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中山 俊太郎 院長の独自取材記事

LIFE CARE DENTAL OFFICE

(江戸川区/船堀駅)

最終更新日:2021/07/12

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「これまで受けてきた歯科医療に疑問がある患者さんと向き合い、一人でも多くの人を救いたい」という熱い思いを持つのは、「LIFE CARE DENTAL OFFICE」の中山俊太郎院長。2019年の3月に江戸川区にオープンした同院は、患者との対話を重視した「デンタルインタビュー」から始まり、精密検査や予防プログラムへとつなげていく独自の診療システムを構築。当初は戸惑う患者もいたそうだが、2年たった今では、「治療より予防を楽しみに来院される方が増えてきました」とうれしそうに中山院長は語る。そんな中山院長に、開業してから現在までの患者の変化や、こうしたシステムを取り入れた背景について詳しく聞いた。
(取材日2019年4月10日/再取材日2021年4月6日)

口腔の健康は、患者の意識を変えることから

初診時に「デンタルインタビュー」を行っているそうですが、通常の問診とは違うのでしょうか?

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当院では、初診時に患者さんとじっくり対話する時間を設けています。一般的な問診では、症状や過去の治療歴、全身疾患の有無など口腔や全身に関する情報を集めますが、当院ではそれだけでなく、90分かけて患者さんの訴えに耳を傾け、「思い」を引き出します。例えば、これまで受けてきた治療の経緯やお口に対する考えを伺う中で、潜在的な不安や不満が浮かび上がってくることがあります。それを踏まえて、これから「どうなっていきたいのか?」を一緒に考えていくのです。「LIFE CARE」という名前が表すとおり、当院は、痛くなった歯を治療するだけでなく、皆さんのお口の健康を長期的に支えるクリニックでありたいと思っています。そして、良い状態を保てるような歯科医療を提案するためには、まず患者さんのことを知る必要があると考えています。

開業から2年がたち、患者さんの意識に変化はありますか?

やはり「歯科医院は治療をする場所」というイメージがあるからか、お口の中の不具合に対して、「治してほしい」という方が多いです。一方で、少しずつ変わってきたなと感じるのは、「治療を受けること」より、「予防すること」が必要なんだという意識を持つ方が増えてきたこと。それは、診療を通じて私たちが病気の原因について解決しなければ、同じことの繰り返しだということを丁寧に何度も伝えてきたからだと思います。もちろん「治療」も必要ですが、自分の口の中についてしっかりと理解し、二度と病気にならないようにするにはどうしたら良いのかを考え、行動する。そんな変化が患者さんに見られるようになってきました。

なぜ、そのような変化が起きたのでしょうか?

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人が行動変容を起こすときは、必ず「自分のイメージ」と「実際の状態」にギャップを感じています。例えば、ダイエットをする人は鏡に映った裸の体を見たり、体重計に乗ってみることで、「あれ? 足が太くなっている」「あれ? 体重が3kgふえている」と思うから行動に移すのです。同じように、ほとんどの患者さんは自分の口の中のことを知らないので、実際に見た時に想像よりも「汚い」「まずい」状態だとギャップを感じます。すると口の中に興味を持つようになり、より詳しく知りたいと精密な検査を望むのです。虫歯や歯周病は生活習慣病でもあることから、病気を改善、予防するためには、患者さん自身のこうした意識の変化が必ず必要だと考えています。

きちんと予防するには、精密な検査が必要

こちらで行っている「精密な検査」とは、どういうものですか?

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歯が悪くなる主な原因は、「虫歯」「歯周病」「噛み合わせ」と考えられることから、当院ではこの3つについて詳細に調べます。虫歯の状態を正しく診断するには精密なエックス線写真が必要ですし、歯周組織の検査をしなければ歯周病の状態はわかりません。さらに噛み合わせの検査で、顎の動きなどを診ることも治療の精度を高める上で欠かせません。一般的に検査というと、医療従事者側の情報収集という側面が強いですが、私たちは共同診査という考え方に基づいて行っています。共同診査とは、健康状態について患者さんと医師がともに現状を理解し診断を下すことです。そのため、検査をする際には歯周病の状態を一緒に見て、患者さんに自身のお口の現状をしっかりと理解していただくことが、治療に大きく影響すると考えています。

患者さんの理解が、結果にもつながるのですね。

精密な検査を行い、ご自身の口の中の状態をより詳しく把握することができれば、どこに問題があり、病気を治すにはどうしたら良いのかを、患者さん自身が考え行動するようになります。たとえ、それまで虫歯治療を繰り返してきた患者さんであっても、原因を理解し、その解決に向けた行動を起こせば、もう虫歯で悩むことはなくなるでしょう。つまり、病気の原因を突き止め解決し、それを習慣化することができれば新たな問題は起こらないはずなんです。そこで当院では、病気の原因とその解決法についてきちんと知っていただくための手段の一つとして、「予防プログラム」を提供しています。

「予防プログラム」について教えてください。

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予防のプロフェッショナルである歯科衛生士が行う、虫歯・歯周病を予防するための実践的なプログラムで、患者さんのセルフケアのレベルアップをめざしています。ご自身でお口の状態を意識できるようになると、歯磨きのスキルが向上したり、症状が悪化する前に気づけたりするようになります。またセルフケアのトレーニングと並行して、歯科衛生士によるクリーニングも行い、習慣化をめざしてサポートしていきます。例えば、歯周病の患者さんの中には、歯磨きの時に血が出ることを疑問に思わない方もいるのですが、プログラムを受けることで、原因であるプラークをセルフケアで除去すれば、自身で改善をめざせる病気だと理解していただけるはずです。その結果、磨きづらい部位も自分で工夫しながらケアできるようにしたいという意識に変わっていくと考えています。

大事なのは一緒に考えてくれる歯科医院を選ぶこと

先生の考える良い歯科医院とはどのようなものでしょうか?

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私の考える良い歯科医院の条件は3つあります。1つは「あなたのために、十分に時間をかけてくれる」、もう1つは「あなたのために、病気の原因を教えてくれる」、そして3つ目は「あなたのために、病気の解決策を教えてくれる」というもの。これらを満たす歯科医院であれば、十分に時間をかけて患者さんの話を聞き、きちんと検査をして原因を突き止め、問題を解決するにはどうしたらよいかを一緒に考えてくれるのではないでしょうか。

そんな歯科医師のいる歯科医院と出会えたら、安心して任せられそうですね。

そうですね。歯科医師の仕事は「治療」がメインではありますが、「良い治療」をしたとしても、それだけでは根本的な問題は解決しません。患者さんが根本的な解決策を見つけるには、真剣に向き合い本当のことを教えてくれる、信頼できる歯科医師との出会いが不可欠です。さらにもう一つ大事なのが、「予防」を担当する歯科衛生士の存在です。歯科衛生士は、患者さんのお口の健康を長く維持できるよう、一番近くで守ってくれるパートナーといえると思います。

最後に、読者へのメッセージをお聞かせください。

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当院が、デンタルインタビューや精密検査、予防プログラムに時間を費やすのは、患者さんが歯のことでこれ以上悩まずに済むようにし、より充実した暮らしを実現していただくためです。お口の中には隠れた問題があり、ご自身では気づけないことも多いです。だからこそ自分の大切な体のために、きちんと病気の原因を見つけて一緒に考えて解決してくれる、あなたのパートナーというべき歯科医院を選んでいただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

虫歯・歯周病の予防/2万7500円~、メンテナンス/7700円~、小児メンテナンス/5500円~

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