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滝澤 憲一 院長の独自取材記事

南加瀬ファミリークリニック

(川崎市幸区/新川崎駅)

最終更新日:2019/08/28

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「病気の8割は地域の診療所でも治せると言われているんですよ」と微笑むのは、「南加瀬ファミリークリニック」の院長、滝澤憲一先生。風邪から心臓疾患、糖尿病と、子どもから高齢者まで「なんでも診られる」開業医として南加瀬メディカルモールに同クリニックを開院。「患者さんが要介護者にならずに済むよう外来でサポートしていきたい」と、訪問診療で学んだ医療と大学病院や中核病院で学んだ医療を融合させ、一人ひとりの患者に合わせた医療を提供している。「みんな徒歩や自転車で来られるので、駐車場が埋まらなくて」とうれしそうに話す滝澤先生に、開院の想いから今後の展望までじっくり聞いた。
(取材日2019年6月7日)

子どもから大人まであらゆる疾患に真摯に対応

まずはクリニックの特徴についてお願いします。

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当院は風邪や腹痛、インフルエンザや嘔吐、下痢などの一般内科から糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、予防接種、健康診断、訪問診療まで幅広く対応するファミリークリニックです。小さなお子さんから高齢の患者さんまで、「なんとなく調子が悪い」「何科を受診すればいいのかわからない」というような時に、なんでも気軽にご相談いただける地域のかかりつけ医として2019年4月に開院しました。また、体の病気を診るだけでなく、患者さんの不安な気持ちのケアもしながら全人的な医療を提供したいという考えから、心療内科的なアプローチも得意としています。実際、不眠や不定愁訴、うつ病などのご相談に来られる患者さんもいらっしゃいます。どのようなお悩みでも、「ここへ来て良かった」と笑顔でお帰りいただけるよう幅広く真摯に対応しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

この辺りは先生にとって思い入れの深い地域だそうですね。

私は開院前の数年間、訪問診療でこの地域を担当していて「この辺りは心の温かい方が多くていいところだなぁ」とずっと思っていました。加えて私の妻が子どもの頃、ここから歩いてすぐのところに住んでいましたが、この辺りにあったクリニックが閉院してしまって近隣のみんなが困っているのでなんとかしてほしいと言われたこともあり、開業を決意しました。実は妻が幼少期にお世話になった大好きなおばあちゃんが認知症になり、最期まで安心してこのエリアで暮らせるよう、責任をもって診てあげたいという気持ちも開業の決め手となっています。この地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちが安心してこの町で暮らし続けていかれるよう、精一杯サポートしていきたいと思っています。

診療方針について教えてください。

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できるだけストレスを感じることなく、安心して診療を受けていただけるよう心がけています。まずは患者さんがどのような医療を望むのかきちんとお聞きし、納得していただける治療法を選択していただきます。薬も医者に言われたからと漠然と飲み続けるのではなく、薬のメリットもデメリットも理解した上で飲むかどうかを患者さん自身に決めていただきます。そして最後に必ず「他に不安なことはありませんか?」とお聞きし、疑問や不安を残さずに納得していただいたことを確認して診察を終えるようにしています。また、当院では電子カルテの他、診療予約システムや自動釣銭機、電子マネー決済を導入し、診察が終わったらできるだけすぐにお帰りいただけるよう工夫しています。

高齢者医療を得意とするファミリークリニック

検査技師による心臓超音波検査心エコーも行っているそうですね。

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妻は循環器専門の検査技師です。予約制で心エコーを実施していますが、「胸が痛い」「動悸がする」という患者さんに、適切な診断ができるという安心感は大きいと思います。また、血管年齢の測定や不整脈検査にも対応している他、私自身は消化器内科の医師として大学病院で肝細胞がんを専門としてきたので、おなかのエコーに関してはその場で診断が可能です。

高齢者への包括的診療や訪問診療も力を入れているそうですね。

高齢の患者さんの多くが複数の疾患を抱えています。大変な思いをしてあちこちの科を回り、薬は増える一方、かえって体調が悪くなる。そうしたことがないよう、当院では複数の科の疾患を総合的に診て、その方に合った最低限の薬を出すようにしています。私は開院前の数年間、この地域で訪問診療に携わっていたので、介護に関する知識も人脈もあります。治療を行いながら「家でこのようなリハビリをしましょう」と提案すると、「こんなに生活が楽になるのか」と喜ばれることが多いです。介護サービスをなぜ受ける必要があるのか、しっかり説明すると、患者さんに受け入れてもらいやすいですね。通院が困難になった場合は訪問診療で対応します。適切なタイミングで医療や介護が介入すると、状態の改善や、良い状態を長く維持することにつながります。高齢者医療の経験豊富な医師が対応しますので、介護も含めて疑問や悩みがあれば気軽にご相談いただきたいですね。

心に残る患者とのエピソードについて教えてください。

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やはり医師になってすぐに担当した胆管がん末期の患者さんでしょうか。食事もまったくとれないような状態で胃に管を入れて栄養を取っていましたが、ご家族の方と旅行の計画をされたり、外泊で自宅に帰られたり、最期までその方らしく生きられたと思います。末期がんの患者さんとどのように接すればいいかもわからなかった私に、患者さんと医師がお互いの想いをぶつけ合いながら最善の道を探ればいいのだということを教えていただきました。

納得の医療で家族みんなの健康寿命を生涯サポート

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごされるのでしょうか?

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結婚する前は山に登っていましたが、今は小さな子どもがいるので、休日は家族と過ごしています。子どもたちは室内の大型遊具のある遊び場や、こどもの国などが大好きなのでよく遊びに連れていきます。子どもと一緒に遊んだり、遊び疲れて満足そうに眠る子どもの顔を見ることが今は一番の気分転換です。自分が実際に子育てを経験したことで、薬を飲まないお子さんへの工夫などアドバイスができるようになった気がします。

今後の展望をお聞かせください。

今、この地域にはいろいろな科を受診するために、いくつもの診療所をわたり歩いて、苦労していらっしゃる患者さんが大勢いらっしゃいます。どのような病気・症状でも診てくれるような、かかりつけの診療所を一つ持ち、窓口を絞ることで、むやみに薬を増やすことなく、症状や家庭環境に合わせた最善の医療が受けられるようになることを一人でも多くの方に知っていただきたいですね。また、当院で診ている患者さんが10年後、20年後に通院が困難になった時に、「これ以上はうちでは診れません」ということなく、訪問診療で最期まで責任もって診させていただきます。もちろん、必要とあれば近くの大きな病院と連携して、高度な医療を受けていただくことも可能です。小さなお子さんから高齢の方まで、「ここへ来ればなんとかしてもらえる」と、地域の方に安心して来ていただけるようなクリニックになれたらうれしいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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病気に関してどんな些細なことでも、不安や疑問があったら、気軽にお問い合せください。適切な検査をして「なんでもない」ことがわかれば、それだけで気持ちが元気になります。あちこちの機関を利用してみたけれど何かすっきりしないという方は、病気が深刻になる前に適切な医療を受けることが大切です。当院では患者さんやご家族の方が安心して穏やかな日常生活を過ごせるよう、納得のいく医療を心がけています。「ファミリークリニック」というとお子さんの多いイメージを抱かれるかもしれませんが、小さなお子さんから高齢の患者さんまで、最期も含め家族全員の健康をサポートします。内科から皮膚科、心療内科、小児科、高齢者医療までなんでも診ることができる町医者として頑張りますので、何か困ったことがあれば気軽にご相談ください。

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