子どもの健康を守るために
0歳から始める親子の歯科通院
ななつ星歯科
(鹿児島市/鹿児島中央駅)
最終更新日:2025/04/07


- 保険診療
子どもの将来の健康を考えると、幼少期からの歯科受診が欠かせない。虫歯の予防はもちろん、不正咬合などを早期に発見することで、永久歯への悪影響を減らすことができるからだ。また、子どもを最優先に考えるあまり、自分自身のケアを後回しにしがちな母親も、定期的なメンテナンスが重要であることに変わりはない。しかし、「自分が診療を受けている間に子どもがぐずったらどうしよう……」と不安を感じる人も多い。だからこそ、親子で受診しやすい環境が整った歯科医院を選びたいもの。「楽しく快適で、患者さんが好きになってくれる歯科医院でありたい」と語るのは「ななつ星歯科」の渡辺航太院長。親子が安心して通える環境づくりに注力している。そんな渡辺院長に幼少期からのケアの重要性や診療のこだわりについて話を聞いた。
(取材日2025年3月24日)
目次
将来の子どもの歯を守るために「通いやすさ」にとことんこだわる
- Q子どもはいつ頃から歯科医院に通うと良いでしょうか?
-
A
▲小児の検診では、クリーニングだけでなくフッ素塗布も行う
鹿児島市では1歳から定期的に小児歯科健康診査やフッ素塗布の案内が届きますので、まずはこれを目安に歯科医院を受診されると良いでしょう。特に半年から3歳まではお子さんのお口にとって重要な時期。早めにフッ素塗布をしておくと虫歯予防に役立ちます。また理想としては赤ちゃんがおなかにいる妊娠中からケアを始めてほしいです。安定期に入ったら歯科医院を受診して、お口を清潔に保っておくことが、お子さんの虫歯予防につながります。なぜならお母さんやご家族から、虫歯の原因菌が子どもに移ることが多いからです。ご家族みんなで一緒に歯科医院に通院し、良好な口腔環境をつくることが大切なお子さんのお口のトラブル予防になるのです。
- Q幼少期から歯科医院に通うメリットを教えてください。
-
A
▲歯が生えてきたら一度受診することを勧めている
虫歯ができてから受診される方が多いのですが、虫歯は一度できてしまうと2個、3個と増えやすくなります。そのため、虫歯がないうちから歯科医院に通い、虫歯になりにくい口腔環境をつくっておくことが大切です。また、歯並びや不正咬合をチェックできるのも歯科医院に通うメリット。舌の使い方や口の周りの筋肉の使い方が正しくないと、口呼吸になり、見た目にも悪影響が出ますが、定期的に受診することで、問題を早期に発見し、きれいな口もとへ導くことができます。さらに、お口の健康は全身の健康とも密接に関係しています。つまり歯科医院に通う習慣をつけ、口腔環境を整えておくことが、将来の健康を守るためのポイントになります。
- Qこちらは立地や診療時間の面でも通いやすそうですね。
-
A
▲外観のピンクのロゴが目印で明るい受付
駅から徒歩6分とアクセスが良く、ビル1階のバリアフリー対応ですので、ベビーカーや車いすをご使用の方も安心して通院いただけます。駐車場もありますので、ご家族でも通いやすいと思います。診療時間は9時から19時まで昼休みなしで対応しています。幼稚園や小学校の帰り、仕事終わりやランチタイムに通われる方も多く、土曜日も診療しているため、忙しい方にも便利です。さらに、診療室はすべて完全個室ですので、「子どもが泣いて迷惑をかけないかな」と気にされる方もご安心ください。周囲を気にせず診療を受けられるため、歯科に苦手意識がある方も通院しやすいと思います。これからも「通いやすい歯科医院」にこだわっていきます。
- Q親子で通いやすくするためのこだわりは?
-
A
▲親子で安心して通いやすいキッズルームを完備
キッズルームにはたくさんの絵本やおもちゃがあり、その中央に診療台を設置しています。小さなお子さんは大きなクマのぬいぐるみの上で診療することも可能です。あと、お子さんが虫歯になるか否かはお母さんの口腔環境次第ですので、親子で通える環境を整備。お母さんの治療中、お子さんはキッズルームや託児サービスを利用できます。各部屋の名前は「おとめ座」など星座の名前を、スタッフを「スマイルコーディネーター」と呼んでいて「歯科医院らしくない」と好評です。なお当院は、厚生労働省が定める「口腔管理体制強化加算(口管強)」要件を満たしており、毎月保険適用で予防ケアを提供できる点も通いやすさにつながっていると思います。
- Q親子で通う際の治療の流れを教えてください。
-
A
▲子どものスピードに合わせて丁寧に説明
お子さんは無理に治療を進めず、まずは院内の雰囲気に慣れてもらうことから始めます。おもちゃで遊んだり、チェアに座ったりしながら、「頑張ろう」と思えるようになるまで見守ります。今では遊び感覚で通ってくれるお子さんも多くなりました。お母さんの治療は、カウンセリングから始まり、検査やブラッシング指導を行った後、必要に応じて虫歯や歯周病の治療を行います。妊娠中はホルモンの影響で口内の菌が強くなりやすく、出産後は寝不足やカルシウム不足などで、さらにトラブルのリスクが高まります。このような生活背景も考慮した治療によってお母さんの口腔環境を整えると、お子さんのお口も守ることができると考えています。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。