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春日 崇臣 院長の独自取材記事

春日メディカルクリニック

(新宿区/江戸川橋駅)

最終更新日:2019/08/14

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「敷居を下げるどころか、うちには敷居そのものがないんです」と冗談交じりに語る「春日メディカルクリニック」の春日崇臣(たかおみ)院長。誰でも気兼ねなく来院してほしいという気持ちを素直に表した言葉だ。その言葉どおり、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった慢性疾患を中心に、地域のかかりつけ医としてどんな疾患・病気でもまず「診る」ことを大切にしている。コレステロールなども院内での迅速検査が可能、春日院長自ら上部内視鏡検査を行ってくれるのも頼もしい限りだ。さらに、国際医療研究センターで院長を務めた経験もある父を顧問に据えており、近隣の高度医療機関との連携もスムーズ。これから地域医療を支えていく春日院長に、開業の経緯や診療にあたってのモットーを聞いた。
(取材日2019年7月3日)

祖父が築き上げた地域住民からの信頼を引き継ぐ

新宿区の山吹町はおじいさまの代からのご縁だそうですね。

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ここは元々、私の祖父が開業していた春日医院というクリニックがあった場所なんです。地域密着型の医療機関として地元の方々とつながりがありました。患者さんの中には今でも当時のことを覚えておられる方がいて、祖父に対する感謝の気持ちをあらためて伝えてくれます。私もここ山吹町で育ち現在に至っていますので、祖父が地域医療に果たした役割の大きさを日頃から聞いていました。ですから、ごく自然に医師という職業に憧れを抱くようになっていったのだと思います。父が勤務医の道を選び、後を継がなかったこともあって、地元からはもう一度ここで開業してほしいという声が根強くありました。そうしたこともあって、将来は自分がここでもう一度開業しようと心に決めたんです。

そうすると、患者層は顔なじみのご高齢の方が中心ですか?

意外なことに、当初想定していたより若い方に多くいらしていただいています。特に日曜の診療などは、20代から40代くらいまでの会社勤めの方がほとんどですね。平日に時間が取れないとか、仕事がある日は疲れて行く気がしないという方も相当いるようで、土日診療に対するニーズがこれほど大きかったことに驚きました。主訴としてはごく一般的な内科の範囲のものですが、やはりお勤めの方が多いので、例えば平日のうちは我慢していた風邪や胃腸炎がなかなか治らないといったケースや、会社の健康診断で引っかかった数値が心配だから診てもらいたい、といったケースが目につきます。糖尿病をはじめとする生活習慣病を専門に据えていることもあり、当クリニックへの受診がご自身の病態と向き合うきっかけになればうれしいですね。若いうちに適切な治療を始めれば、将来もっと深刻な病気になることの予防にもなりますから。

生活習慣病を専門にされた理由は何でしょうか。

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将来の開業を視野に入れたとき、患者さんを最後まで自分の力で診ていける範囲で、長く深いお付き合いをしていきたいという思いがありました。診療科目によっては、やはり複雑な検査機器を必要としたり、救急疾患に対処できるだけの高度な医療体制を構築したりしなければいけないものもあります。そうなると、患者さんにとって一番大事な時に、他科の先生にお願いをしなければいけなくなる局面も出てきてしまう。私はそこに疑問を抱いていたので、開業医としてやっていく以上は、最後まで自分がしっかりと責任を持って付き合っていける科目を選びたいということで、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった慢性疾患を専門にしていくことに決めました。その気持ちはもう学生時代には固まっていて、大学卒業後は迷うことなく、内科、慢性疾患や生活習慣病を中心とした診療に従事しました。

徹底した患者ファーストで、一人ひとりの最適解を導く

クリニックの特徴を教えてください。

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院内で上部内視鏡検査が行えることでしょうか。日本糖尿病学会糖尿病専門医で、内視鏡も手がけられる医師はそれほど多くないと思います。私は大学卒業後、東京女子医科大学病院の糖尿病センターと、三木山陽病院という地方病院に勤務していたのですが、東京の大学病院では専門分野に専念できた一方で、地方の病院ではドクター自体が少ないので、1人の医師に消化器系や循環器系など、内科のほぼすべてを診られる力量が求められたんです。それはその病院の院長の方針でもあったのですが、そのおかげで一般的な内視鏡検査については自信を持って実施できるほどの経験を積むことができました。最近ちょっと胃の調子がおかしい、検査でピロリ菌が見つかった、というような場合には当院で気軽に検査していただけます。

診療の際に心がけていることはありますか?

患者さんの希望を尊重すること、患者ファーストで診療にあたるということです。医学的に100点満点の理想的な治療と、患者さんやそのご家族が満足する治療は往々にして違います。どちらが正解かという意味ではなく、教科書的な治療としては80点かもしれないけれど、患者さんにとってはそれが100点満点の選択になるという場合だってあるわけですね。その人にとってのベストな選択は何かということが大切で、例えば糖尿病治療にしても、インスリンを打ってただ目標の数値にするだけでいいのか。患者さんが食事や運動に一生懸命に取り組んでいるのだったら、少しくらい糖尿の数値が悪い時期があったとしても、それにちょっとお付き合いしながら一緒に歩みを進めていく、そういう医療をしていきたいと私は思っています。

そのようなお考えを持つようになったきっかけは?

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三木山陽病院の院長先生から受けた影響が大きいと思います。とにかく、院長先生は患者さんやそのご家族に対しての話し方や振る舞いが素晴らしかったんです。自信とホスピタリティーに満ちた接し方で、病気に直面している患者さんやそのご家族の心をほっと安心させてくれるような安定感がありました。たとえ同じ病気で、同じような状況だったとしても、医師の言葉一つでこんなにも響き方が違うんだ、それほど医師の言葉は重いんだということを教わったのです。病気が見つかるということは、ほぼすべての人にとってつらい出来事でしょう。一番悪いケースを想像しがちですし、結果もそのとおりになるかもしれません。だからこそ私は、患者さんやご家族の気持ちに寄り添って、少しでもその方々の満足度が高くなるようなベストな選択を導いていきたいと思います。

開業医として、入り口から出口までの道しるべを示す

ほかの病院や施設との連携体制を教えてください。

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高度な治療やより詳しい検査が必要なときは、以前の勤務先である東京女子医科大学病院や、私の父が総長に就いていた国立国際医療研究センターにご紹介しています。その父には、当クリニックの顧問として外来診療の一部を任せています。父は臨床の経験も豊富ですし、患者さんの安心材料という意味でもたいへんありがたい存在ですね。地域の開業医の役割の一つは、患者さんに入り口から出口までの道しるべを示すということだと思います。当クリニックを入り口に、こちらで対応できることなのか、高度医療機関への紹介が必要なのかをはっきりと振り分けながら、最終的な出口までの方向性を示してあげなくてはなりません。そういう意味で、近隣の大きな医療機関とスムーズに連携できるというのは、当クリニックの強みの一つかなと思っています。

ご自身の健康維持のためにしていることは?

もともと体を動かすのが好きなので、学生時代はキックボクシングを習っていました。今でも休みの日は気分転換を兼ねてクリニック隣接のトレーニングスタジオで汗を流しています。糖尿病の患者さんの前で私のおなかが出ていたら説得力がないですからね。そちらには、生活習慣病対策の一環として当クリニックの患者さんも数多く通っておられますので、時々一緒に汗を流すこともありますよ。

読者へのメッセージをお願いします。

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まずは気軽に来院していただきたいと思います。「診てもらうほどじゃないかな」と思っても、少しでも不安があればどうぞお越しください。どこの病院の何科に行けばいいのかわからない、といったご相談でも構いません。地域の開業医として、できる限りどんな疾患や病気でも「まず診る」ことを大切にしています。当クリニックはスタートを切ったばかり。今後、地域のニーズをもっと見極めて、患者さんの満足度を上げていけるようなクリニックに進化してきたいと思っています。休日診療の在り方や在宅医療のニーズなど、これから検討すべき課題は多いですが、それを見極めるためにも患者さんとのさらなる出会いを待っています。

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