こころと眠りのクリニック 成増

澤田 法英院長

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東京メトロ副都心線・有楽町線の地下鉄成増駅から徒歩3分ほどの、「こころと眠りのクリニック成増」を訪ねた。院長の澤田法英(のりふさ)先生は、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室、大泉病院精神科などの勤務を経て2019年3月に同院を開業。現在はうつ病や認知症をはじめとする精神疾患の患者を対象に、板橋区、練馬区、和光市、朝霞市、新座市のエリアで訪問診療を行っている。通院を継続できずに治療がうまくいかなくなるケースがあるという精神疾患において、訪問診療に「ニーズを感じている」という澤田院長。「患者さんから、先生の顔を見るだけで安心する、と言われることもあります」とにこやかに話してくれた。今回の取材では、開業した理由や訪問診療にかける想い、今後の展望などを聞いた。
(取材日2019年4月10日)

精神疾患の治療中断を解決するため、訪問診療を開始

―開業を決めた経緯を教えていただけますか?

1、2年後には外来診療も始める予定ですが、現在は訪問診療を行っています。私はこれまで、慶應義塾大学の医局でお世話になった先生方にご指導いただき、精神疾患の治療継続性について研究をしてきました。精神疾患においては、治療の継続性を維持することがなかなか難しいという現状があります。特に統合失調症の患者さんは、早期で通院をやめてしまい、治療がうまくいかなくなるケースも多いです。そのため、外来で患者さんを診療する際は、「服薬アドヒアランス」の向上、つまり患者さんがご自身の病気を受け入れて、医師の指導のもと、積極的に服薬治療を受けてもらえるよう努めてきました。ただ、やはり通院治療には限界があり、訪問診療の必要性を強く感じるようになったのです。それで、以前勤務していた大泉病院からも近いこの地域で開業することにしました。

―精神疾患において、治療の継続性が難しいのはどうしてなのですか?

研究をしてわかったことは、治療継続の必要性がよくわからない、症状が良くならないと感じた、医師との相性が悪かったから、あるいはお金がないからという背景があること。また、家から出たくないという、病気の症状に関連する理由もありました。そういった中で治療を継続して進めていくには、費用の面で公的な支援も必要ですし、通院する環境を整える必要もあります。病院が遠いことや、待ち時間、通院時間が負担になっているケースもあるからです。いろいろなことが重なって、病院に行くことをやめてしまうのです。そういった意味では、これから訪問診療のニーズが高くなるだろうと感じています。

―「こころと眠りのクリニック」という名称ですが、睡眠に関するご相談も多いのですか?

精神疾患と睡眠は関連性がありますので、今後力を入れていきたいと考えています。現在は、高齢者施設に入所している方や、うつ病や認知症などをお持ちで在宅の患者さんを診療していますが、多くの患者さんが不眠という問題を抱えています。睡眠障害はご本人がつらいのと同時に、施設のスタッフの方や、ご家族の方も、夜間の対応に追われ、負担となっていることも多いです。良質な睡眠が取れるようになれれば、患者さんご本人も、施設スタッフやご家族の方も楽になりますよね。訪問診療を行うにあたり、身近で患者さんをケアしている方の負担も減らせるような関わり方ができればと思います。



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