改善は見込めないでしょう。歯周病に限ったことではありませんが、治療はあくまで、「手段」であるという意識を忘れないようにしています。「手段の提供」を目的にせず、広い視野で原因を見極めて結果にこだわることが、 患者さんの満足につながるのではないでしょうか。

部分入れ歯の治療についてもお聞かせください。

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部分入れ歯について「入れ歯はうまく噛めない、痛いのは当たり前」「長く持たないもの」「見た目が悪い」などのマイナスイメージをお持ちの方は少なくないでしょう。「他の歯に負担がかかるもの」とお考えの方もいらっしゃると思います。しかし私は、入れ歯は他の歯の寿命を短くするものではなく、むしろ延ばすためのものであるべきと考えます。そのために、入れ歯そのものだけではなく、周囲の歯も含めて診ることも重視しています。周囲の歯をきちんと治療することで、部分入れ歯も長く使い続けることが見込めるのです。入れ歯そのものの機能的な役割はもちろん、お口全体の健康や快適さをめざして部分入れ歯を作っています。治療を通じてマイナスイメージを払しょくできたらうれしいですね。

大切なのは患者と歯科医師、双方向の対話

患者さんと話すときに心がけていることは何ですか?

楳津徳弘院長 新宿三丁目北歯科5

一番気にしているのは、双方向のコミュニケーションになっているかどうかです。患者さんと歯科医師のどちらか一方だけが話している状態は、決して良いとは言えません。どこが痛い、いつから症状がある、どうしたいかなどはご本人にしかわからないことでしょう。一方で、医療的な面では歯科医師にしかわからないこともあります。「患者さんは口を開け、歯科医師が治療して終わり」といった関係だと、患者さんの本質的な要望を把握できず、治療後の満足感を最大化できない可能性があるでしょう。時々、「信頼しているから任せます」という方もいますが、まずはご本人の言葉で表現してもらい、共有することが大事です。それから、不満はないか、言えていないことはないかというのは、言葉だけではなく表情などからも察せられると思いますから、リアクションも気をつけて見ていますね。

患者さんの要望を第一に考えているのですね。

はい。些細な会話が治療のヒントになることもよくあるんですよ。ただし、話をするのが苦手な人もいますから、その場合は話す内容や伝え方を変える工夫をしています。時には、患者さんの様子から「本人も気づいていない要望」に気づいて提案をすることも、歯科医師が工夫できることの一つでしょう。また、少しでも治療に恐怖心がある人には、安心して治療に臨めるように、雑談などリラックスした雰囲気づくりを意識しています。加えて、患者さんの「納得」や「同意」を得る工夫として、経過を細かく見せることもしています。都度画像を撮影して治療の流れを振り返るのですが、これは歯科医師の技術の「種明かし」でもあり、自信がなければできないこと。しかし、私は正直でいたい思いもあり、取り組んでいます。

要望に応えるための配慮が、たいへんこまやかで驚きました。

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最終的な目的を歯科疾患の治療だけではなく、その一歩先の、患者さんに納得してもらい満足して帰ってもらうことに置いているので、そのための方法を追求するうちにこうした対応をするようになりました。治療前から治療後にかけて、歯科医師だけが知っている情報を限りなくゼロに近づけるのが理想です。情報を伏せて治療にあたることは、齟齬が生まれて後々に大きなマイナスにつながることもあるでしょうから、互いに共有できている状態にしておきたいのです。ですから、患者さんの真意を探れるような聞き方を心がけ、誘導するような言葉遣いもしないように気をつけています。この考え方の役に立っているのが、実は趣味の語学の勉強なんです。多言語を学ぶことで異なるものの見方が養われ、表現力や想像力が鍛えられるんですよ。今後もさまざまな方向から研鑽を重ね、患者さんの満足のために尽くしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

入れ歯治療/部分入れ歯:22万円~75万円、総入れ歯:66万円~110万円
歯周病検査/1万1000円
歯周病治療/22万円
虫歯治療/2万9000円~40万円
インプラント治療/38万円~45万円
根管治療/1根管3万5000円

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